おすすめミステリーアニメの紹介

作品紹介:BEASTARS

  • 放送期間
    2019年10月~12月(第1期)
    2021年1月~3月(第2期)
    2024年(FINAL SEASON)
  • 公式サイト
    https://bst-anime.com/#index
  • 制作会社
    オレンジ

〇出演声優

  • レゴシ(ハイイロオオカミ) (cv.小林親弘)
  • ハル(ドワーフウサギ) (cv.千本木彩花)
  • ルイ(アカシカ) (cv.小野友樹)
  • ジュノ(ハイイロオオカミ) (cv.種﨑敦美)
  • ジャック(ラブラドールレトリバー) (cv.榎木淳弥)

〇あらすじ

肉食獣と草食獣の共存する世界。食肉が重罪とされるなか、名門校・チェリートン学園で演劇部の生徒が食い殺される“食殺事件”が起きる。犯人は見つからず、不安に揺れる生徒たち。

そんな中、演劇部では死んだ生徒の代役を巡っていさかいが起きる。次期『ビースター』候補とささやかれ、演劇部のカリスマ的存在であるアカシカのルイに、逆恨みをした肉食獣の部員が襲いかかったのだ。それを庇ったのは、照明係の二年生・レゴシ。『鋭い爪』や『大きな体』など、強そうな外見とは裏腹に、心優しく無口で不器用なオスのハイイロオオカミだ。だが、当のルイはそんなレゴシを偽善的で気に食わないと言い、強引に夜間練習の見張りに任命する。

夜。誰もいない講堂裏の裏庭で、ひとり見張りをしていたレゴシの前に現れたのは―――小さな白いドワーフウサギの女子生徒・ハル。

その匂いを嗅いだ瞬間、レゴシの体を本能が駆け巡る。我を忘れて襲いかかり、気付いた時には、彼女を両腕に抱きすくめていた。腕の中で聞こえる鼓動が自分のものか、彼女のものかもわからない。しかしこのハルと、そして自分の本能との出会いが、静かで穏やかだったレゴシの人生を大きく変えていく。

彼女へのこの感情は、恋なのか?それとも食欲なのか?

オスとメス、肉食獣と草食獣。それぞれの痛み、そして強さや弱さに直面しながら、悩めるレゴシの青春がいま始まった―――

公式サイトより

〇感想・レビュー

最初のシーンでひつじの少女が寮に戻るシーン、主人公レゴシが手紙を渡しに来るシーンが良かったです。レゴシがウサギのハルに恋をしてしまった時、ハルがシシ組にとらわれたシーンで助けに行く勇気がある所も印象的でした。演劇部に入ってきた後輩ピノが、二匹を少し興味を持つシーンも怪しかったです。ピノが他のメス生徒と一緒にいるシーンは可愛かったです。演劇部の練習でピノが演技をしたシーンも、かっこよかったです。大晦日、レゴシとクマのと戦うシーンも迫力がありました。シャワー室の戦いも印象的でした。

作品紹介:進撃の巨人

〇出演声優

  • エレン・イェーガー (cv.梶 裕貴)
  • ミカサ・アッカーマン (cv.石川由依)
  • アルミン・アルレルト (cv.井上麻里奈)
  • リヴァイ (cv.神谷浩史)
  • エルヴィン・スミス (cv.小野大輔)

〇あらすじ

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた・・・。

まだ見ぬ壁外の世界を夢見る10歳の少年、エレン・イェーガー。エレンは仮初めの平和に満足し外の世界へ出ることを諦めた人々に違和感を覚える。彼らを「家畜」と呼ぶエレン。エレンを「異物」と感じる人々。

だが、壁をも越える超大型巨人の出現により、エレンの「夢」も人々の「平和」も突如として崩れ去ってしまう……。

公式サイトより

〇感想・レビュー

圧倒的な世界観とキャラクターの成長が魅力のアニメ。壁の中で暮らす人類が巨人に脅かされる世界で、主人公エレンや仲間たちが巨人との戦いに立ち向かう姿が感動的です。ストーリーは予測不可能で、常に驚きと緊張感があり、複雑な人間関係や陰謀も物語を盛り上げます。また、巨人というモチーフが描く哲学的なテーマも深く、視聴者に考えさせられます。アクションシーンは迫力満点で、戦闘シーンのスリリングさが見どころです。さらに、オープニングやエンディングの楽曲が作品の世界観を一層引き立てます。絶望的な状況に立ち向かう人間の強さや友情、そして絶望と希望の揺れ動く心情が胸を打つ作品です。

序盤の巨人の謎から中盤の世界の謎、終盤の世界の行方と壮大な物語になっていてとてもおすすめです。何重にも伏線が張り巡らされているので何度も観たくなります。登場人物も魅力的です。主人公のエレン、ミカサ、アルミンの3人がどう成長していくのかという視点で観るのがおすすめです。主人公のエレンが何を捨てて何を選択していくのか、ゾクゾクしました。また、立体機動という、空中をワイヤーを使って飛び回る動きが躍動感溢れるカメラワークで表現されていて素晴らしいです。何期もに渡って、どの期も丁寧にアニメ化されていて、とても満足な作品でした。

作品紹介:モンスター

  • 放送期間
    2004年4月~2005年9月
  • 制作会社
    マッドハウス

〇出演声優

  • ケンゾー・テンマ (cv.木内秀信)
  • ヨハン・リーベルト (cv.佐々木望)
  • ニナ・フォルトナー (cv.能登麻美子)
  • エヴァ・ハイネマン (cv.小山茉美)
  • ハインリッヒ・ルンゲ (cv.磯部 勉)

〇あらすじ

1986年、天才的な技術を持つ日本人脳外科医・Dr.テンマは、西ドイツ(当時)・デュッセルドルフのアイスラー記念病院に勤め、ハイネマン院長の娘エヴァと婚約し、ゆくゆくは外科部長から院長という出世コースを掴みかけていた。医師として漠然としたジレンマを感じつつも、深く考えることなく手術を重ね、研究に打ち込んでいた。

そんなある日、頭部を銃で撃たれた重傷の少年ヨハンが搬送されてくる。Dr.テンマは、院長の命令を無視してオペを執刀し、ヨハンの命を救う。しかしそれが院長の不興を買うなどの結果となり、院内の政治力学によって、テンマの順風な状況は一変し出世コースから転落する。そんな中、院長、外科部長らの殺害事件が発生。同時に、入院中だったヨハンと彼の双子の妹が失踪する。

1995年、外科部長となり職務に励んでいたテンマの前に、美しい青年に成長したヨハンが現れる。テンマの患者ユンケルスを目の前で何の躊躇もなく射殺し、過去の殺人を告白するヨハン。殺人鬼を蘇らせてしまったと自らの責任を感じたテンマは、怪物ヨハンを射殺するために、ヨハンの双子の妹アンナに再会することを企てる。殺人犯の濡れ衣を着せられ、キレ者のルンゲ警部に目をつけられたテンマは、ドイツ国内を逃亡しながらヨハンを追跡する。

Wikipediaより

〇感想・レビュー

心理サスペンスとしての深みと緻密なストーリーテリングが魅力のアニメです。医者である主人公テンマが、事件の真相を追い求める中で、狂気に満ちた数々の人間模様が描かれています。登場人物の心理描写がリアルで、善悪の境界線が曖昧な中、犯罪と正義、人間とモンスターの対比が描かれます。緊迫感溢れるストーリー展開と、キャラクターの葛藤が見どころです。終始引き込まれるサスペンス要素があり、予測不能な展開が視聴者を続きへと誘います。また、ドイツを舞台にした異国情緒あふれる雰囲気も作品の魅力の一つです。哲学的なテーマも多く、倫理や人間の本質について深く考えさせられます。心理描写のリアリティやストーリーの奥深さから、視聴者を惹きつける秀作といえます。

作品紹介:新世界より

  • 放送期間
    2012年10月~2013年3月
  • 制作会社
    A-1 Pictures

〇出演声優

  • 渡辺早季 (cv.種田梨沙)
  • 朝比奈 覚 (cv.東條加那子)
  • 秋月真理亜 (cv.花澤香菜)
  • 伊東 守 (cv.工藤晴香)
  • 青沼 瞬 (cv.藤堂真衣)

〇あらすじ

1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる超能力を身に着けていた。

注連縄に囲まれた自然豊かな集落「神栖66町」では、人々はバケネズミと呼ばれる生物を使役し、平和な生活を送っていた。その町に生まれた12歳の少女・渡辺早季は、同級生たちと町の外へ出かけ、先史文明が遺した図書館の自走型端末「ミノシロモドキ」と出会う。そこから彼女たちは、1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。

禁断の知識を得て、早季たちを取り巻く仮初めの平和は少しずつ歪んでいく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー

貴志祐介の小説が原作のSFサスペンスアニメです。超能力が使える世界で、バケネズミとの戦争に巻き込まれていく少年少女たちの物語です。超能力やバケネズミといった設定が、異世界を思わせるのですが、登場人物の名前は日本風です。それは何故なのかというのも謎の一つです。登場人物たちのキャラデザが可愛いのに、ストーリーやバケネズミの姿のグロテスクさのギャップ恐ろしいです。クライマックスでは住んでいる村がバケネズミ襲われるのですが、襲っている人物の正体は何なのかというのも見所の一つです。

作品紹介:妄想代理人

  • 放送期間
    2004年2月~5月
  • 制作会社
    マッドハウス

〇出演声優

  • 鷺 月子 (cv.能登麻美子)
  • マロミ (cv.桃井はるこ)
  • 猪狩慶一 (cv.飯塚昭三)
  • 馬庭光弘 (cv.関 俊彦)
  • 謎の老人 (cv.槐 柳二)

〇あらすじ

疲れた現代社会を癒す人気マスコットキャラクター「マロミ」をデザインした鷺月子は心の闇を持っていた。そして、月子に感化された人々が次々に通り魔「少年バット」に襲われ、市井の人々を恐怖へと陥れていく。しかし、幾人も被害者が出て、多くの目撃者がいるにもかかわらず、少年バットは一向に捕まりそうになかった。

少年バット事件を担当する刑事の猪狩慶一と馬庭光弘は、捜査を進める中で、被害者の持つ不思議な共通項に辿り着く。

公式サイトより

〇感想・レビュー

最初は嘘から始まり、その犯罪を真似る模倣犯かと思えば犯人が行った以外の犯行も存在したりと、非常に話が二転三転するサスペンスアニメです。各話主役が変わるので、多方向からの視点が描かれるので、観ていて謎が解けていっては増えるを繰り返し飽きはきません。人が追い詰められていく描写が苦手な方はしんどいでしょうが、その後がない状況に追い込まれる人間を丁寧に描いており、見ごたえがありました。結局このアニメの鍵である人間バットとは何だったのかと言う謎は残りはしますが、謎だからこそサスペンスは面白いので大いに楽しめました。

作品紹介:うみねこのなく頃に

〇出演声優

  • 右代宮戦人 (cv.小野大輔)
  • 右代宮朱志香 (cv.井上麻里奈)
  • 右代宮真里亞 (cv.堀江由衣)
  • 右代宮譲治 (cv.鈴村健一)
  • 紗音 (cv.釘宮理恵)

〇あらすじ

時は、1986年10月4日。舞台となるは、大富豪の右代宮(うしろみや)家が領有する伊豆諸島の六軒島。年に一度の親族会議を行う為に、当家の親族達が集結しつつあった。一見和やかに、久しぶりの再会を楽しむ親族たち。

しかし、島で待っているのは「当主死亡後の財産分割問題」という、親族同士に暗雲を呼び込む議題。かつて当主が、島に隠れ住んでいるとされる魔女ベアトリーチェから、資金調達の担保の為に授けられたとされる10トンの金塊を巡って、長男の横領を疑う親族たち。

それに対して、親族たちの困窮を見透かすかのように反撃に出る長男。さらに余命の迫った当主は、最愛の魔女ベアトリーチェの復活を願っており、自らの命だけでなく、親族郎党・資産の全てを生贄として捧げようとしていた。

そして、まるで彼らを閉じ込めるかのように、島は台風によって外部から隔絶され、巨大な「密室」と化してしまう。魔法陣が描かれた殺人現場から次々と新たな犠牲者が出ていく中、欲望と疑心の渦巻く六軒島に、魔女ベアトリーチェからの予告状が続々と届けられていくのであった。

はたして、これらは人間の起こした連続密室殺人なのか、それとも魔女の魔法によるファンタジーなのか? 各章ごとに繰り返される連続殺人事件の真相を、プレイヤーは神の視点から解き明かしていく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー

おなじみひぐらし同様、同人ゲームのアニメ化です。コミカルでファンタジーなシーンも多いのでグロテスクさや恐怖感が程よく緩和されてかなり見やすいサスペンスになっていると思います。無人島に閉じ込められた一家が1人1人消えていく(亡くなっていく)のだが推理をしていく面白さがあります。推理をしていても「魔女」や「魔法」といった要素が加わるため、一筋縄の推理ではいかないのがもどかしくも面白いです。「そんなバカな」と思わず声を上げて笑ってしまうような「アニメ感」と個性が強すぎるキャラクター達も魅力的です。

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