おすすめ少女漫画原作アニメの紹介

おすすめ少女漫画原作アニメのあらすじや出演声優、レビューなど詳しくご紹介します。

作品紹介:ベルサイユのばら

  • 放送期間
    1979年10月~1980年9月
  • 制作会社
    東京ムービー新社

〇出演声優

  • オスカル (cv.田島令子)
  • アンドレ (cv.志垣太郎)
  • マリー=アントワネット (cv.上田みゆき)
  • フェルゼン (cv.野沢那智,堀勝之祐)
  • ロザリー (cv.吉田理保子)

〇あらすじ

18世紀のフランス。ジャルジェ将軍の娘として生まれたオスカル・フランソワは、武門の家を継ぐため男として育てられ、長じて王妃マリー・アントワネット付きの近衛隊長に任ぜられる。スェーデンの青年貴族フェルゼンと出会ったマリーは激しい恋に陥るが、オスカルもまたフェルゼンにほのかな想いを寄せていた。フランス革命へ向けて揺れ動きはじめた時代の中、オスカルとともに育ったアンドレは、自らの想いを隠して彼女を見守るが……。

dアニメストアより

〇感想・レビュー

私がこの作品をおすすめできるのは、少女漫画を原作にしている数多くのアニメの中でも、この作品の完成度が一番高いと思っているからです。この作品はフランス革命が勃発したころのフランスを舞台にしていているので、歴史が好きな人にもおすすめできるアニメです。当時のフランスではブルボン王朝に対する国民の反感が高まっていて、革命へと進んでいく当時のフランスの状況も、このアニメではしっかりと描かれています。このアニメのもう一つのおすすめできるポイントは、物語の主人公であるオスカル・フランソワの魅力です。彼女は女性ですが、男性のような姿をして近衛士官として働いていて、物語が進むにつれてフランス革命とも深く関わっていきます。

作品紹介:ちびまる子ちゃん

〇出演声優

  • さくらももこ (cv.TARAKO)
  • さくらひろし (cv.屋良有作)
  • さくらすみれ (cv.一龍斎貞友)
  • さくらさきこ (cv.豊嶋真千子)
  • さくら友蔵 (cv.島田 敏)
  • さくらこたけ (cv.佐々木優子)

〇あらすじ

ちびまる子ちゃん(通称まる子)こと“さくらももこ”は、清水市(現・静岡市清水区)に住む小学三年生。父母や姉、祖父母と暮らす、どこにでもいそうな女の子だ。物語は、同じクラスの花輪くんや丸尾くん、そして仲良しのたまちゃんたちと毎日を元気一杯に過ごす、まる子のさりげない日常をユニークな視点で綴っていく。原作は集英社の少女誌「りぼん」連載の大人気マンガ。原作者の少女時代の体験を振り返った物語が、大人たちには郷愁を、子ども達には新鮮さと等身大の主人公の魅力を感じさせ、平成を代表するアニメーションとなった。現在でも放映が続く人気作品の第1期シリーズ。

公式サイトより

〇感想・レビュー

この作品は少女漫画が原作であるアニメの中でも、特に長い期間テレビで放映されている作品の一つです。この作品は非常に幅広い世代のファンがいて、大人と子供が一緒に楽しめるアニメとしてもおすすめできます。この作品は作者のさくらももこさんの少女時代をモデルにしていて、さくらさんが亡くなった2018年以降も、アニメは放送されています。この作品の大きな魅力であったのは、主人公のまる子を演じていたTARAKOさんの演技力です。TARAKOさんの声は、まる子のキャラクターに非常に合っていたので、2024年に亡くなられたことは非常に残念でした。まる子の声は新たに菊池こころさんが担当することになったので、今後は新しいちびまる子ちゃんが見られることも、おすすめできるポイントです。

アニメは作者のさくらももこ先生自身を写した作品となっていて、小学生で起きた事や創造を交えた展開です。基本笑えて楽しめるストーリーで、毎回まる子や周りで起きる事が面白すぎます。登場人物はさくら一家を中心としていますが、スペシャルなどでは現実の方が登場したりします。色々なエピソードがあり、まる子とたまちゃんとのほっこり友情や友蔵お爺ちゃんとの面白いやり取りも最高です。アニメの時代背景は昭和で懐かしさを感じる方もいるでしょう。まる子を始めとしてたくさんの個性溢れるキャラクターがそれぞれに活躍していますので、お気に入りのエピソードを見つけるのも容易いです。ちびまる子ちゃんで翌日からの仕事を感じて辛さも現れる作品です。

国民的アニメな存在となっている本作ですけど、コミカルで面白いですね。特に面白いと感じるのはまる子とおじいちゃんの絡みです。おじいちゃんの孫大好き感が伝わってきますし、まる子のよき理解者となってくれているところにほっこりしました。有能な姉にまる子はコンプレックスを持っていますけど、そういうところも親身になって相談にのってくれていました。あとはクラスメート達も個性的で面白いです。それぞれ特徴のあるキャラクターばかりですけど、実際にいててもおかしくないかな?と感じられる程度なのもリアリティーがあってグッド。私の子供の頃と世代的に合うからか、共感できる点も多くて面白いです。

おすすめの理由は、親近感がすごく湧き、素敵な作品に感じる部分が好きで良いなと感じるからです。小学生ならではの学校で宿題として出される事の悩みだったりするものが、作品を見ていて懐かしくも共感ができる部分が新鮮で良いなと感じました。あと、私自身も祖父母の事がすごく好きで、そのようなところも自分自身と重ねて、見てしまうような部分がありまたそこで親近感を湧くように感じる素敵な作品と思っています。

小学3年生のまる子の日常が淡々と描かれていて、見ているだけで癒される作品です。こんな脱力系の主人公はなかなかいないと思いますし、まる子が人間味溢れる部分を思いきり出してくれるので、好きにならずにはいられません。複雑な設定や波瀾万丈な展開がほとんどないので、心が疲れたときに見るのがおすすめです。まる子を見ていると人間完璧じゃなくたっていいんだと思えますし、まる子の小学3年生らしからぬまるでおばあちゃんのような言動にくすっと笑えます。

作品紹介:ふしぎ遊戯

  • 放送期間
    1995年4月~1996年3月
  • 制作会社
    スタジオぴえろ

〇出演声優

  • 夕城 美朱 (cv.荒木香恵)
  • 本郷 唯 (cv.冬馬由美)
  • 夕城 奎介 (cv.三木眞一郎)
  • 梶原 哲也 (cv.成田剣)
  • 大杉鈴乃 (cv.中沢みどり)

〇あらすじ

高校受験を控えた中学3年生の夕城美朱と本郷唯。受験勉強をしていた図書館で“四神天地書”という古い本を偶然見つけ、手に取った瞬間本の中に吸い込まれてしまう。そこは青龍、朱雀、玄武、白虎の四神を守護神とする4つの国が治める古代中国に似た異世界。異世界から来た少女が神獣を呼び出し、3つの願いを叶えられる巫女の力を持つという。美朱はそこで朱雀の巫女を守る朱雀七星士の鬼宿、星宿らと出会い、紅南国を守るため、現実世界への戻り方を知るために、朱雀の巫女となる。

Amebaマンガより

〇感想・レビュー

この作品の原作の漫画は、1990年代に少女コミックに連載されていました。アニメ化されたのも1990年代のことです。この作品のおすすめポイントは、普通の中学生であった主人公の美朱が、異世界に迷いこんで活躍する壮大なストーリーです。この作品の舞台となっているのは古代の中国に似ている架空の世界で、中国史が好きな人にもおすすめできます。異世界に迷いこんだ美朱は、国同士の争いに巻き込まれ、紅南国の皇帝を救うために巫女として活躍します。かっこいい男性キャラクターが多く登場することもこの作品のおすすめできるポイントで、子安武人さんが演じている星宿も人気のキャラクターです。

少し古いアニメですが、古い本の中に取り込まれてしまってそこで出会う中国風のキャラクターたちが、ヒロインに協力して本の中の世界を救っていく物語です。架空の中国っぽい世界設定ですが、エキゾチックで重厚感があり見ているうちにすっぽりと物語の中に入り込んでいきます。親友同時が敵になるお話ですが、思春期の少女特有のゆらぎや焦り愛憎みだれるストーリーはとても見応えがあります。勧善懲悪でなく、悪役側にも事情があり共感できる部分があります。絵柄もかわいらしく、男性キャラもカッコいいので見ていてドキドキしますしヒロインと一緒になって楽しめる面白いアニメです。

渡瀬悠宇先生による漫画を原作としてアニメ化されており、アニメ自体は少し古い作品ですが、隠れた名作ともいわれています。中学3年生の夕城美朱が突然、図書館で書物を開いたことにより、古代中国に似た世界へと飛ばされてしまいます。美朱は、その世界で巫女となり、朱雀七星士とともに過ごしながら、元の現実世界に戻る方法を探していくのですが、物語が進むごとに魅力的な登場人物が多数登場します。美女と間違うほどの美しさと怪力を持った青年や、極度のナルシストの皇帝など、シリアスなストーリー展開の一方で、そういった個性的なキャラクターが物語を盛り上げてくれるので、「バサラ」や「暁のヨナ」などの作品が好きな方にはおすすめです。

恋も知らない中3の受験生・夕城美朱は、ある日突然、図書館の古文書・四神天地書の中に吸い込まれてしまいます。そこで、神獣・朱雀を呼び出せばどんな願いも叶うと聞き、難関高校に合格したいという想いから、朱雀の巫女になります。そこで、巫女を守る朱雀七星士のひとり、鬼宿と恋に落ちますが、親友の本郷唯が恋敵になってしまい、彼女もライバルである青龍の巫女になります。美朱は、恋や進路に悩みながら、一国の未来を背負うという重責も加わり、数々の困難を乗り越えながら成長していくというストーリーです。最初は単なる学園ものかと思いきや、異世界と繋がり、知らない国の政治にまで関わってくるという具合に、どんどん壮大なストーリーになっていきます。序盤は現実逃避ばかりで子供っぽい美朱が、徐々に強く、美しく、巫女にふさわしい大人の女性に近づいていく過程が、すごく興味深いです。絵柄も原作と遜色なく、綺麗です。

作品紹介:君に届け

  • 放送期間
    2009年10月~2010年3月(第1期)
    2011年1月~3月(第2期)
    2024年~(第3期)
  • 公式サイト
    https://kimitodo.com/
  • 制作会社
    Production I.G

〇出演声優

  • 黒沼爽子 (cv.能登麻美子)
  • 風早翔太 (cv.浪川大輔)
  • 矢野あやね (cv.沢城みゆき)
  • 吉田千鶴 (cv.三瓶由布子)
  • 真田 龍 (cv.中村悠一)

〇あらすじ

「付き合うってどうすればいいの?」

膨らむ気持ちに戸惑いながらも自分に向き合い風早へ想いを伝えた爽子。人知れず努力し飾らない人柄の爽子を見て惹かれてきた風早も目をそらさずまっすぐに自分の想いを届けた。爽子と風早の新しい関係がここからまたはじまる。

初めてのデート 恋人になって過ごす学生生活うれしい事 はずかしい事 そして新しい悩み

初々しく ぎこちなく 少しずつだけれどもお互いの事を知っていく二人と、動き始める友人たちの恋物語

それぞれの「すき」の気持ちと、かけがえのない友人たちが織りなす、甘ずっぱくて切ない、少年少女達の物語が、再び始まる──

公式サイトより

〇感想・レビュー

主人公黒沼爽子(さわこ)は黒い髪のストレートロングで細くて白いことから「さだこ」とあだ名をつけられていました。そんな高校生活の中で風早(かぜはや)くんというみんなから好かれ、社交性抜群のイケメンのさわやか少年と出会います。風早くんは誰とでも分け隔てなく接する性格で、当然爽子にもみんなと同じように接してくれます。そのおかげでだんだんと周囲とも仲良くなります。最初は風早くんに感謝と尊敬の気持ちを抱いていた爽子でしたが、だんだんと恋心に…。風早くんと爽子の距離が縮まりそうで縮まらない、お互いピュアなのでとっても胸がキュンキュンする話です。こんな高校生活だったらよかったな~と羨ましい気持ちになりました。青春を思い出したい人におすすめです。

君に届けは、毎回見るたびに心を打たれるシーンや胸キュンするシーンが多くて、学生時代に戻って思い切り恋愛や友情を育みたいと思える作品でした。主人公の爽子が不器用ながらも、友達や好きな人に真っ直ぐな気持ちで向き合い、思いを通じ合えていく姿は、とても元気をもらえます。この作品の中で特に印象的だったのが、爽子が大好きな風早くんと話しているときの表情です。少し頬を赤らめながらも、ひたむきに風早くんと向き合おうとする爽子の姿があまりにも可愛くて、心から応援したくなりました。

おすすめの理由は、ドキドキするような物語の中に、色々な人間関係がたくさんあるような部分がよりリアルに描かれている作品だからです。あまり自分の思いや気持ちを伝えるのが苦手な主人公が、下手ながらも頑張る姿にすごく応援したい気持ちとともに自分と少し重ねるような部分があるなと、思える作品です。若い人ならではの人間関係が、どこか懐かしくも新鮮でなんだか昔を思い出すように感じる部分も少なからずありました。

作品紹介:山田くんとLV999の恋をする

〇出演声優

  • 木之下茜 (cv.水瀬いのり)
  • 山田秋斗 (cv.内山昂輝)
  • 佐々木瑛太 (cv.花江夏樹)
  • 佐々木瑠奈 (cv.加隈亜衣)
  • 前田桃子 (cv.大西沙織)

〇あらすじ

彼氏がネトゲで知り合った女性と浮気し、そのまま別れを告げられてしまうというサイアクな出来事に直面した女子大生の木之下茜。話を合わせるためにネトゲをはじめていた茜の元に残ったのは、彼氏との愛と共に育んでいたはずのキャラだけだった……。ストレス発散のため、ネトゲの狩り場で暴れていた茜は、たまたま遭遇した同じギルドの「山田」に失恋の愚痴をこぼすものの、「興味はないすね」と、そっけなく返されてしまう。だが、キレイになって元彼を見返そうと参加したオフラインイベントで、再びその言葉を耳にする。それが“山田”との、運命的な出会いだった――!

公式サイトより

〇感想・レビュー

オンラインゲームにはまっている主人公、木之下茜は彼氏にふられます。その彼氏のおかげでゲームにはまったのに、残ったのはゲームだけ。元彼を見返してやろうとオンラインゲームのオフ会に参加しますが、すでに元彼には彼女が。その時に出会ったのが山田秋斗という超天才ゲーマー、というお話です。オンラインゲーム上の場面がよくでてきて、主人公の恋愛模様とリンクさせた描写があり、おもしろいです。また山田は感情を表にださないので、タイトルにあるように攻略するのが非常に困難でそれに悪戦苦闘する茜がかわいいです。茜のおかげで人間らしい感情をもっていく秋斗の成長も見どころです。

山田くんが恋愛に興味がない、かなりクールな男子なのに、主人公の茜に対してはさりげない優しさを見せる姿に胸キュンが止まりませんでした。茜もおっちょこちょいなところがあり、明るくおもしろい女の子なのですが、山田くんの食生活を心配してカレーライスを作ってプレゼントしたり、思いやりのあるところがすごく魅力的で、友達にいたら最高だなと思いました。また、周囲からはイケメンゆえに外見で判断されやすい山田くんと、素直な気持ちで接していく茜の姿に、心で向き合っていく大切さを学びました。

作品紹介:美少女戦士セーラームーン

  • 放送期間
    1992年3月~1993年2月(無印)
    1993年3月~1994年3月(R)
    1994年3月~1995年2月(S)
    1995年3月~1996年3月(SuperS)
    1996年3月~1997年2月(セーラースターズ)
  • 公式サイト
    https://sailormoon-official.com/
  • 制作会社
    東映動画

〇出演声優

  • 月野うさぎ (cv.三石琴乃)
  • 水野亜美 (cv.久川 綾)
  • 火野レイ (cv.富沢美智恵)
  • 木野まこと (cv.篠原恵美)
  • 愛野美奈子 (cv.深見梨加)

〇あらすじ

月野うさぎは、ちょっぴりドジで泣き虫な14歳の女の子でふつうの中学2年生。ある日黒ネコのルナから自分が月の戦士‘セーラームーン’だと告げられる。ほかのセーラー戦士とともに月のプリンセスを探して欲しいというのだ。うさぎは月の戦士セーラームーンとなって、街の人々からエナジーを奪うダークキングダムの妖魔と戦うことになった。はじめは慣れない戦いに苦戦するセーラームーン。しかしセーラームーンのそばには4人のセーラー戦士たち-水野亜美、火野レイ、木野まこと、そして愛野美奈子-が集まってくる。はたして月のプリンセスとは誰か、セーラームーンを見守るかのような謎の紳士タキシード仮面の目的は!? セーラー戦士とダークキングダムの戦いの行方は!? それらはやがて、うさぎを過酷な運命へと導いていくのだった。

dアニメストアより

〇感想・レビュー

主人公の月野うさぎはある日突然、黒猫ルナから「あなたはセーラームーンだ」と告げられる。はじめは理解のできないうさぎだったが、他のセーラー戦士も続々と集まり、彼女たちとともに街のひとたちからエネルギーをうばう悪と戦っていく。幼稚園生のときに大好きでした!キラキラした変身シーンがお気に入りで、友達と一緒に何回も真似していました。武器のステッキもたくさんもっているし、うさぎの髪型を真似したり、おばあちゃんに衣装を作ってもらったりしました。主人公のうさぎがおっちょこちょいでドジなんだけど、セーラームーンのときはかっこいいというギャップにも惹かれます。セーラー戦士たちの友情、またうさぎの恋模様も見どころの一つです。

そそっかしく泣き虫な中学生である月野うさぎが主人公のアクション系アニメです。うさぎはセーラームーンとなり人々を助けて敵と戦うヒーローなのです。女性が主役となるヒーロー系は多久さんありますが、セーラームーンは最高峰と言えるでしょう。セーラー戦士が複数登場していて、人気ランキングを行う程に世間の認知は凄いです。絶対的に強い戦士ではなく、弱さもしっかりと描かれていて好感持てます。悪と戦うアニメの礎みたいな存在でもあるセーラームーンはアニメだけでなく色々と展開している作品です。変身の掛け声や技のかっこよさに真似したくなります。

あまりにも有名なタイトルだが、連載当時小学生で激ハマりしていました。特にセーラーマーズこと火野レイが大好きで大人になったら巫女さんの服を着る事が夢です。原作とアニメでキャラ設定が異なっていますが、それぞれの魅力がありどちらも甲乙つけ難い面白さです。竹内直子のキャラの描きわけや前世・未来における設定の緻密さ、外部太陽系4人の影のある魅力が特に堪りません。そして変身後のコスチュームも素晴らしく誰がセーラー服が戦闘服になると予想したでしょうか。手袋をつけるけどマニキュアを塗るなど、女の子のオシャレ心も巧みについています。まさに発想の勝利でした。

少女達が悪の組織と戦う美少女戦隊シリーズって感じの作品なんですけど、面白い作品でした。普段の日常パートではギャグ感が強くて面白いですし、終盤のシリアスなストーリーには驚かされました。こんな本格的なストーリーなのか?と。おかげで本作だけでなく、続編となるセーラームーンRやセーラームーンSまでも見てしまった程です。主人公の月野うさぎとか、バカ可愛くていいですね。他のセーラー戦士とプライベートで過ごしている時は本当に中学生?(話の内容が子供過ぎて)と感じる時もあり、それが面白いです。あとストーリーも終盤になるとかなりシリアスなものになっていきますし、ストーリー自体も面白くて楽しめました。

この作品は、日本の漫画家、武内直子によって生み出された少女漫画であり、その人気は世界中に広がっています。セーラームーンとして戦う美少女戦士たちの友情や愛情に胸を打たれること間違いありません。女子高生月野うさぎがセーラー戦士として悪を倒す姿を描いており、多くの読者を魅了しています。アニメ化作品も大変人気であり、原作を忠実に再現しつつ、より幅広い視聴者に楽しんでもらえるよう工夫されています。キャラクターの魅力やストーリーの展開は、漫画と同様に魅力的であり、視聴者を引き込んで離さない魅力があります。個人的には、新たなセーラー戦士が登場するシリーズがお気に入りです。それぞれのセーラー戦士が持つ個性や力、絆を感じることができ、何度観ても飽きることがありません。また、主人公である月野うさぎの成長も見所であり、彼女の活躍にはいつも感動させられます。

説明不要の有名作品ですが、子どもの頃から武内直子先生の原作を愛読してきた私にとって、90年代のアニメセーラームーンは漫画とは一味違うほぼ別作品です。でも、そこが魅力でもあります。キャラや主要設定や重要アイテムなどはともかくストーリーは正直60%(もっと?)ぐらいはアニメオリジナルで、原作漫画はほぼ原案となっているようなシーズンも多いです。話が進むごとにファンタジックでやや神話的になっていく漫画に比べて、アニメはひたすらポップで明るく楽しく、感動ポイントも大衆向けで分かりやすくなっています。漫画とは別物ですが別物としての物凄く強い魅力があり、テンションが自分に合い始めると大人でもハマらせてしまう、それが90年代版アニメセーラームーンです。

ごくごく普通の女子中学生・月野うさぎは、ある日、しゃべる黒猫・ルナと出会い、悪の組織ダークキングダムから地球を守る使命を与えられ、セーラー服戦士・セーラームーンに変身します。次々と新しい仲間を見つけ、謎のイケメン・タキシード仮面にもピンチを救われながら、どんどん強く、美しく勇敢な女性に成長していきます。初めて見た時、女子ばかりの戦隊ヒーローという設定が斬新でしたが、セーラー服のコスチュームも可愛くて、一気にその世界観に引き込まれました。「月に代わってお仕置きよ」という決め台詞や、タキシード仮面が登場時にバラを投げるというアニメならではの演出は、ちょっと突っ込みどころはありますが、どんどん壮大なストーリーになっていくところが、予想外の展開の連続でハラハラさせられます。

作品紹介:のだめカンタービレ

〇出演声優

  • 野田 恵 (cv.川澄綾子)
  • 千秋真一 (cv.関 智一)
  • フランツ・フォン・シュトレーゼマン (cv.小川真司)
  • 峰 龍太郎 (cv.川田紳司)
  • 奥山真澄 (cv.藤田圭宣)

〇あらすじ

ピアノ科に在籍しながらも指揮者を目指すエリート音大学生・千秋真一は、胴体着陸の恐怖体験による重度の飛行機恐怖症に加えて海で溺れたことのトラウマのため船にも乗れないことから、クラシック音楽の本場であるヨーロッパに行くことが出来ず、将来に行き詰まりを感じて思い悩む日々を送っていた。担任の教授の教育方針に反発し、口論の末に決別。別れた彼女にもつれなくされて自暴自棄になっていた。

ある日、千秋は酔っ払って自宅の前で眠ってしまう。目が覚めると周囲にはゴミの山と悪臭、そして美しいピアノソナタを奏でる女性がいた。彼女の名前は野田恵(通称・のだめ)で、なんと千秋と同じマンションの隣の部屋に住み、同じ音大のピアノ科に在籍していたのだった。入浴は1日おき、シャンプーは3日おきというのだめだったものの、千秋はのだめの中に秘められた天賦の才を敏感に感じ取る。そしてのだめもまた、千秋の外見と音楽の才能に憧れて彼に纏わり付くようになる。この出会い以来、千秋はのだめの才能を引き出すべく、何だかんだと彼女に関わるようになる。

将来に行き詰まりを感じていたため無愛想だったが、本来は面倒見が良い性格の千秋は、のだめとの出会いを機に彼女の存在が潤滑油となり、音大の変人たちに出会い、懐かれ、順調に道を踏み外しながらも音楽の楽しさを思い出し、新しい音楽の世界と指揮者への道を一歩一歩切り拓き始める。また、千秋の存在によりのだめもより高い技術を得るための指導者や、環境に出会う機会を得て、それぞれが成長していく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー

指揮者を目指すピアニストの青年と天才的ピアニストだが生活力最低の女子大学生を描いた音楽系ラブコメディーです。完璧だが傲慢気味でも人はいい主人公と問題児なヒロインとの関係性がとてもよく、どたばたとしたラブコメ具合が非常に楽しめます。主人公とヒロイン以外の登場人物もとても魅力的で金髪ヴァイオリニストやいぶし銀のオーボエ吹きなど面白いキャラクターが多いです。そしてクラシックを題材にしてるだけあって音楽に関する話が非常に多く、アニメでは実際の演奏もあるためクラシックという作品を楽しみつつ好きになれます。ラブコメや音楽が好きな方にオススメです。

恋愛系の作品ですけど、ピアノ等の音楽が上手く絡んでいて楽しく観れました。登場したキャラクター達が個性的で良かったですね。その筆頭は主人公の野田恵(のだめ)。性欲に忠実なところが笑えました。乳首当てゲームとかも良かったですね。よくこんなくだらないことを思いつくな~とニンマリしてしまいました。あとはますみちゃんとかも良かったです。所謂LGBTな方で、見た目は男性でも心は女性。だからかのだめと共感する場面が多く、二人してバカやってる場面は笑えました。そしてピアノやオーケストラ等、音楽関連のストーリーも良かったです。ムラっ気のあったのだめですが、大好きな千秋先輩に置いて行かれたくない!と音楽に真摯に向かい、ドンドン成長していくところは気持ちよいものがありました。こんな感じで音楽、恋愛共に面白い作品でした。

作品紹介:パタリロ

〇出演声優

  • パタリロ (cv.白石冬美)
  • バンコラン (cv.曽我部和行)
  • ジャダ (cv.戸田恵子)
  • サッチャー (cv.上田みゆき)
  • ビョルン (cv.増山江威子)

〇あらすじ

南海に浮かぶ美しい小国マリネラ。世界有数の発掘量を誇るダイヤモンド鉱山を持つ、気候温暖な国マリネ ラの若き国王「パタリロ8世」ゴキブリ並みの強靭な生命力、猫族の持つ反射神経を武器に世界を股にかけ 、時空間を超越して活躍する。豊かな暮らしを約束された地上の楽園、その富を狙うドス黒い陰謀の数々は後を絶たない。噂のゴキブリ走 法、根来流手裏剣の術、耳から水を吹出す法など、18に及ぶ特技と他人をおちょくる趣味、9才にして大 学を卒業できた天才的頭脳の持ち主であり、彼はマリネラの少年国王として国を守って行く。“美少年キラー”の別名を持つ英国情報部のバンコラン少佐は彼のボディガード。美しい容姿に隠されたク ールな思考と行動力、他の追従を許さぬ射撃術で危機一髪のパタリロを救う。おちょくり、おちょくられ、 コケにし、コケにされ、バイタリティあふれたパタリロは、今日も世界の何処かを走り抜けて行く。“クック・ロビン音頭”の手拍子軽く。

公式サイトより

〇感想・レビュー

常春の国マリネラの少年国王パタリロを主人公としたコメディーアニメです。とにかく主人公がめちゃくちゃで自分の欲望や思いつきのまま行動しトラブルを起こし、最後にはしっぺ返しを食らうという流れが多く笑えます。パタリロ以外にも凄腕スパイだが美少年たらしのバンコランやパタリロ親衛隊のたまねぎ部隊など魅力的で面白いキャラクターも多く、好きになれます。ギャグだけでなくシリアス、ロマンスな展開もあり麻薬を巡ってパタリロとバンコランが協力しあう話やバンコランと殺し屋マライヒのロマンスなどもあり楽しめます。コメディーが好きな方に特にオススメです。

少女漫画が原作ながらもおすすめできるアニメで、なぜおすすめするかというと、この作品、少女漫画という枠組みの中ではものすごく珍しい分類のSF作品なんです。そのうえで、この作品、実は同性愛を称賛する部分が多々見られまして、晩ご覧の愛人の人は男性な上、SF要素が加わることで男性同士の間で子供が生まれるなどあり得ない設定があり、結構やりたい放題していたため、お勧めのアニメとしました。特にホラー要素などもあったり、お金の仕組み、株式で儲ける方法なんかをアニメで解説したりしていてかなり当時異質なアニメだと思ってました。普通、ゴールデンタイムの時間に子供たちが見るであろうアニメで、経済の仕組みなんかをアニメ、それもギャグアニメで割と真面目に解説するの?というのが面白い作品でした。

作品紹介:ヤマトナデシコ七変化♡

〇出演声優

  • 中原スナコ (cv.高口幸子)
  • 高野恭平 (cv.森久保祥太郎)
  • 織田武長 (cv.杉田智和)
  • 森井蘭丸 (cv.野島裕史)
  • 遠山雪之丞 (cv.山内悠椰)

〇あらすじ

地味で孤独が一番、ホラー大好き根暗少女・スナコと超絶美少女4人組がおりなす、超ビジュアル系アクションホラーコメディ。「ブスは嫌いだから」という理由でふられて以来、女を捨て、暗闇でひっそり暮らすスナコ(高校1年生)。スナコの祖母の洋館に下宿する同い年の恭平、武長、蘭丸、雪之丞の美少年4人組は、祖母に「スナコを立派なレディーに仕立てたら家賃タダ」と言い残され、スナコと同居することになる。あの手この手を使ってスナコをレディーにしようと試みる4人は、天敵の「まぶしい生き物」たちとの共同生活に耐えられないスナコを、レディーにすることが出来るのか?

公式サイトより

〇感想・レビュー

陰気で根暗でホラーが好きな陰属性の主人公とイケメンな同居人たちのドタバタを描いたコメディー作品です。おもしれー女のようなロマンス的な展開もあるにはありますが、それ以上に主人公とイケメンたちのウマがとにかく合わず、お互いに牽制しあいつつ衝突する様子が非常に面白く笑えます。ヒロインは基本的に引きこもり希望なのですが、追い詰められた状況ではすさまじい度胸を発揮したり、気合を入れるととてつもなく美人になったりが面白いです。イケメンたちもイケメン故の悩みや独特の個性によるトラブルで痛い目を見たりするのが面白いですね。コメディーが好きな方にオススメです。

作品紹介:耳をすませば

〇出演声優

  • 月島 雫 (cv.本名陽子)
  • 天沢聖司 (cv.高橋一生)
  • 月島靖也 (cv.立花 隆)
  • 月島朝子 (cv.室井 滋)
  • 月島 汐 (cv.山下容莉枝)

〇あらすじ

月島雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になり、受験勉強に一生懸命な周囲をよそに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。雫が読む本には必ずといっていいほど、その名前があった。やがて、雫は天沢聖司との出会いを果たすが、彼は中学を卒業したらイタリアへ渡り、バイオリン職人の修業をしようと決意していた。

雫は聖司に惹かれながらも、進路も将来も才能も全てがあいまいな状況のなか、自分へのコンプレックスと焦りに引き裂かれていた。やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形バロンを主人公にした物語を書き始める。

映画.comより

〇感想・レビュー

雫と聖司の中学生最後を描いた物語であり、ジブリの中でも人気作の一つです。アニメから原作が少女漫画という事を知りました。原作とアニメでの相違はいくつかありますが、アニメから入った事で違和感なく見られました。見る時代の中学三年をしっかりと捉えていて、自分に置き換えて二人の行く末を見守ります。出会いは色々あれど青春を多いに満喫するアニメは見ていて爽快感ありますし、感動でもあり心が満たされました。今の様に簡単に連絡取れる時代ではない世界観は当時なら懐かしく、現代ならば新鮮と楽しめます。現代ならばどうなるのかを想像して話題として上げるのも良い作品です。

作品紹介:赤ずきんチャチャ

  • 放送期間
    1994年1月~1995年6月
  • 制作会社
    スタジオぎゃろっぷ

〇出演声優

  • チャチャ (cv.鈴木真仁)
  • リーヤ (cv.香取慎吾)
  • しいね (cv.日高のり子)
  • セラヴィー (cv.泉類亨)
  • どろしー (cv.大坪純子、冨永みーな)

〇あらすじ

赤いずきんがトレードマークの見習い魔女のチャチャは、世界一の魔法使いセラヴィー先生のもとで日々奮闘中。狼男のリーヤ、魔法使いの弟子のしいねたちと、一人前の魔法使いになるためにマジカルスクールで修行を重ねるチャチャだが、魔法でとんでもないものを召喚したり、大ピンチの連続!アニメでは、チャチャがマジカルプリンセスに変身するという、原作マンガには無い設定もあり、プリンセスメダリオン(ペンダント)など、魅力的な魔法アイテムと武器が登場。愛と夢と冒険、そして笑いもいっぱいのマジカルファンタジー。

dアニメストアより

〇感想・レビュー

おすすめできる少女漫画が原作のアニメで、アニメ版は、チャチャがマジカルプリンセスというヒロインに変身することで主人公たちの身に降りかかる火の粉を振り払うという設定に変わっていて勧善懲悪物のアニメになっています。時代劇の水戸黄門の少女漫画版だと思ってくれるとわかりやすく、当時、リーヤというオオカミ少年役に香取慎吾さんが声優として選ばれた作品でもあるので元スマップのアイドルが声優として活動しているという点でも珍しいアニメでおすすめできるアニメです。なお、アニメ自体はコメディですので嫌な描写なんかはないです。

作品紹介:地獄少女

〇出演声優

  • 閻魔あい (cv.能登麻美子)
  • 一目 連 (cv.松風雅也)
  • 骨女 (cv.本田貴子)
  • 輪入道 (cv.菅生隆之)
  • きくり (cv.酒井香奈子)

〇あらすじ

世間では、ある都市伝説めいた噂が流れていた。「午前零時にだけアクセス出来るウェブサイト『地獄通信』に晴らせぬ怨みを書き込むと、地獄少女が現れて憎い相手を地獄に流してくれる」。しかし、その噂は真実だった。

怨みを持った者が「地獄通信」に書き込んだ直後、依頼者の前にセーラー服を着た長い黒髪に赤い瞳をした地獄少女・閻魔あいが現れる。あいは依頼主に契約の証である藁人形を渡し、「人形の首にかかる赤い糸を解けば、契約は成立し、憎い相手は地獄へ流される」という。ただし、「その代償として自分自身も、死後は地獄で永遠に苦しむことになる」と告げるのであった。

依頼者は、その糸を解いて怨みを晴らすのか、それとも思い直して踏み留まるのか、葛藤の中で決断を迫られる。契約が執行される際には、閻魔あいに付き従う「三藁」の一目連、骨女、輪入道らが現世での罰を与え、最後に地獄少女により「地獄流し」が行われる。

Wikipediaより

〇感想・レビュー

少女漫画が原作で、アニメ版はものすごくシリアス寄りになっていて、勧善懲悪ながら、人を陥れようとすると自分もそうなりますというのを明確に打ち出していて、地獄域が決定する人物に対しては苦痛がその場で与えられますが、地獄域を望んだものも後後、地獄に行くので覚悟してねという感じで物語が進んでいくので、完全なる勧善懲悪物でかつ、後味の悪さというのが見ものだったりします。漫画版はどちらかというと地獄に落とす人物に対してはマイルドな表現でそれほど苦痛を味あわないのですが、アニメ版はありとあらゆる方法で主人公、あいに協力する協力者が活躍するのでアニメ版のほうがおすすめで漫画版は言うほど、あいに協力する妖怪たちにスポットが当たってないです。

作品紹介:俺物語!!

〇出演声優

  • 剛田猛男 (cv.江口拓也)
  • 大和凛子 (cv.潘めぐみ)
  • 砂川誠 (cv.島﨑信長)
  • 砂川愛 (cv.井上喜久子)
  • 織田隼人 (cv.浪川大輔)

〇あらすじ

剛田猛男(ごうだたけお)は高校1年生。身長2m・体重120kg(いずれも推定)。

真っ直ぐで不器用で鈍感な猛男は、女子からはモテないけど、男子からは超モテモテ!

今まで好きになった子は、いつも幼馴染みで超イケメンの親友・砂川誠(すなかわまこと)の方を好きになってしまう。ある朝、猛男と砂川は通学電車の中で、痴漢に遭っていた女子高生・大和凛子(やまとりんこ)を救う。大和に一目惚れした猛男だけど・・・。

公式サイトより

〇感想・レビュー

主人公カップルを超応援したくなった恋愛作品ですね。私は男性ですけど、親友に男性主人公の剛田猛男みたいな人がいまして。それだけに共感しまくりでした。剛田猛男みたいな人って本当にいるんです。性格は超良いし、頼りがいもあります。しかし見た目がイマイチなために女性から好かれず、彼女が出来てもいいように利用されて終わりっていう男性が。その点ヒロインの大和凛子は好印象。剛田猛男の中身を見て惚れてくれたわけで。こういう女性に好かれて良かった!と心底思いました。どちらも異性慣れしていないので、何をするにも二人は新鮮。デートを重ねる度にドンドン絆が深くなっていくシーンにはほっこりしました。

主役のいかつい角刈りの男子高校生と彼のことが大好きなヒロインの日常を描いたラブストーリー。とにかく主役の剛田のインパクトが強すぎます。曲がったことが大嫌いで、正義の味方のようなキャラでクラスの誰からも愛される存在です。特に男子生徒からは憧れのアニキとして慕われています。そんな彼がある日出会った少女。最初はいつも通りイケメンの親友を好きかと思いきや、実は自分の事が好きだった!と分かる告白シーンは何度見ても微笑まし過ぎて顔がにやけてしまいます。割と序盤でくっついてしまうが、2人が少しずつ成長する過程がギャグテイストに描かれていて飽きることはありません。あと剛田の親友がただのイケメンではなく心もイケメンで最高でした。

作品紹介:ちはやふる

〇出演声優

  • 綾瀬千早 (cv瀬戸麻沙美)
  • 綿谷 新 (cv.細谷佳正)
  • 真島太一 (cv.宮野真守)
  • 大江 奏 (cv.茅野愛衣)
  • 西田優征 (cv.奈良 徹)

〇あらすじ

姉が日本一のモデルになることが夢である小学6年生の綾瀬千早は、転校生・綿谷新に「自分 のことでないと夢にしてはいけない」と諭される。そんな新の夢は、競技かるたで名人に なること。普段は大人しい新が真剣に札を払うその姿に衝撃を受けた千早は、幼なじみの真島太一も巻き込んでかるたの魅力に引きこまれていく。聴力に優れた千早の才能に、そしてかる たを一緒にできる友達ができたことに新は喜ぶが、卒業後はみな別の道を歩むのだった。

それから4年後。高校生になった千早は、福井に戻った新がかるたから離れてしまったことを 知るが、それでも、かるたを続けていれば再会できると信じ、太一と2人、 瑞沢高校かるた部を設立する。

公式サイトより

〇感想・レビュー

かるたをテーマにした恋愛作品ですけど、独特な三角関係が面白かったです。ただ真島太一がちょっと可哀そうかなって切なくなりました。その理由はヒロインの綾瀬千早が超我儘だから。太一は千早の事が大好きなので、我儘を言われると断れません。この二人が付き合っているとかならいいんですけど、残念ながらそうではありません。太一の好意に甘え、千早が太一を振り回しているっていう状態でした。その我儘で太一は大好きなサッカー部からかるた部へと所属する事になったわけですし。千早がその好意に答えてあげるならいいんですけど、千早の好意は綿谷新へと向いています。かるた大会が勝ち進めば新と会える!と千早は楽しみにいているわけで、かるたに協力すれば太一の恋愛は上手く行かなくなる可能性大。でも千早が喜ぶならと太一はサポートするしかなく、やるせない気持ちが上手く表現出来ていて面白かったです。

競技かるたをテーマにした高校生たちの青春です。競技かるたですが、かるただけでなく小倉百人一首の魅力や歴史文化など日本固有の和歌の世界が盛り込まれた素晴らしいアニメです。作者の末次由紀先生のキャラクターも安定感があり、絵柄もかわいらしく美しいです。競技かるたは勝ち負けを競うものですが、その中にも人生のドラマがあり、青春の熱い思い、負ける悔しさ、勝つ嬉しさ、老若男女問わず成長していける部分が多数あり、読む側も元気を貰えます。競技かるたというマニアックな世界ではありますが、57577の31文字のリズムは日本人に馴染みやすく、聞いていて心地よく面白い思います。

作品紹介:ゆびさきと恋々

〇出演声優

  • 糸瀬 雪 (cv.諸星すみれ)
  • 波岐逸臣 (cv.宮崎 遊)
  • 芦沖桜志 (cv.大塚剛央)
  • 波岐京弥 (cv.逢坂良太)
  • 藤白りん (cv.本渡 楓)

〇あらすじ

この手で「好き」って伝えたい…。

累計発行部数380万部突破(電子含む)、各種賞にランクインし、SNSなどでも多くの反響を集める森下suuが描く『ゆびさきと恋々』。

女子大生の雪は、ある日困っているところを同じ大学の先輩・逸臣に助けてもらう。聴覚障がいがあって耳が聴こえない雪にも動じることなく、自然に接してくれる逸臣。自分に新しい世界を感じさせてくれる逸臣のことを雪は次第に意識し始めて…⁉

聴覚障がいのある女の子・雪と世界を旅する大学の先輩・逸臣のピュアラブストーリーがはじまる。

公式サイトより

〇感想・レビュー

聴力障害者の女性と自由奔放に世界を旅する青年との恋愛作品です。周りに出てくる登場人物がみんな聴覚障害について理解が深く、見ていて救われるきもちになります。青年も大学に通いながら色んな国に飛び回り、モテモテなのに彼女に惹かれる過程などが全く無理のないストーリー運びで凄くキュンキュンしました。彼女のために一生懸命手話を覚えようとする所も微笑ましいです。なかなか進展は朝イチ2人ですが、周りの友だちの恋も同時に動いて行くため、そちらのカップルの行く末も楽しみです。個人的にはヒロインの親友役の子の恋が報われて欲しいところです。

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