作品紹介:ときめきトゥナイト
- 放送期間
1982年10月~1983年9月 - 制作会社
東宝株式会社、グループ・タック
〇出演声優
- 江藤蘭世(ランゼ) (cv.原えりこ)
- 真壁 俊 (cv.水島 裕)
- 江藤鈴世(リンゼ) (cv.室井深雪)
- 江藤望理(モーリ) (cv.安原義人)
- 江藤椎羅(シーラ) (cv.小原乃梨子)
〇あらすじ
私、江藤ランゼ。私のお父さんは吸血鬼、お母さんは狼女。でも私はいたって普通の女の子。そんな魔界の血を引いた私が、クラスメイトの真壁クンに恋しちゃったから大変!お母さんは絶対に人間の男の子を好きになっちゃいけないって言うし、突然魔界の能力が目覚めちゃうし、もう、私、どうしたらいいの!?ぶっきらぼうだけどスポーツ万能でホントは優しい真壁クン、恋のライバル神谷さん、お父さん、お母さんに弟のリンゼ、そして魔界のみんなを巻き込んだ学園生活が始まったのです…!
dアニメストアより
〇感想・レビュー
魔界人である吸血鬼の父親と、狼女の母親の間に生まれた主人公・江藤蘭世は、クラスメイトの真壁俊に一目惚れしてしまいます。ですが、ヤクザの一人娘・神谷陽子という強力なライバルがおり、彼女と俊を巡って恋のバトルを繰り広げるという、学園ラブコメです。ヒロインは、心は普通の恋する女子中学生ですが、噛み付いたものに変身してしまうという、特殊能力を持っています。それゆえに、住む世界の違う人間との恋を猛反対され、辛い初恋に思い悩む蘭世の姿が見ていて心苦しいです。でも、全体的に軽いタッチで描かれているので、あまり悲壮感はありません。真壁くんはツンデレの元祖みたいなキャラですが、ツッパリ方に昭和感があります。蘭世がうっかりボールやあんぱんに噛みついて、元に戻るのに苦労したりとか、少女漫画らしからぬギャグ感がまたいいです。
作品紹介:超GALS!寿蘭
- 放送期間
2001年4月~2002年3月 - 制作会社
ぴえろ
〇出演声優
- 寿蘭 (cv.豊口めぐみ)
- 山咲美由 (cv.池澤春菜)
- 星野 綾 (cv.壱智村小真)
- 乙幡 麗 (cv.神谷浩史)
- 麻生裕也 (cv.鈴村健一)
〇あらすじ
主人公の寿蘭(ことぶき らん)は鳳南高校1年生、渋谷最強のギャル(自称)。警察官一家に生まれたせいか、友達想いでウソが大嫌い。援助交際をする友だちやいたずらめいたストーカー行為、陰険ないじめなどに蘭の怒りが炸裂しまくる。そんな蘭も女の子、ガングロ男やイケメンたちが現れ、超ブリブリのお嬢になってしまう・・・というはずもなく、友だちの美由や綾たちとノリノリで大はしゃぎ。次々と起こる問題に蘭がストレートにぶつかっていく。
公式サイトより
〇感想・レビュー
明るくさっぱりとした作品が見たい方におすすめです。主人公、寿蘭のキャラクターが最高にカッコよく、筋が通っていて見ていて気持ちが良いです。寿蘭と仲間たちの渋谷での活躍が時に楽しく、時にシリアスに描かれます。サブキャラの恋愛や家庭事情など見ていてまどろっこしい!と思うようなところもありますが、先が気になりついつい見てしまいます。少し前の作品なので絵柄やファッションなど時代を感じますが、今見ると逆に新しくおしゃれに感じます。登場人物の騙し合いや悲しい展開がないので、落ち込んだ時にみると元気がもらえるような作品です。
作品紹介:コジコジ
- 放送期間
1997年10月~1999年9月 - 公式サイト
https://cojicoji.site/ - 制作会社
日本アニメーション
〇出演声優
- コジコジ (cv.青木静香)
- 次郎 (cv.高乃 麗)
- ゲラン (cv.西原K太)
- ハレハレ (cv.天神有海)
- おかめちゃん (cv.永吉由佳)
〇あらすじ
とある“メルヘンの国”の住人たちは、人間を楽しませる使命を持っていて、日々人間界で活躍している有名なキャラクターをお手本に学校で勉強に励んでいた。3年インコ組(セキセイ)のコジコジは、年齢も性別も不明な謎の宇宙生命体。自由にのんきに日々を暮らしていて、ときどき真理を突く哲学的な発言をしては、周りのみんなをびっくりさせたり、反対にとんちんかんなセリフを発して級友たちをあきれさせたりもする変わった存在。コジコジは、みんなの知らない地球やおとぎの国への行き方を知っていたり、三日月の夜の謎の美女の正体を見破ったりと不思議な力を持っている。そんなコジコジの仲間たちも皆個性豊かで、彼らは毎日楽しくほのぼのと幸せに暮らしていた。「ちびまる子ちゃん」原作者のさくらももこ氏が創り出した、メルヘンでファンタジーでナンセンスでユニークな世界を表情豊かに描く異色アニメーション。
dアニメストアより
〇感想・レビュー
シュールで独特な雰囲気に好奇心が生まれるような素敵な作品だと感じる部分が多いなと思いました。キャラクター一つ一つがかなり個性的で、でもその中に可愛さなどもあり癒されつつ、失敗も笑って楽しく流してくれるような優しい世界感がとてもほんわかとしていて、良い意味で現実逃避ができます。その間は、この世界の住人として暮らせるような、不思議な形の物語の入り方だと思いました。
作品紹介:はいからさんが通る
- 放送期間
1978年6月~1979年3月 - 公式サイト
https://www.nippon-animation.co.jp/work/1301/ - 制作会社
日本アニメーション
〇出演声優
- 花村紅緒 (cv.横沢啓子)
- 伊集院忍 (cv.森功至)
- 森蘭丸 (cv.杉山佳寿子)
- 牛五郎 (cv.増岡弘)
- 伊集院夫人 (cv.峰あつ子)
〇あらすじ
舞台は大正7年の東京。帝国陸軍軍人・花村少佐の娘・紅緒は、礼儀作法よりも剣術に熱中するハイカラで好奇心旺盛な17歳の少女。そんな娘の将来を案じた父は、独断で自分の部下と彼女の婚約者を決めてしまう。父親の身勝手さに憤る紅緒だったが、相手として現れた青年少尉・伊集院忍は、そんな紅緒の心情に理解を示す好青年だった。反発するはずの忍にいつしか魅かれていく紅緒。しかし激動の大正という時代は、二人の運命を大きく動かしていく。日本を代表する名作少女漫画のアニメーション。
公式サイトより
〇感想・レビュー
昔ながらの世界感が味わえるようなところと、胸キュンするような話の展開が良いなと感じています。舞台はかなり昔の時代なのですが、作品を読ませていただくと、だんだん自分もその世界に入り込んでいるかのような素敵な世界観とともに、今の時代を生きている方々だからこそ、この知らない時代を生きたいと、少なからず感じると思いました。昔の時代だからこそ、また違った胸キュンシーンが見れるのも楽しみの一つに感じています。