おすすめライトノベル原作アニメの紹介

おすすめライトノベル原作アニメのあらすじや出演声優、レビューなど詳しくご紹介します。

作品紹介:オーバーロード

〇出演声優

  • モモンガ/アインズ (cv.日野聡)
  • アルベド (cv.原由実)
  • シャルティア・ブラッドフォールン (cv.上坂すみれ)
  • アウラ・ベラ・フィオーラ (cv.加藤英美里)
  • マーレ・ベロ・フィオーレ (cv.内山夕実)

〇あらすじ

時は2138年。一大ブームを巻き起こした仮想現実体感型オンラインゲーム《ユグドラシル》はサービス終了を迎えようとしていた。プレイヤーであるモモンガも仲間と栄華を誇ったギルドで一人静かにその時を待っていた。しかし、終了時間を過ぎてもログアウトしないゲーム。突如として意思を持ち始めたNPCたち。ギルドの外には見たこともない異世界が広がっていた。

現実世界ではゲーム好きの孤独で冴えない青年が、骸骨の姿をした最強の大魔法使いとなる!

世界を掌中におさめる死の支配者、ここに光臨!!

公式サイトより

〇感想・レビュー

ゲームキャラになってしまった~系のファンタジーアニメだと一番面白いなって感じます。プレイ中のキャラクターのまま別世界へ移転し、強さは別世界準拠でいうと自身を脅かす脅威はないという状態。とはいえ自分達と同じように転移してきたプレイヤーがいるのか、部下のシャルティアが洗脳されてしまうという事件も起きました。これによって転移先の世界も油断ならないものと判断し、慎重に探っていくところが面白かったです。あとは皮肉が利いているところも良かったです。個々の能力に差はあるものの、主人公のアインズとカルネ村のエンリが同じような目に遭って苦しんでいるところとか。無双系が好きな私には面白い作品でした。

作品紹介:GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり

  • 放送期間
    2015年7月~9月(第1クール)
    2016年1月~3月(第2クール)
  • 公式サイト
    http://gate-anime.com/
  • 制作会社
    A-1 Pictures

〇出演声優

  • 伊丹耀司 (cv.諏訪部順一)
  • テュカ・ルナ・マルソー (cv.金元寿子)
  • レレイ・ラ・レレーナ (cv.東山奈央)
  • ロゥリィ・マーキュリー (cv.種田梨沙)
  • ピニャ・コ・ラーダ (cv.戸松 遥)

〇あらすじ

8月某日 東京 いつもと変わらないはずだったその日。東京・銀座に異世界への「門(ゲート)」が忽然と現われた。門から続々となだれ込んでくるモンスターの軍勢を撃退した陸上自衛隊は、門の向こう側の「特地」に進出。現地住民との接触を開始する。第三偵察隊を率いるオタク自衛官・伊丹二等陸尉は、「特地」を探索中に巨大な炎龍が集落を襲う場面に遭遇。生き残ったエルフの美少女を助けたことで、異世界の住民たちと交流を深めていく――。モンスターとの戦闘や現地住民との交流を通して、伊丹は「異世界」とどう向き合っていくのか。超スケールエンタメファンタジーの門(ゲート)が、今、開かれる!

dアニメストアより

〇感想・レビュー

自衛隊が異世界ファンタジー世界へと転移して活躍するというものなんですけど、現代の銃火器がどこまで異世界モンスターに通じるのか?という疑問に答えてくれたような作品で楽しく観れました。登場するキャラクターも独特で良かったですね。中でも興味を引いたのはロゥリィ・マーキュリー。見た目は幼女ながらも、実際はエムロイに仕える亜神で900年以上生きた存在。性格もかなり独特です。そしてこのロゥリィが日本へ来た時はスカっとしました。主人公達の所属する自衛隊が議員から責められているところを、ロゥリィがその弁舌で一刀両断。ただ単に強いというだけでなく、口も相当達者でスカっとしました。ドラゴン等、異世界のモンスターや異世界の住民とのバトルも見どころが多く、楽しいさくひんでした。

作品紹介:灰と幻想のグリムガル

〇出演声優

  • ハルヒロ (cv.細谷佳正)
  • ランタ (cv.吉野裕行)
  • マナト (cv.島崎信長)
  • モグゾー (cv.落合福嗣)
  • ユメ (cv.小松未可子)

〇あらすじ

生きるって、簡単じゃない。

目が覚めると、ハルヒロは暗闇の中にいた。ここがどこなのか、なぜここにいるのか、そしてどこから来たかもわからないまま。周りには自分と同じ境遇らしき数名の男女。彼らとともに暗闇から踏み出した先には見たことのない世界、「グリムガル」が広がっていた……。

記憶も、お金も、特別な力もーーー何もない僕たちが手に入れた現実。

公式サイトより

〇感想・レビュー

異世界転移系のファンタジー作品なんですけど、かなりリアルに描かれていて驚きました。他作品だとチートスキル等を授かって無双をしていくって感じが多いんですけど、本作は違います。主人公達は限りなく弱く、雑魚モンスターともいえるゴブリンが相手でも大苦戦。実際リーダー役となっていたマナトもゴブリンの攻撃でやられてしまいましたし、あの時のショックは大きかったです。ただでさえゴブリン相手に苦戦しているのに、リーダーを失ってやっていけるのか?と。その後をハルヒロが次ぎましたけど、ただでさえ弱いのにさらに劣化した状態です。当然異世界でものすごく苦労します。もし自分が異世界へ転移したらこういう感じになりそうだな~というのをリアルに感じられて面白かったです。

作品紹介:ブラック・ブレット

〇出演声優

  • 里見蓮太郎 (cv.梶 裕貴)
  • 藍原延珠 (cv.日高里菜)
  • 天童木更 (cv.堀江由衣)
  • ティナ・スプラウト (cv.黒沢ともよ)
  • 蛭子影胤 (cv.小山力也)

〇あらすじ

突如、現れた異形の寄生生物「ガストレア」。赤く輝く目と圧倒的な力、そして桁外れの再生能力を持つ彼らの進行に、人類はなす術もなく大敗を喫する。国土の大半を失った現在、人類は彼らが唯一弱点とする金属「バラニウム」で作ったモノリスで囲われた、狭い「エリア」の中で、ガストレアの脅威に怯え、隠れながら生きることを余儀なくされていた。そんな中、生き残りをかけた人類のささやかな抵抗として組織されたのが、ガストレアへの対抗手段を持ったスペシャリスト集団「民間警備会社」――通称、民警。そのひとつ、天童民間警備会社に所属する高校生・里見蓮太郎は、相棒の少女・藍原 延珠と共に、東京を壊滅に追い込まんとする、危険なたくらみに巻き込まれていく――

dアニメストアより

〇感想・レビュー

異形の化け物ガストレアと戦う少年少女を描いた作品です。ガストレアはウイルスをまき散らし、それに感染したものもまた化け物となるため、実際に戦うのはウイルスに感染した小学生の子供たちという非常に終末的な設定が面白く、仮に敵を倒しても子供たちのウイルス感染度はどんどん進行していくという絶望感は他では中々味わえません。キャラ造形も非常によく、かわいらしい少女たちの平時の穏やかさと戦闘時の鬼気迫る様子はギャップがあって非常に魅力的です。戦闘描写もスピード感があり、バトル物を見たい人に特にオススメです。

作品紹介:フルメタル・パニック

  • 放送期間
    2002年1月~6月(第1期)
    2003年8月~11月(第2期)
    2005年7月~10月(第3期)
    20018年4月~7月(第4期)
  • 公式サイト
    http://fullmeta-iv.com/
  • 制作会社
    GONZO・ディジメーション(第1期)
    京都アニメーション(第2・3期)
    XEBEC(第4期)

〇出演声優

  • 相良宗介 (cv.関 智一)
  • 千鳥かなめ (cv.ゆきのさつき)
  • 常盤恭子 (cv.木村郁絵)
  • 林水敦信 (cv.森川智之)
  • 神楽坂恵里 (cv.夏樹リオ)

〇あらすじ

相良宗介たち「ミスリル」に、敵「アマルガム」が逆襲!今度は本気の闘いだ!!

敵<アマルガム>のガウルン、ゲイツといった強敵を倒し、いつもの平和な日常が戻った「陣代高校」。しかし、そんな日々は長くは続かなかった・・・。失態続きの<アマルガム>は、本気で相良宗介たちに襲いかかってくる。世界各地の<ミスリル>の基地が強襲される!テッサ率いるトゥアハー・デ・ダナンが格納されている「メリダ島」もたくさんのミサイル、アームスレイブによって攻撃される。一方、日本の宗介、かなめにも魔の手が追っていた!!

再び、宗介、かなめ、テッサたちに試練が訪れる!!!

公式サイトより

〇感想・レビュー

戦闘ロボットを操る主人公とオーバーテクノロジーを持った少女を描いた作品です。ミリタリーロボット物としてのパートと学園ラブコメパートが入り乱れるのが面白く、熱くリアルなバトルを楽しむと同時に、学園でのどたばとした非常識なコメディーが楽しめます。現代を舞台にしながらロボットや超性能潜水艦などが存在するチグハグな世界観であり、それとウィスパーの関係性が明かされていくストーリーも非常に完成度が高く楽しめます。キャラクターたちもみんなまっすぐな性格をしており、感情移入がしやすく好きになれます。ロボット物やラブコメ系が好きな人にオススメです。

作品紹介:ノーゲーム・ノーライフ

〇出演声優

  • 空(そら) (cv.松岡禎丞)
  • 白(しろ) (cv.茅野愛衣)
  • ステファニー・ドーラ (cv.日笠陽子)
  • ジブリール (cv.田村ゆかり)
  • クラミー・ツェル (cv.井口裕香)

〇あらすじ

全てが”ゲーム”で決まる!?

超弩級の頭脳バトルファンタジーが今、幕を開ける

ネットでヒキコモリ……だがネット上では『 』の名で無敗を誇る天才ゲーマー兄妹・空と白。ただの都市伝説とまで言われるほどの常識外れな腕前を持った空と白の前に、ある日”神”を名乗る少年・テトが現れる。

テトはリアルをクソゲーと呼ぶ空と白の二人を異世界へと召喚してしまう。そこは一切の争いが禁じられ、全てがゲームで決まる世界だった!異世界に住まう十六の種族の中で最弱の人類種。他種族に国土の大部分を奪われ、滅亡寸前に追い込まれている人類種を救うため、空と白は空前絶後の頭脳バトルに挑む!

公式サイトより

〇感想・レビュー

ゲームで全ての勝敗を決める異世界に飛ばされた兄妹が底辺から成り上がる話です。いわゆる頭脳バトル、ギャンブルものに近い雰囲気ですがファンタジー的な世界観ならではで人とは異なる種族、魔法的な技術などを使ったインチキやそれを利用した逆転劇などが非常によく考えられており、他とは違った面白さがあります。一番好きなのはキャラクター造形と色使いで、パステルカラーの似合うような可憐なキャラクターが多いのがとても好みです。同作の前日譚を描いた劇場版作品ノーゲーム・ノーライフ・ゼロはよりシリアスなストーリーですが完成度が非常に高く、こちらも併せてオススメです。

ゲーム好きの兄妹がゲームで全てが決まる異世界に召喚され、その世界を舞台に知力と戦略を駆使してトップを目指すストーリーです。兄の空と妹の白は、絶対的な信頼関係と驚異的なゲームスキルを武器にゲームで対戦していきます。この兄妹、ゲームにおいては最強!ゲーム好きにおすすめのアニメです!この二人頭が良すぎてすごいとしか言いようがないです。信頼ありすぎて兄と妹の距離感バグってる部分もありますが、その部分含めて僕は好きです。あと、主人公とは別に後々でてくる登場人物が可愛いですよ!ゲーム好き、頭脳を駆使して攻略、そういう系が好きなら絶対見るべきおすすめアニメです!

元々原作を読んでいてその後アニメ化されて見たのですが、本当にクオリティが高かったです。引きこもりゲーマー兄妹が、争いごとはすべてゲームで決まる異世界に飛ばされ…という内容なのですが、このゲームをプレイしている描写がアニメだと迫力もあり文字媒体よりわかりやすくなっていてよかったです。声優もキャラに合ったキャスティングをしてくれていて思わずありがとうございます、拝んだくらいです。8話のEDを内容に沿ってあんな風に表現したのは、初見のときかなり鳥肌ものでした。アニメは全12話、原作6巻の内容で映画化もされていて、この映画は涙腺崩壊ものです。今年でアニメ10周年なので、そろそろ続編を作ってほしいです。

作品紹介:この素晴らしい世界に祝福を!

〇出演声優

  • カズマ (cv.福島 潤)
  • アクア (cv.雨宮 天)
  • めぐみん (cv.高橋李依)
  • ダクネス (cv.茅野愛衣)
  • ルナ (cv.原紗友里)

〇あらすじ

ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。

「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない?1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」「……じゃあ、あんたで」

RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、なんと生活費の工面だった!

さらに、トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになって、カズマの受難は続く。そして、そんなある日、カズマ達パーティはついに魔王軍に目をつけられてしまい―――!?

平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?

公式サイトより

〇感想・レビュー

異世界転生系アニメ作品なんですけど、コミカルさとややエッチなところが面白いです。まずコミカルさですけど、登場人物がユニーク過ぎるんです。主人公のカズマはもとより、パーティーメンバーとなったアクア、めぐみん、ダクネスが個性的過ぎました。どんな酷い目にあわされても、ドMなダクネスは快感に変えてしまうんです。なんてポジティブな女なんだ!と笑ってしまいました。エッチなところはカズマとダクネスが面白いですね。カズマが盗賊スキルの「スティール」を使用すれば、何故かゲット出来るのは女性の下着ばかリ。下着をとられたと恥ずかしがる女性キャラの姿がエッチで良かったです。こういうキワドイシーンもギャグ調に仕上げられてありますし、笑える作品でした。

3期まで放送されている異世界ファンタジーです。主人公が異世界の美少女達と仲間になって毎日楽しく過ごすお話です。ちょっときわどいシーンがあり男性向けですが、意外と女性ファンも多いです。カラッとしているので、きわどいシーンが苦手な人でも大丈夫だと思います。男性向けのサービスショットはかなり少なめかもしれません。お風呂のシーンはちょっとドキドキしますが、いやらしさはあまりありません。仲間の美少女達は面白くて仲間思いで毎日楽しそうです。ハーレムだけど、ハーレムじゃないところが最大の魅力かもしれません。恋愛面より友情面が強いと思います。

最初のシーンで原実の世界の主人公カズマが事故に遭い、天国へ旅立つときに女神のヒロインアクアと出会い、選択を言い渡された時に一緒に冒険をしようと言ったセリフがかっこよかったです。アクアが泣き虫になっていったり、わがままを言うシーンも面白かったです。ダクネスが実家に帰ったシーンで、見合いをするときお嬢様の姿になるシーンが素晴らしかったです。めぐみんが魔法を使うシーンはとても迫力がありました。出てくる声優さんがみんな豪華で素敵でした。みんなの冒険が良かったです。

作品紹介:幼女戦記

〇出演声優

  • ターニャ・デグレチャフ (cv.悠木碧)
  • ヴィーシャ (cv.早見沙織)
  • レルゲン (cv.三木眞一郎)
  • ルーデルドルフ (cv.玄田哲章)
  • ゼートゥーア (cv.大塚芳忠)

〇あらすじ

統一暦1923年6月。金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は何事もなく無事に終わるはずだった。

しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、協商連合軍による奇襲が発生し、ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。

多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。

“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”

公式サイトより

〇感想・レビュー

異世界転生系の作品です。主人公のターニャは見た目こそ幼女なものの、転生前の記憶を持っているので中身は中年のサラリーマン。しかも神をも信じず冷徹かつ合理的な考えの持ち主なので、性格は見た目と正反対。このギャップが面白い作品でした。神を信じないという考えを神(存在X)から目をつけられて転生することとなったんですが、こういう経緯だけに転生後も存在Xが干渉しまくってきます。ターニャに正義の鉄槌を下すべく、敵キャラクターを神の使徒に仕立て上げて。ターニャ自身も転生時に能力を授けられているので普通の軍人相手なら無双は出来ます。こういう無双シーンも楽しいですし、使徒相手に白熱したバトルを展開するところも面白いです。異世界とはいえ第一次世界大戦のヨーロッパに似た世界を舞台にしている為、軍事的な展開も楽しめる作品でした。

原作、漫画、アニメで一部設定や展開がことなる作品です。この作品は基本、異世界転生ものにある「どうしてこうなった!」という価値観のすれ違いからどんどん逆境に放り込まれていく主人公を眺める物語です。タイトルとは裏腹に幼女の中身は元大企業の人事部長で市場原理主義者のサイコパスのおっさん。内容もおおよそかわいらしさなど期待してはいけないゴリゴリのミリタリーものです。悠木碧さんの演技、強烈な作画も相まって全12話を観終わった後には「デグレチャフは幼女の皮をかぶった悪魔です」という言葉が納得できることでしょう。異世界転生ですが、爽快感よりもミリタリーものとしての側面が強く(特に劇場版)、そういったものに抵抗が無い人向けです。

お勧めできる理由は、ライトノベル作品に多いモンスターとか、妖精とか悪魔に天使というようなものが出てくるような世界ではなく、第二次世界大戦の世界で魔法が使えるという特殊な世界だからです。そのため新鮮味があり、見どころも主人公が奮闘すればするほど最前線に送られるなど転生した日本人の考え方と転生先の人間の考え方のずれによる苦悩みたいなものを見ているのが楽しいのです。この作品は、神様の存在を否定する主人公が結局は神の存在を認めるんですが、認めたうえで神という存在に対しては便利なツールを提供する人物という認識なので主人公が一切神を讃えていない点も中々ない主人公だと思います。

作品紹介:デスマーチからはじまる異世界狂想曲

〇出演声優

  • サトゥー (cv.堀江 瞬)
  • ゼナ (cv.高橋李依)
  • ポチ (cv.河野ひより)
  • タマ (cv.奥野香耶)
  • リザ (cv.津田美波)

〇あらすじ

デスマーチ真っ最中のプログラマー“サトゥー”こと鈴木一郎。仮眠を取っていたはずが、気が付くと異世界に…!?視界の端には、仮眠前に作っていたゲームを思わせるメニュー画面。レベル1の初期状態。ただし初心者救済策として実装したばかりの「全マップ探査」とマップ殲滅ボム「流星雨」×3付。目の前には蜥蜴人の大軍が!助かるために「流星雨」を使用したサトゥーは、その結果レベルが310となり莫大な財宝を手に入れる―。夢か現か、ここにサトゥーの旅が始まる!

公式サイトより

〇感想・レビュー

異世界転生系の作品で、チートな上にハーレム要素もあります。でも主人公のサトゥーが紳士だからか、そういう部分は悪目立ちせず楽しく観れました。ハーレム要員となる女性達はみんな若いんですけど、だからかサトゥーはみんなを女性としては見ておらず、父親のような立ち位置なんですよね。最初に仲間なったポチやタマは少女というより幼女ですし、このまま放置しておけば奴隷されて酷い目に遭うのは確実。そこでサトゥーが引きとってちゃんと育てているって感じです。他の女性キャラも成人しているリザ以外は似たようなものですし、こういうところが素敵ですね。チート感も程よい感じでよかったです。転生直後に使用したスキルの効果でありえないレベルにまで上がっています。でもそれを鼻にかけたり、その能力を悪用したりもしませんし、楽しく観れました。穏やかな気持ちで観れる異世界作品で面白かったです。

作品紹介:境界線上のホライゾン

  • 放送期間
    2011年10月~12月(第1期)
    2012年7月~9月(第2期)
  • 公式サイト
    http://genesis-horizon.net/
  • 制作会社
    サンライズ

〇出演声優

  • 葵・トーリ (cv.福山 潤)
  • P-01s (cv.茅原実里)
  • 本多・正純 (cv.沢城みゆき)
  • トゥーサン・ネシンバラ (cv.田村睦心)
  • シロジロ・ベルトーニ (cv.子安武人)

〇あらすじ

遠い未来。前地球時代の歴史書「聖譜」の記述に従いながら、人々は歴史再現を行っていた。だが、1648年の記述を最後に更新を止めてしまう。各国は歴史再現を続けながら、その先の未来を切り拓く術を模索することとなった。そして現在、1648年。運命の終わる時「末世」を迎え、世界は大きく変わろうとしていた…。

dアニメストアより

〇感想・レビュー

はるか未来、一度人類が滅びた後に人類史をなぞることで人類を再興しようという独特な世界観を持った作品です。空中学園船のような超技術や亜人といった異種族が存在しながら、自国の独立と愛する者の復活を目指す主人公の活躍が描かれています。世界観やストーリーは中々分かりづらいですが、話の骨子は明確で、なおかつバトル描写が多くクオリティも高いので非常に興奮します。キャラクター造形も魅力的で和風とファンタジー、近未来感を混ぜたような服装などがとても好みです。コメディカルな部分も多く、バトル、コメディ、ロマンスを楽しめる作品です。

作品紹介:キノの旅

〇出演声優

  • キノ (cv.悠木 碧)
  • エルメス (cv.斉藤壮馬)
  • シズ (cv.梅原裕一郎)
  • 陸 (cv.松田健一郎)
  • ティー (cv.佐倉綾音)

〇あらすじ

世界は美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい。

主人公の人間キノと言葉を話す二輪車エルメスは、世界をあちこち旅している。

世界のあちこちには個性豊かな国があり、人々は自分たちなりの法や常識をもって暮らしていて、キノとエルメスはそんな国々を訪れ、基本的に3日間だけ滞在し、また次の国へと旅立っていくのだ。

そんなキノとエルメスの旅の話は、時に優しく、時に哀しく、時に滑稽で、時に胸に突き刺さる。そして、珠玉の物語たちは、一言では言い表せない鮮烈な光景を私たちに見せてくれるのだ。

“美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい”世界を。

この不変的な魅力は多くの人々を惹きつけてやまず、シリーズ累計820万部を記録。ファンの根強い応援を受け、2017年に再TVアニメ化とコミカライズ2作が始動した。さらに大きく広がる「キノの旅」ワールドに、ぜひご期待ください。

公式サイトより

〇感想・レビュー

旅人キノと喋るバイクのモトラドのペアが様々な国を巡るという話です。明確なストーリーがあるわけではなく、1話毎に国を巡る完結型の作品であり気軽に楽しめます。ただの旅行記というわけではなく、国ごとに様々な個性があるのが非常に面白いです。全体的に童話的というか説法的というか独特な価値観を持った国や歪んだ考えのある終末的な国だったりと色々と考えさせるような国が多く、その結末も様々です。まるで自分も旅をしているような緩急のある雰囲気が魅力ですね。キノ以外の人物で話が進むこともあり、また別の価値観から話を楽しむこともできます。

WOWWOWでアニメ化されたバージョンは原作ではノリのいいキノが寡黙で内気な感じに変更されており、原作ではノリノリのハイテンションで嘘つきぃぃ!という場面でも、ぼそりと「嘘つき」というのみでした。ただし、元々が全体的にやや暗めの寓話的な物語であることからそういった改変もわりと違和感がありません。原作ファンからしてみればあれ?とは思いましたが。この作品は作者の時雨沢恵一氏が「そもそもラノベと思って書いていない」という作品で、ラノベにつきものの恋愛要素も皆無。基本1話完結の寓話的な物語となっています。独特の雰囲気と世界観が受け入れられるなら是非お勧めしたい作品です。

時雨沢恵一のライトノベルが原作で、アニメ化もされています。物語は、旅人キノとバイクのエルメスが様々な国を訪れ、そこで出会う人々や風景を客観的に観察しながら、哲学的な視点から物語が進行します。作画は2003年制作なので色褪せている部分もありますが、特徴的な国々の設定や、キノの成長、幻想的な演出が魅力です。アニメ版を観たことが原作ラノベへの興味を引き起こしました。また、キノの自由奔放な旅に共感を覚えます。この作品は、読者者に新たな視点や気づきを提供し、美しく残酷な世界を客観的に見ることができる旅人キノの魅力を描いています。

作品紹介:バカとテストと召喚獣

  • 放送期間
    2010年1月~3月(第1期)
    2011年7月~9月(第2期)
  • 公式サイト
    http://www.bakatest.com/
  • 制作会社
    SILVER LINK.

〇出演声優

  • 吉井明久 (cv.下野 紘)
  • 姫路瑞希 (cv.原田ひとみ)
  • 島田美波 (cv.水橋かおり)
  • 木下秀吉 (cv.加藤英美里)
  • 坂本雄二 (cv.鈴木達央)
  • 土屋康太 (cv.宮田幸季)

〇あらすじ

進級テストの成績で厳しくクラス分けされる先進的な進学校「文月学園」。秀才が集まる設備も整ったAクラスに対して、最底辺のFクラスの設備はボロい卓袱台や腐った畳だけ。そんなFクラスの生徒である吉井明久は、訳あって同じクラスとなった健気な才女・姫路瑞希のため、学園が開発したシステムを使ったクラス争奪バトル「試験召喚戦争」に挑戦する。果たして、Fクラスは上位の強豪クラスに勝利することができるのだろうかーー

公式サイトより

〇感想・レビュー

テストの成績で待遇が決まり、テストでバトルを行う学園で最低のEクラスからの下剋上を描いた作品です。最低クラスなので成績で上位に勝てるわけはないのですが、策略や各々の得意分野による一点突破を狙った作戦など頭脳もののような雰囲気があって面白いですね。そしてそれ以上にギャグパートの面白さは随一です。コメディというよりも、純粋なバカから繰り出される明後日方向の解答など意表を突かれるギャグが多く、途中にはさまれる馬鹿解答の数々などは爆笑必至です。ゆるふわバトルとギャグが好きな方に特にオススメです。

作品紹介:Re:ゼロから始める異世界生活

  • 放送期間
    2016年4月~9月(第1期)
    2020年7月~9月(第2期前半クール)
    2021年1月~3月(第2期後半クール)
  • 公式サイト
    http://re-zero-anime.jp/tv/
  • 制作会社
    WHITE FOX

〇出演声優

  • ナツキ・スバル (cv.小林裕介)
  • エミリア (cv.高橋李依)
  • パック (cv.内山夕実)
  • レム (cv.水瀬いのり)
  • ラム (cv.村川梨衣)

〇あらすじ

無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す”死に戻り”の力。

コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年・菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。

公式サイトより

〇感想・レビュー

突如異世界に召喚される主人公、スバルのサバイバルと成長を描いたアニメですね。スバルがエミリアという少女との出会いをきっかけに、異世界転生による特殊能力で「死に戻り」という能力を使って困難に立ち向かう姿が魅力的です。この能力によってスバルは何度も過酷な運命を繰り返し体験しますが、それによって人間関係や自身の成長が深まっていく様子が見どころです!この物語は感情移入しやすく、次第にエミリアや他のキャラクターたちへの理解も深まっていくので、キャラクターたちへの愛着が湧きやすいです。観てない人は絶対にみてください!絶対面白いです。

作品紹介:ソードアート・オンライン

  • 放送期間
    2012年7月~12月(第1期)
    2014年7月~12月(第2期)
    2018年10月~2019年3月(第3期前半2クール)
    2019年10月~12月(第3期後半第1クール)
    2020年7月~9月(第3期後半第2クール)
  • 公式サイト
    https://www.swordart-online.net/
  • 制作会社
    A-1 Pictures

〇出演声優

  • キリト (cv.松岡禎丞)
  • アスナ (cv.戸松 遥)
  • リーファ (cv.竹達彩奈)
  • ユイ (cv.伊藤かな恵)
  • シリカ (cv.日高里菜)

〇あらすじ

2022年。人類はついに完全なる仮想空間を実現した。VRMMORPG(仮想大規模オンラインロールプレイングゲーム)「ソードアート・オンライン」のプレイヤーの一人であるキリト。SAOの世界を満喫していた彼は、ログインした他の1万人のプレイヤーと共にゲームマスターから恐るべき託宣を聞かされる。それは、ゲームをクリアすることだけが、この世界から脱出する唯一の方法であること。そして、このゲーム内でゲームオーバーは、現実世界での“死”を意味すること。それが、このゲームの恐るべき全貌であった。キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れ、パーティーを組まないソロプレイヤーとして、終わりの見えない死闘に身を投じていく……。

dアニメストアより

〇感想・レビュー

VRMMORPGの世界に閉じ込められたプレイヤーたちが、現実世界に戻るためにゲームをクリアしなければならないという設定で展開します。主人公キリトは、その中でも特に優れた剣技を持つプレイヤーで、キリトが数多くの仲間と出会いながら冒険を進めていくストーリーです。アクションシーンの迫力と、キャラクターの心理描写が巧みに組み合わさり、視聴者を引き込む力がありますね!ネタバレになってしまうのでこれ以上は書けないです。まず、「ゲーム好きの男性」は読みたくなるしアニメでも見たら止まらなくなります!もちろん女性にもおすすめです。先にが気になりすぎてアニメ一気みしてしまうほどハマると思います!ぜひ見てください!

作品紹介:生徒会の一存

  • 放送期間
    2009年10月~12月(第1期)
    2013年1月~3月(第2期)
  • 制作会社
    Studio DEEN(第1期)
    AIC(第2期)

〇出演声優

  • 桜野くりむ (cv.本多真梨子)
  • 紅葉知弦 (cv.斉藤佑圭)
  • 椎名深夏 (cv.富樫美鈴)
  • 椎名真冬 (cv.堀中優希)
  • 杉崎 鍵 (cv.近藤 隆)

〇あらすじ

私立碧陽学園生徒会室――そこは、選ばれし者だけが入室を許される聖域にして楽園。生徒会メンバー中、唯一の男性である副会長・杉崎健は、今日も生徒会室の中心で愛を叫ぶ。「俺は美少女ハーレムを作る!」と(ただし、扱いは空気以下)。そして、お子サマ生徒会長・桜野くりむは、今日も生徒会室の中心で身勝手に叫ぶ。「ただの人間には興味あ(自主規制)」日々くり広げられる、ゆるすぎる会話。日々費やされる、青すぎる青春。いざ行かん少年少女よ、妄想という名の大海原を!これは、ユカイツーカイついでにちょっぴり秘密アリな碧陽学園生徒会メンバーたちの、愛すべき日常をつづった記録の一端である。

dアニメストアより

〇感想・レビュー

原作が大好きで、アニメ化が決まったときは大喜びしました。深夜放送で学生で次の日学校があるのにがんばってリアタイしていたほどに好きな作品です。アニメオリジナルの今日の生徒会終了ポーズは、かなりかわいくて良かったです。OPの歌も好きで、放送当時は携帯端末で何度も聞いていたくらい大好きな曲です。ただアニメでオススメできるのは一期だけです。二期は制作されているのだが、オススメできない理由は理不尽すぎる声優交代ですね。この件はかなり炎上してしまい、原作のストックはかなりあったにも関わらずもうアニメ続編が望めなくなってしまったのが凄く残念です。

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