おすすめ鬱アニメのあらすじや出演声優、レビューなど詳しくご紹介します。
作品紹介:魔法少女まどか☆マギカ
- 放送期間
2011年1月~4月 - 制作会社
シャフト
〇出演声優
- 鹿目まどか (cv.悠木 碧)
- 暁美ほむら (cv.斎藤千和)
- 巴 マミ (cv.水橋かおり)
- 美樹さやか (cv.喜多村英梨)
- 佐倉杏子 (cv.野中 藍)
〇あらすじ
大好きな家族がいて、親友がいて、時には笑い、時には泣く、そんなどこにでもある日常。市立見滝原中学校に通う、普通の中学二年生・鹿目まどかも、そんな日常の中で暮らす一人。ある日、彼女に不思議な出会いが訪れる。この出会いは偶然なのか、必然なのか、彼女はまだ知らない。それは、彼女の運命を変えてしまうような出会い――それは、新たなる魔法少女物語の始まり――
dアニメストアより
〇感想・レビュー
魔法少女ってこんなに悲しいものなのかと愕然とした作品です。というのも、みんな死んでいくからです。最初にショックだったのは巴マミさんが死亡した時です。マドカ達より先に魔法少女になっていた先輩ですけど、面倒見はいいし包容力があって素敵なお姉さんという感じ。それがこんなにあっけなく・・と驚きました。さらに不幸は続きます。親友のさやかは入院中の幼馴染を助ける為に魔法少女になったのに、まさか親友に寝取られるなんて。しかも肝心のさやかはその為に人間をやめてしまったというのに。さやかは超落ち込んでましたけど、そりゃあ落ち込むわなと同情しました。最後の展開もなかなか悲惨でしたし、鬱アニメといえばコレ!だと思います。
主人公・鹿目まどかは猫のようなかわいらしいマスコットキャラクター・キュウべぇに「君も魔法少女になってよ!」と魔女との戦いに誘われます。先輩魔法少女・巴マミさんのかっこいい戦闘姿にも惹かれ、ここから華々しい魔法少女生活がスタート!…かと思いきや、一転。そこから魔法少女の向かう先、魔女の生まれる理由…様々な残酷な背景が明かされていきます。まどかを魔法少女にさせまいと現れる暁美ほむらも現れ、まどかはどんどん世界に巻き込まれていきます。萌え系のかわいらしい絵からは想像もつかない残酷なストーリー展開で、イッキ見してしまいます!
よくあるふりふりの衣装を着た可愛らしい女の子が「魔女」と呼ばれる怪物と戦う話。たが、三話以降話の流れが変わり、1人の魔法少女の死をきっかけに魔女や魔法少女がどのようにして生まれたのか、それらはどうして生み出されたのかといった真実が明らかになっていくという話です。シナリオの完成度が高く、それでいて可愛いらしい少女たちが恐ろしい目に合うというギャップが衝撃的でした。それでいてエンディングもバッドエンドではないものの決してハッピーエンドではない少々ビターなものとなっているため、見応えがありました。
最初は子ども向けのアニメなのかと思っていましたが、いい意味で裏切られました。メインキャラクターでも普通に死んでしまったりするので、心が追いつきません。でも、そこが今までのアニメとは違って面白いんです。しかも、キャラクターが全員、普通に可愛いのも魅力だと思います。だからこそ、ダークな部分やシリアスな展開が、すごくギャップがあって面白く感じてしまうんです。けっこう昔のアニメですが、今見ても充分に面白く感じました。オタクアニメだと思って敬遠している人がいたら、それは間違いなので、ぜひ騙されたと思って見てみて欲しいです。
ターゲット層が限定された『魔法少女』ヒーロー・ヒロインもののキラキラ作品かと思って見てたら、大人のアニメでした。魔法少女の苦悩とか恐怖とか、魔法少女の見えない部分をなんか色々知ってしまった感がある作品です(笑)作画は「魔法少女」というタイトル通り可愛らしいキャラがたくさん出てきます。かわいいマスコット的なキャラクターも当然います。カワイイと気を抜いて見ていると、痛い目を見るような怖さがあって、とても面白い作品です。『魔法少女 まどかマギカ』の世界観は、本当に良く出来ているなと思います。夜、一人で見ていて怖くて泣きそうになった、初めての魔法少女アニメです。
作品紹介:RE:ゼロから始まる異世界生活
- 放送期間
2016年4月~9月(第1期)
2020年7月~9月(第2期前半クール)
2021年1月~3月(第2期後半クール)
2024年10月~(第3期) - 公式サイト
http://re-zero-anime.jp/tv/ - 制作会社
WHITE FOX
〇出演声優
- ナツキ・スバル (cv.小林裕介)
- エミリア (cv.高橋李依)
- パック (cv.内山夕実)
- レム (cv.水瀬いのり)
- ラム (cv.村川梨衣)
〇あらすじ
無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す”死に戻り”の力。
コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年・菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。
公式サイトより
〇感想・レビュー
主人公のナツキスバルは異世界転移時に死に戻りスキルを授かっていたわけですけど、これがなかなかに鬱でした。セーブロードならともかく、毎回死なないと戻れないわけですし。当然死ぬときは痛いですし、スバル悲惨すぎるって感じました。中でもえぐかったのは魔女教の時ですね。何度死に戻っても助かる道は見えませんし、死ぬまでの展開もエグ過ぎました。中でも酷かったのはレム対大罪司教ペテルギウス・ロマネコンティのシーン。思い出しただけでトリハダが立つというか、凄くいや~な気分になるほど。途中でスバルは心が折れかかっていましたけど、そりゃあ弱音も吐きたくなるよなと思いました。
作品紹介:アカメが斬る!
- 放送期間
2014年7月~12月 - 公式サイト
http://akame.tv/ - 制作会社
WHITE FOX
〇出演声優
- アカメ (cv.雨宮 天)
- タツミ (cv.斉藤壮馬)
- マイン (cv.田村ゆかり)
- レオーネ (cv.浅川 悠)
- シェーレ (cv.能登麻美子)
〇あらすじ
人が次第に朽ちゆくように国もいずれは滅びゆくーーーー
千年栄えた帝都すらも今や腐敗し生き地獄人の形の魑魅魍魎が我が物顔で跋扈する
天が裁けぬその悪を闇の中で始末する我等全員、殺し屋稼業ーーーー。
帝歴1024年。帝国の圧政によって苦しむとある村の少年剣士・タツミは、村を救う希望とお守りを胸に、幼馴染みと共に帝都へ出稼ぎに出発する。道中、夜盗の襲撃に遭い散り散りになりながらも、たった1人帝都に辿り着いたタツミを待ち受けていたのは、絶句するほどに腐敗しきった帝都の真の姿だった。
「最近、帝都の重役や富裕層の人間を狙う恐るべき殺し屋集団がいる。」一方でそういった噂を耳にしたタツミは、身をよせた貴族の家で闇夜に潜む彼らの存在に気づく。
殺し屋集団ーーーーーーナイトレイドたちの存在に。
公式サイトより
〇感想・レビュー
最初はただのバトル作品かと思いきや、悲し過ぎる展開が印象に残った作品です。基本的に革命軍と帝国軍のバトルを描いた内容なんですけど、敵味方ガンガン死んでいくんですよね。少し会話した程度の仲間ならいいんですけど、主人公のタツミを可愛がってくれたキャラがどんどん死んでいきます。となれば仲間達を殺す帝国軍憎し!と思いたくなるんですけど、帝国軍にも色々あるんですよね。帝国軍には帝国軍の事情があるわけですし。下手にタツミが帝国軍に潜入してしまった為、そういう人間模様が見えてしまったのが問題でした。帝国軍にも事情があるとわかってしまった為、憎しみや恨みを一方的にぶつけるわけにはいかなくなってしまったわけですから。結局やるせない思いを抱えながら、敵と戦う。なんとも悲しいバトル作品でした。
ある村の少年剣士・タツミが殺し屋集団ナイトレイドにひょんなことから所属することになり、腐敗しきった帝都に戦いを通して抗う物語。なんといっても、敵味方問わず、キャラクターがどんどん死んでいく鬱展開に驚くとともに、テンポの良いストーリー展開に引き込まれていきました。戦闘シーンは迫力があり、帝具はそれぞれに固有能力があるため、奥の手を含めて、こんな使い方もあるのかと発想にも驚きました。個性的で可愛い女性キャラクターも多く出てきて、恋愛要素もあるのもポイント高いです。今までにありそうでなかったアニメだと思いました。
作品紹介:School Days
- 放送期間
2007年7月~9月 - 公式サイト
https://www.marv.jp/special/schooldays-anime/ - 制作会社
ティー・エヌ・ケー
〇出演声優
- 伊藤 誠 (cv.平川大輔)
- 桂 言葉 (cv.岡嶋 妙)
- 西園寺世界 (cv.河原木志穂)
- 清浦刹那 (cv.井本恵子)
- 加藤乙女 (cv.永見はるか)
〇あらすじ
伊藤 誠(いとう まこと)が“桂 言葉(かつら ことのは)”と出合ったのは榊野学園の入学式のとき。言葉は誠の隣のクラスで、同じ沿線から通っていて、毎日同じ時刻の電車に乗り本を読んでいる。気にはなるけど、遠くから眺めているだけ…。ただ、それだけの存在だった。携帯電話のおまじない…「好きな人の写真を待ち受けにして3週間、誰にもバレなかったら恋が成就する」誠はばかばかしいと思いながらも、電車で出会う言葉の姿を携帯電話の待ち受けにする。だが、そんな誠の待ち受け画面に映った言葉の写真を同じクラスで隣の席の“西園寺世界(さいおんじ せかい)”に見られてしまう。おまじないを始めて1日目ではかなく散ってしまった淡い期待だったが、世界が勝手に誠の待ち受けを見てしまったお詫びにと、誠と言葉の仲を応援したいと二人の間を取り持つ事に…。その日から誠の退屈だった日常が大きく動き始める。
dアニメストアより
〇感想・レビュー
鬱アニメを語るなら本作は見ておかないとダメだろう。そう感じさせる程の超鬱アニメでした。原作はセクシー系のゲームというだけあり、お色気青春アニメかな~とお気楽に構えてみていました。でも中盤以降、話は急展開。ヒロインはヤンデレ全開の鬱状態になりますし、ラストはまさかの展開に。こんなひどい結末ってあるのか!と驚きました。思わず最終話は二回見てしまったほど。まあSNSを利用してリアルで繋がりのない女性達と関係を持っていくのならいざしらず、学校内という閉鎖された空間で色んな女性と関係を持ったらこうなるよな。ハーレムはゲームだから許されるわけで、リアルだとこうなって仕方ないわなと感じました。
学園恋愛物語ですが、リアルにあり得る鬱展開が有名な作品です。何より各キャラの心理描写が丁寧に描かれており、じっくり感情移入できる作品です。携帯に3週間好きな人を待ち受けにしてバレなければ恋が叶うと言う青春らしいおまじないをしていた主人公ですが、同じクラスの子に見つかります。勝手に観たお詫びに恋を応援するクラスメートですが実は密かに主人公の事が好きだったと言うはじまりです。その後は主人公が三角関係に発展したり多くの女性と肉体関係を持ったりと、ものすごいうらやましい展開になっていきますが、女性の嫉妬や独占欲、狂気をその後知る事になる鬱アニメです。
作品紹介:新世紀エヴァンゲリオン
- 放送期間
1995年10月~1996年3月 - 公式サイト
https://www.evangelion.co.jp/ - 制作会社
タツノコプロ、GAINAX
〇出演声優
- 碇シンジ (cv.緒方恵美)
- 葛城ミサト (cv.三石琴乃)
- 赤木リツコ (cv.山口由里子)
- 碇ゲンドウ (cv.立木文彦)
- 渚カヲル (cv.石田 彰)
〇あらすじ
西暦2015年。第3新東京市に、さまざまな特殊能力を持つ“使徒”が襲来した。主人公・碇シンジは、人類が“使徒”に対抗する唯一の手段である人型決戦兵器エヴァンゲリオンの操縦者に抜擢されてしまう。今、人類の命運を掛けた戦いの火蓋が切って落とされる。果たして“使徒”の正体とは? 少年たちと人類の運命は?
公式サイトより
〇感想・レビュー
有名アニメではありますけど、私的にはかなりの鬱アニメだと思います。何しろ主人公の碇シンジからして終わっています。当時話題になっていたから頑張ってみましたけど、1~3話までの煮え切らなさにはイライラさせられたものです。シンジは暗いし、ヒロインキャラの綾波レイは無口でしゃべらないし、どうなっているの?と感じました。そんな妙な空気が流れる中、陽キャラ感全開のアスカが参入。これでバランスが取れてきたと思ったら、ムードメーカーだったトウジが悲惨な結末を迎えることに。またアスカの方も使徒から受けた精神攻撃でおかしくなってしまいますし。そして渚カヲルとの決着もなんともいえないものに。作中でシンジくんが何度も精神崩壊起こしそうになってましたけど、そりゃあおかしくもなるわな・・と同情してしまう程でした。
鬱アニメの代表といってもいいくらいのアニメだと思います。まだ少年のシンジたちには、あまりにも可哀想な現実が多くて、見ていて暗い気持ちになってしまうからです。ですが、そんな気持ちの中でも人との繋がりなどいろいろ考えることのできる良作だと思います。アニメの最終回は正直、えっ?どういうこと?と思ってしまいましたが、そこも含めて色々考えさせられるのが、このアニメの面白い所です。いろんな解釈の仕方があるので、見た人にしか味わえない面白さがあると思います。鬱アニメが苦手な人でも比較的見やすいし、1度は見るべき世界に誇れるアニメだと思います。
作品紹介:剣風伝奇ベルセルク
- 放送期間
1997年10月~1998年3月(第1期) - 制作会社
OLM TEAM IGUCHI
〇出演声優
- ガッツ (cv.神奈延年)
- グリフィス (cv.森川智之)
- キャスカ (cv.宮村優子)
- コルカス (cv.西村朋紘)
- ピピン (cv.天田益男)
〇あらすじ
主人公・ガッツの生い立ちから幼年期、そして親友でありのちに終生の敵となるグリフィスとの出会い、さらに蝕とよばれる天地異変を経てガッツが復讐の旅に出るまでのいわゆる「黄金時代」と呼ばれる部分が描かれたもの。
dアニメストアより
〇感想・レビュー
ダークファンタジー系のバトルアニメですけど、展開が鬱過ぎるなって感じる作品でした。対人間の時はそこまで鬱とは感じませんでした。でも人ならざるものと対峙するようになってから、エグさが増していきます。中でも衝撃的だったのは蝕の時でしょう。蝕前にライバルだったグリフィスが拷問を受けている時もそうでした。ただ痛みを与えるだけでなく、手足の腱を切って身動き出来なくしてしまっていたわけですから。脇役ならともかく準主役のグリフィスをここまでするの?と感じたものです。この時点でも鬱全開だったのに、ここからさらにひどくなっていくんですよね。あまりのショックにキャスカは精神崩壊して幼児化してましたけど、そりゃあそうなるわな・・と思う程の鬱展開でした。寝取られ要素もあるので、耐性のない人は注意です。
作品紹介:王様ゲーム
- 放送期間
2017年10月~12月 - 制作会社
セブン
〇出演声優
- 金沢伸明 (cv.宮野真守)
- 安達信吾 (cv.浜添伸也)
- 阿部利幸 (cv.松岡禎丞)
- 石井里美 (cv.辻 美優)
- 井上浩文 (cv.成澤 卓)
〇あらすじ
遠く離れた高校に転校してきた金沢伸明は、前の学校で経験したある出来事が原因で、クラスメイト達と親しくなることを恐れ、心を閉ざしていたが、体育祭でのクラス対抗リレーをきっかけに打ち解けはじめていた。そんな中、クラスメイト全員の携帯に「王様」と名乗るモノからの一通のメールが届く。単なるいたずらだと思って真面目に受け止めないクラスメイト達だったが、その意味を知る伸明だけは、これから始まる「死」のゲームに立ち向かおうと葛藤するのだった…。
dアニメストアより
〇感想・レビュー
小説を読んだ後にアニメを見たのですが、いざ、映像として見たときの王様の理不尽さ、グロさで心が痛くなる展開でした。王様が気になって結局全部見たのですが、終始王様がなぜこんな残酷なことをしたのか、なぜ伸明たちはこのような目に遭う必要があったのかと思ってしまうような展開でした。グロい場面はストーリー的に多いですが、作画もよくグロテスクさを表現していて、個人的には好きでした。主人公の声優も宮野真守さんで、有名な声優さんも出ているので、鬱展開とは少し違うかもしれませんが、私が過去1でハマったアニメなのでぜひ見てください。
作品紹介:東京喰種
- 放送期間
2014年7月~9月(第1期)
2015年1月~3月(第2期)
2018年4月~6月(第3期)
2018年10月~12月(最終章) - 公式サイト
https://www.marv.jp/special/tokyoghoul/first/index.html - 制作会社
studioぴえろ
〇出演声優
- 金木 研 (cv.花江夏樹)
- 霧嶋董香 (cv.雨宮 天)
- 月山 習 (cv.宮野真守)
- 芳村 (cv.菅生隆之)
- 笛口雛実 (cv.諸星すみれ)
〇あらすじ
「この世界は間違っている――」
東京に潜む『絶望』。それは、人々に『死』以上の恐怖を与える怪人――“喰種”(グール)。
彼らはヒトに紛れ、ヒトを狩り、その死肉を喰らう。食物連鎖の頂点に君臨する“喰種”に怯えながら、人間たちはこの『間違った世界』を生きていた。読書好きの大学生・カネキは、行きつけの喫茶店「あんていく」にて、リゼという少女に出会う。年齢や境遇、読書の趣味も同じという事で、急接近する二人だが……
僕は小説の主人公でも何でもない… だけど…もし仮に僕を主役にひとつ作品を書くとすれば ――それはきっと、“悲劇”だ
『赫子』と呼ばれる捕食器官を用いて人間を襲い、その殺傷能力の高さから「化け物」と恐れられる“喰種”だが、彼らが生きる方法は、ヒトを喰う以外に存在しない。カネキは、この歪んだ世界に疑問と葛藤を抱きながら、逃れようのない負の連鎖に巻き込まれていく。
公式サイトより
〇感想・レビュー
あるハプニングから人の肉を食べて生活する喰種と人間のハーフになった主人公金木研が、喰種は悪いものだと決めつける人間と戦う中で、生きる難しさを感じていく流れが、刺さりました。金木研は、人の肉を食べて生活をすることになりますが、人を襲うことは良くないと感じる人間らしさもあり、色々な人が色々な生き方をしているという意味では、鬱になりつつも、現代を生きる教訓になったと感じています。様々な背景を持つ人々が様々な生き方をしている多様性が重んじられている世の中で、一度は見るべき作品だと思います。ぜひ見て見てください。
作品紹介:進撃の巨人
- 放送期間
2013年4月~9月(第1期)
2017年4月~6月(第2期)
2018年7月~10月(第3期 Part.)
2019年4月~7月(第3期 Part.2)
2020年12月~2021年3月(第4期 Part.1)
2022年1月~4月(第4期 Part.2)
2023年3月4日(第4期 完結編 前編)
2023年11月5日(第4期 完結編 後編) - 公式サイト
https://shingeki.tv/final/ - 制作会社
WIT STUDIO(第1~3期)
MAPPA(第4期)
〇出演声優
- エレン・イェーガー (cv.梶 裕貴)
- ミカサ・アッカーマン (cv.石川由依)
- アルミン・アルレルト (cv.井上麻里奈)
- リヴァイ・アッカーマン (cv.神谷浩史)
- ジーク・イェーガー (cv.子安武人)
〇あらすじ
巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は高さ50メートルの巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた…。
まだ見ぬ壁外の世界を夢見る10歳の少年、エレン・イェーガー。エレンは仮初めの平和に満足し外の世界へ出ることを諦めた人々に違和感を覚える。彼らを「家畜」と呼ぶエレン。エレンを「異物」と感じる人々。
だが、壁をも越える超大型巨人の出現により、エレンの「夢」も人々の「平和」も突如として崩れ去ってしまう…。
公式サイトより
〇感想・レビュー
鬱展開といっていいのかわかりませんが,生きる難しさを1番に感じた作品かもしれません。最初は人間対巨人との戦いの中で、巨人の理不尽さに負けずに生きる人間の中で鬱展開になりましたが、作品が進むにつれて、巨人が生まれた背景や人間の中での様々な争いに鬱になっていく展開でした。また、作画もとても綺麗で、迫力のあるものでした。そのうえ、声優さんも梶祐貴さんをはじめとする豪華な方が揃っており、漫画よりもアニメの方が見応えがある作品だと思います。世界的に有名な作品ということもあり、一度は見てみることをお勧めします。
とにかく謎が多くて面白いです。後半になるにつれて、伏線回収もされていくので、そのへんはスカッとします。そして、とにかく巨人のアニメーションがグロくて見応えありです。漫画も読んでいましたが、アニメの方が迫力があると感じました。巨人たちが走る音とか、エレンたちが戦う戦闘シーンとかは、リアルな感じがあるのでオススメです。ストーリー的には、後半にいけばいくほど、壮大で複雑な話になっていきます。登場人物も多いので整理するのは大変ですが、何度も見ているうちに分かってくるので、ぜひ見返して見てほしいです。仲間と思っていた人が敵だったりもするので、そのへんも分かったうえで最初から見返すとより面白く感じます。
作品紹介:PSYCHO-PASS サイコパス
- 放送期間
2012年10月~2013年3月(第1期)
2014年10月~12月(第2期)
2019年10月~12月(第3期) - 公式サイト
https://psycho-pass.com/ - 制作会社
Production I.G、タツノコプロ
〇出演声優
- 常守 朱 (cv.花澤香菜)
- 狡噛慎也 (cv.関 智一)
- 宜野座伸元 (cv.野島健児)
- 六合塚弥生 (cv.伊藤 静)
- 唐之杜志恩 (cv.沢城みゆき)
〇あらすじ
最後に、罪を裁くものは、誰かーーー。
人間のあらゆる心理状態を数値化し管理する巨大監視ネットワーク〈シビュラシステム〉が人々の治安を維持している近未来。あらゆる心理傾向が全て記録・管理される中、個人の魂の判定基準となったこの計測値を人々は「サイコパス(PSYCHO-PASS)」の俗称で呼び習わした。犯罪に関する数値〈犯罪係数〉を測定する銃〈ドミネーター〉を持つ刑事たちは、罪を犯す前の〈潜在犯〉を追う。2012年にスタートしたオリジナルTVアニメーション作品『PSYCHO-PASS サイコパス』。10周年を迎えたシリーズ最新作であり集大成となる本作は、劇場版『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3 恩讐の彼方に__』と第三期TVシリーズ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』をつなぐエピソード。これまで〈語られなかった物語〉がつむがれる。常守朱と狡噛慎也、慎導灼と炯・ミハイル・イグナトフをつなぐミッシングリンク。変わりゆく時代の中で、人々が貫く正義とは――。
公式サイトより
〇感想・レビュー
ヒロイン常守あかりが、銃を持ったシーンで、人を打ちたくないと言う気持ちを持つ所が、立派でした。主人公狡噛しんやがまきしまと戦うシーンがかっこよかったです。3期では、主人公しんどうあらたが、父親の事を考えて行く所も、深かったです。エンディングテーマ曲の名前のない怪物も、アニメと音楽が合っていて、良かったです。出てくるキャラクター達のバトルシーンが、迫力がありました。演じられている豪華声優陣が、素晴らしかったです。命に変えても必死で戦って行く所が、印象的でした。バトルシーンの挿入歌も、素敵でした。
近未来的な世界観で、いつかこんな世界がやってくるかも?!とゾッとしつつも有り得えそう…と納得するような気持で見ていました。ストーリー展開はサスペンス的な要素が強く、グロテスクな表現もあります。作画は美しく、ハリウッド映画の冒頭でよくありがちな雰囲気で始まります。洋画にカブレた作品かな?と、ちょっと不安になりましたが、全くチープさは見られず、ヒリヒリとした緊張感が続く作品ですごく良かったです!登場するキャラクターはみんな個性的でドハマりしました!この世界の特殊拳銃「ドミネーター」でさえ強烈なインパクトがあります。ドミネーターと並んでインパクトが強い槙島聖護。1期は何度も見たくなってしまうくらいクセになる大好きな作品です。
時は22世紀人々の精神が科学的に解析可能になった近未来の日本が舞台です。その世界では人々は常に己の心理状態を色で表した色相を気にしながら生きていました。基本的にこれが濁ると犯罪を起こしやすい状態となり、酷くなると犯罪係数と呼ばれる数値が計測され一定以上の係数が出ると拘束されます。このような世界で起こる凶悪犯罪に対処する為主人公が所属する公安局刑事課では執行官と監視官が日々任務にあたるという内容です。独特な世界観と完成されたシナリオで仲間の死やその社会の歪さなどを描いた秀逸な作品です。特に主人公の常守朱の序盤と終盤の成長ぶりには目を見張るものがあります。
人格が数値化できるようになった未来で刑事課に配属された常守朱に手渡されたのは「犯罪係数」という数値によって犯罪者を裁くドミネーター、それを支配・管理するシビュラシステム。ストーリーが進むにつれ、シビュラシステムの正しさに疑問を感じるようになる朱の苦悩は、アニメを見ている視聴者も共感できる部分が多かったです。シビュラシステムは、現代でいう法律みたいなものなので、正しさに疑問を持っても、一個人ではどうしようもないこと。また、戦闘シーンはスタイリッシュでかっこよく、ストーリーも丁寧に作りあげられたものであり、劇場版やOVAも非常に面白かったです。
人類は人工知能に職業やパートナーを振り分けられ、精神状態を定期的に計測され、犯罪を犯す恐れのある者は「潜在犯」という犯罪者予備群として扱われます。自由意志の無い社会で、システム側が精神異常を感知できない特異体質の男がシステムに挑戦を挑みます。この男は自由意志を証明するため、不満を持つ者達に犯罪のコンサルを行います。この男は「槙島聖護」。そして有能な監視官(キャリア組の警察官)でしたが、捜査中に部下を殺されて精神異常を来し潜在犯になった「狡噛慎也」。狡噛は部下を殺された過去にとらわれ、猟犬として犯罪者を裁き続けていましたが、新人の常守朱と現場をこなす内に刑事としてのプライドを取り戻します。そんな中、狡噛の部下を死に追いやった槙島が姿を表しますが、彼は特異体質で犯罪者として裁けません。狡噛は仇討ちか、刑事を続けるかを選ばなければなりません。
作品紹介:地獄少女
- 放送期間
2005年10月~2006年4月(第1期)
2006年10月~2007年4月(第2期)
2008年10月~2009年4月(第3期)
2017年7月~9月(第4期) - 公式サイト
https://www.jigokushoujo.com/archive/(1~3期公式サイト)
https://www.jigokushoujo.com/(4期公式サイト) - 制作会社
スタジオディーン
〇出演声優
- 閻魔あい (cv.能登麻美子)
- 一目 連 (cv.松風雅也)
- 骨女 (cv.本田貴子)
- 輪入道 (cv.菅生隆之)
- きくり (cv.酒井香奈子)
〇あらすじ
世間では、ある都市伝説めいた噂が流れていた。「午前零時にだけアクセス出来るウェブサイト『地獄通信』に晴らせぬ怨みを書き込むと、地獄少女が現れて憎い相手を地獄に流してくれる」。しかし、その噂は真実だった。
怨みを持った者が「地獄通信」に書き込んだ直後、依頼者の前にセーラー服を着た長い黒髪に赤い瞳をした地獄少女・閻魔あいが現れる。あいは依頼主に契約の証である藁人形を渡し、「人形の首にかかる赤い糸を解けば、契約は成立し、憎い相手は地獄へ流される」という。ただし、「その代償として自分自身も、死後は地獄で永遠に苦しむことになる」と告げるのであった。
依頼者は、その糸を解いて怨みを晴らすのか、それとも思い直して踏み留まるのか、葛藤の中で決断を迫られる。契約が執行される際には、閻魔あいに付き従う「三藁」の一目連、骨女、輪入道らが現世での罰を与え、最後に地獄少女により「地獄流し」が行われる。
Wikipediaより
〇感想・レビュー
1期で、一人の少女が、学校で集めたお金を持っていた時、それをクラスで気取り屋の少女がお金を盗み出したシーンが、凄かったです。その少女に嫌がらせをさせるシーンが、最低でした。ヒロインめんまあいが、水につかっている時、家からおばあちゃんがななじゅばんを置いていくよと言い、それを聞いたあいが、ありがとうおばあちゃんと言い、着物に着替えるシーンも、印象的でした。あいが、嫌な人間たちに向かって、いっぺん死んでみると言い、着物の花で、人を飲み込むシーンも、迫力が、ありました。おばさんの家で少女の愛犬が殺されてしまったシーンも可愛そうに見えました。
漫画から見始めた作品ですが、漫画よりもずっと作風が怖いと感じたアニメです。この作品は真夜中の12時にしかアクセスできないサイトに殺したい相手の名前を入れると地獄に落とすことができるといった作品です。1話完結型なので、様々な登場人物が出てくるのですが、どの内容も小学生向けの作品(漫画は少女向けです)とは思えないほど内容が重く、大人になって見ると、凄く胸が苦しくなる話ばかりです。特に私は主人公のきくりが好きなのですが、アニメ版だと幼い容姿と声なのでそれがより一層アニメの怖さを引き立てる作品です。
作品紹介:ひぐらしのなく頃に
- 放送期間
2006年4月~9月(無印)
2007年7月~12月(解)
2020年10月~2021年3月(業)
2021年7月~9月(卒) - 公式サイト
http://www.oyashirosama.com/web/top/(無印版公式サイト)
http://www.oyashirosama.com/web/kai/character/index.htm(解版公式サイト)
https://higurashianime.com/index_gou.html(業版公式サイト)
https://higurashianime.com/index.html(卒版公式サイト) - 制作会社
Studio DEEN(無印・解)
パッショーネ(業・卒)
〇出演声優
- 前原圭一 (cv.保志総一朗)
- 竜宮レナ (cv.中原麻衣)
- 園崎魅音 (cv.ゆきのさつき)
- 北条沙都子 (cv.かないみか)
- 古手梨花 (cv.田村ゆかり)
〇あらすじ
昭和58年、のどかな山村・雛見沢村。この地に都会から転校生・前原圭一が引っ越してきます。彼は新しい環境にすぐなじみ、多くの友人と打ち解けていきました。
雛見沢は毎年6月に行われる夏祭り、「綿流し」が有名な村。この「綿流し」には奇妙でおぞましいうわさがささやかれていました。それは毎年「綿流し」の日になると、必ず1人が死んで1人が消えるというもの。偶然にもここ4年連続で発生している一連の事件は、「オヤシロの祟り」と呼ばれていました。
うわさを知った圭一は仲間たちに詳しく聞こうとしますが、彼らはみな口をつむぐばかり。何が正しくて何が嘘なのか、彼は次第に疑心暗鬼に陥ってしまいます。そうしてやってきた昭和58年の「綿流し」、ついに5年目の犠牲者が出てしまいました。
祟りは果たして本当なのか、彼を中心に雛見沢の秘密が明らかになっていきます。
『ひぐらしのなく頃に』を徹底解説!難解ストーリーの結末は【ネタバレあり】より引用
〇感想・レビュー
主人公けんいちが、田舎の学校で少女たちと出会って友達になって行くシーンが、良かったです。祭りの夜、親友のりかが、巫女姿になったシーンが、可愛かったです。夕方、少女が捨てられていた人形が欲しいと言い、けんいちが、拾ってあげるシーンも、かっこよかったです。かなことりかが高校に進学したシーンで、二人の仲が破れてしまったシーンも驚きでした。かなことりかが、シャンデリアの下敷きになったシーンも迫力が、ありました。youの歌もアニメとイメージが違うのにいい曲に見えました。人を殺すシーンが残酷でした。
ミステリーホラーの分類に入るであろう作品ですが、ループものなのでそれぞれの編で起こる内容によっては鬱展開もある作品です。特に鬼隠し編は最たるものです。全編通して薄気味悪い村の秘密が描かれているのですが、和やかな日常が崩壊していく展開が描かれます。その不可思議な出来事に抗う為に努力しますが、その努力が実は無駄だったなんて展開もあり、どうしても狂気じみた展開しかならない所が面白く視聴者の精神をえぐってくれます。展開はそれぞれの話で変わりますが、必ず誰かが死んだり救えない状況に追い込まれますので、覚悟は必要です。
序盤の伏線の張り方が見事で、後半になって伏線回収がどんどんできていく所に爽快感を覚えました。初めは、どういう意味なんだろうと理由のわからないシーンが多いんですが、諦めずに最後まで見てほしいアニメです。内容的にはサイコパスがいたり、ちょっとグロいシーンが多かったりと見るのが大変でした。たぶん、そういう系が好きな人じゃないと楽しめないかもしれません。私は大人になってから見たので良かったですが、学生時代に見ていたらトラウマになっていたかもと思うレベルです。ただ、登場人物は可愛い子も多くて、そのギャップは面白く感じました。
転校してきた主人公・けんいちが人形を探しに行く場面が良かったです。りかの巫女姿がとてもかわいらしかったです。また、さとこが叔父から虐待を受けている場面は、とてもかわいそうに見えました。人を殺すシーンは残酷で、ショッキングでした。りかがさとこに「一緒に高校に入りたい」と言い、二人で受験を受けたシーンでは、入学後に二人の間にすれ違いが生じるところが印象的でした。さらに、りかの前にさとこが現れ、天井からシャンデリアが落ちてくるシーンは、迫力がありました。挿入歌「YOU」もアニメとよくマッチしていて、素晴らしかったです。声優陣も豪華で、非常に良かったです。
作品紹介:グッドナイト・ワールド
- 放送期間
2023年10月~ - 公式サイト
https://gnw-anime.com/ - 制作会社
NAZ
〇出演声優
- 有間太一郎 (cv.廣瀬大介)
- 有間明日真 (cv.島﨑信長)
- 有間小次郎 (cv.大塚明夫)
- 有間 雅 (cv.遠藤 綾)
- 有間 綾 (cv.水瀬いのり)
〇あらすじ
このクソみたいな世界で繋がる、家族の物語。
ネットゲーム「プラネット」において最強と呼ばれる4人組がいた。4人組の名前は“赤羽一家”。彼らはネットゲーム上の疑似家族だった。
互いには知らないが、彼らの正体は現実世界で崩壊した本物の家族である。
引きこもりの長男、優等生の次男、我が子から尊敬されない父親、家庭を顧みない母親。彼らは家族のぬくもりを知らない。ネットゲーム上の家族が仮初めのぬくもりである事も知らない。そして互いが本当の家族である事も知らない。
赤羽一家を中心としてネットゲーム『プラネット』の中で繰り広げられる、モンスターとのバトル、ギルド同士の戦い、そして最終標的“黒い鳥”をめぐる権謀術数。
物語は現実世界を、そして現実の家族を巻き込んで大きく動き出す―― 。
公式サイトより
〇感想・レビュー
この物語はゲームの中で偽装家族を演じる家族をメインとした作品です。私は最初は漫画から読み始めて、その後はアニメを見始めたのですが、作画が大変良くて、曲もカッコ良くて好きです。この作品はゲーム内の世界と現実世界が描かれており、その世界に生きる主人公の葛藤や成長が描かれています。そして主にシリアスメインの作品で、中盤では鬱展開が待っているので、見るのが辛い場面もあるのですが、内容が面白いので続きが凄く気になるおすすめ作品です。
作品紹介:BANANA FISH
- 放送期間
2018年7月~12月 - 公式サイト
https://bananafish.tv/ - 制作会社
MAPPA
〇出演声優
- アッシュ・リンクス (cv.内田雄馬)
- 奥村英二 (cv.野島健児)
- マックス・ロボ (cv.平田広明)
- ディノ・F・ゴルツィネ (cv.石塚運昇)
- ショーター・ウォン (cv.古川 慎)
〇あらすじ
ニューヨーク。並外れて整った容姿と、卓越した戦闘力を持つ少年・アッシュ。ストリートギャングを束ねる彼は手下に殺された男が死ぬ間際に“バナナフィッシュ”という謎の言葉を発するのを聞く。時を同じくして、カメラマンの助手として取材にやってきた日本人の少年・奥村英二と出会う。二人はともに“バナナフィッシュ”の謎を追い求めることに──。
公式サイトより
〇感想・レビュー
漫画だと1980年代の時代を描かれているのですが、アニメだと現代風に描かれているので、とても見やすい作風となっています。簡単に説明すると日本人大学生の主人公である英二はカメラマンのアシスタントとしてアメリカに来たいたのですが、そこで偶然出会ったストリートキッズのボスであるアッシュに出会い、性格も生きている環境も全く違う二人が「バナナフィッシュ」という謎の名前を巡ってマフィアや国家の陰謀に巻き込まれる話です。笑える部分ももちろんあるのですが、鬱な展開が多く、最終回を見た時は数週間落ち込んでいました。
作品紹介:蒼穹のファフナー
- 放送期間
2004年7月~12月(第1期)
2015年1月~4月(第2期第1クール)
2015年10月~12月(第2期第2クール) - 公式サイト
http://fafner-exodus.jp/ - 制作会社
XEBEC(第1期)
XEBECzwei(第2期)
〇出演声優
- 皆城総士 (cv.喜安浩平)
- 真壁一騎 (cv.石井 真)
- 遠見真矢 (cv.松本まりか)
- 小楯 保 (cv.高瀬右光)
- 日野弓子 (cv.ゆかな)
〇あらすじ
“あなたは、そこにいますか?”
西暦2150年。遠い宇宙から来たシリコン型生命体・フェストゥムとの戦いは、新たな局面を迎えていた。
第一次蒼穹作戦で砕かれた北極ミールは、その欠片を世界中にまき散らした。それらはやがて、独立したミールとして、個別の活動を始めた。大半のミールは人類への憎しみを抱き、戦いを挑んできたが、一部のフェストゥムは人類との共生を選択した。
同じ思想を持つ者は、人類のなかにも存在した。彼らは人間であり、フェストゥムでもあった。その存在が戦局を混乱させ、より多くの憎しみを生んだ。戦いはもう、人類対フェストゥムという単純な構図では語れなくなっていた。
そんななか、竜宮島だけは戦いの表舞台から姿を消し、沈黙を守っていた。2年前の来主 操との邂逅で、島はミールと対話する手段を手に入れた。それは島に、可能性をもたらした。アルヴィスの子たちは、戦いの準備を整えながら、敵を理解する術を模索していた。
公式サイトより
〇感想・レビュー
宇宙から来た謎の敵フェストゥムと戦う少年少女たちを描いた作品です。正体も分からない敵と戦うコズミックホラー要素を持ちつつ、今まで自分が生きてきた町が信じられなくなるという2つの側面のホラー要素が強く、戦うと死に近づくという設定も非常に鬱々としています。非常に残酷な世界観であり、戦う内にいなくなるキャラも存在します。それらとちゃんと向き合いつつ、自分の存在をしっかり認識していく展開が悲しいながらも熱い作品です。OP歌の仕掛けが作品をよく表しており、序盤と終盤で歌詞の意味が変わってくるのも見事です。暖かさと鬱々しさを求めている方にオススメです。