おすすめ青春アニメのあらすじや出演声優、レビューなど詳しくご紹介します。
作品紹介:バクマン。
- 放送期間
2010年10月~2011年4月(第1期)
2011年10月~2012年3月(第2期)
2012年10月~2013年3月(第3期) - 制作会社
J.C.STAFF
〇出演声優
- 真城最高 (cv.阿部 敦)
- 高木秋人 (cv.日野 聡)
- 亜豆美保 (cv.早見沙織)
- 見吉香耶 (cv.矢作紗友里)
- 新妻エイジ (cv.岡本信彦)
〇あらすじ
「俺と組んでマンガ家になってくれ!」
人気TVアニメの第1シリーズ。マンガ家の叔父が不遇のうちに急死して以来、漫然と日々を過ごしていた中学生・真城最高は、クラスメイトの高木秋人から「俺と組んでマンガ家になってくれ!」 と声をかけられる。初めは断わった最高だが、あこがれの美少女・亜豆美保が声優を目指していると知り、「自分のマンガをアニメ化して、そのヒロインを亜豆が演じる」ことを人生の目標に定め、その夢の実現を条件に亜豆に結婚を申し込んでしまう…。2人の少年が、マンガの創作、編集部への持ち込み、雑誌連載と熱い夢を熱い思いで一歩ずつ現実にしていく!
BANDAICHANNELより
〇感想・レビュー
中学高校という青春真っ盛りの貴重な時間を漫画に注ぎ込んだ男達を描いたアニメです。ただマンガ家になりたいというだけでなく、マンガ家の厳しさや裏の世界まで描かれていて面白かったです。中でも印象に残ったのは真城が同窓会に顔を出した時です。真城なりに気分転換になればと思って参加したわけですけど、周りとの温度差が凄かったですね。同窓生達はただ普通に生活しているだけ。よくもわるくも私も似たようなものです。一方真城は違いました。文字通り命を削って漫画を描いてきたわけですから。自分達のことを某ボクシング作品を例えにして表現していましたけど、ジーンと来ました。あと恋愛模様も良かったです。真城の超純愛は最高でした。
作品紹介:坂道のアポロン
- 放送期間
2012年4月~6月 - 公式サイト
https://www.noitamina-apollon.com/ - 制作会社
MAPPA×手塚プロダクション
〇出演声優
- 西見 薫 (cv.木村良平)
- 川渕千太郎 (cv.細谷佳正)
- 迎 律子 (cv.南里侑香)
- 深堀百合香 (cv.遠藤 綾)
- 桂木淳一 (cv.諏訪部順一)
〇あらすじ
1966年初夏。
高校一年生の西見薫は、父親の仕事の都合で横須賀からひとり、親戚のいる九州へ引っ越してきた。 それまで優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、“札付きのワル”と恐れられる破天荒なクラスメイト・川渕千太郎との出会いが彼を変えていく。千太郎を通じて知ったジャズの魅力、そして初めての「友達」と呼べる存在。仲間と奏でる音楽がこんなにも楽しいなんて!
千太郎の幼なじみで心優しいレコード屋の娘・律子、ミステリアスな上級生・百合香、憧れの兄貴分、淳兄…。アメリカの文化漂う海辺の街を舞台に、友情・恋心・音楽がまぶしく交錯する青春群像劇!
公式サイトより
〇感想・レビュー
切なさを覚える青春アニメでした。時代は1960年代後半という、私の知らない時代を舞台にした作品です。それだけに色々考えさせられるものがありました。当時は学生運動とかもありましたし、自分の学生時代の頃と比べて若者達の生きざまが違うな~と思ったり。あと優等生の西見薫と不良の川渕千太郎の凸凹コンビも良かったですね。本来なら接点のなさそうな二人だと思います。性格が正反対なのはもちろん、生活環境も大きく異なりますから。でも音楽で繋がり、気付けば互いのことを深く理解しあう仲になっていました。男の友情って美しい。そう感じてしまう作品でした。
作品紹介:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
- 放送期間
2013年4月~6月(第1期)
2015年4月~6月(第2期)
2020年7月~9月(第3期) - 制作会社
ブレインズ・ベース(第1期)
feel.(第2・3期)
〇出演声優
- 比企谷八幡 (cv.江口拓也)
- 雪ノ下雪乃 (cv.早見沙織)
- 由比ヶ浜結衣 (cv.東山奈央)
- 戸塚彩加 (cv.小松未可子)
- 材木座義輝 (cv.檜山修之)
〇あらすじ
「青春とは嘘であり、悪である」──こう書いた作文をきっかけに、「奉仕部」に入部させられた比企谷八幡。 奉仕部では、息を呑むほどの美少女・雪ノ下雪乃、クラスの上位カーストに属するギャル・由比ヶ浜結衣に出会い、ラブコメに展開──するはずが、八幡の残念な性格がそれを許さない!八幡の高校生活、いったいどうなる!?
dアニメストアより
〇感想・レビュー
ジャンル的には学園ラブコメ系のアニメに該当すると思うんですけど、主人公の比企谷八幡が特殊過ぎて印象に残った作品ですね。というのもこの比企谷八幡、性格が超ネガティブなんです。顔自体は悪くないので、普通に会話出来ればクラスにも溶け込めそうなんですけどね。ぼっちの代表格のような存在でしたけど、奉仕部に入ってから比企谷八幡なりに頑張る姿には共感出来ました。作中には色んな女性キャラが出てくるんですけど、一番のタイプは妹ですね。ネガティブの塊のような兄に対し、妹は超ポジティブでコミュ力も作中トップクラス。それだけ優れているのに兄を毛嫌いどころか超慕っていますし、兄妹のやり取りが微笑ましくてほっこりしました。
少々厄介な性格をした主人公(比企谷八幡)が「奉仕部」に所属し、個性的なキャラクター達の抱える問題に対して、悩みつつ「自分の考え方とやり方」で解決していく物語となっています。「自分の考え方とやり方」がことごとく癖があり、問題は解決しても、何となく遺恨を残す感じが不思議のこのアニメの魅力となっています。また、主なヒロインとして、「雪ノ下雪乃」「由比ヶ浜結衣」ですが、はじめの頃は比企谷八幡の考え方に「考え方とやり方」に共感していましたが、それが徐々に悲哀の感情に変わって行く点も、このアニメの見どころとなっています。
作品紹介:かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
- 放送期間
2019年1月~3月(第1期)
2020年4月~6月(第2期)
2022年4月~6月(第3期) - 公式サイト
https://kaguya.love/1st/ - 制作会社
A-1 Pictures
〇出演声優
- 四宮かぐや (cv.古賀 葵)
- 白銀御行 (cv.古川 慎)
- 藤原千花 (cv.小原好美)
- 石上 優 (cv.鈴木崚汰)
- 早坂 愛 (cv.花守ゆみり)
〇あらすじ
家柄も人柄も良し!!
将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!
プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、”如何に相手に告白させるか”ばかりを考えるようになってしまった!?恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚”頭脳戦”ラブコメ、開戦!!
公式サイトより
〇感想・レビュー
ジャンル的には学園ラブコメになるのでしょうが、恋愛頭脳戦という特殊な様子が加わって面白い内容に仕上がっていました。主人公は生徒会長の白銀と副会長の四宮で、両想いというなんとも羨ましい状態。でも告白したら負け!というわけのわからないプライドが邪魔をして、この恋愛がうまくいきません。二人とも頭が良いだけでに、いかに相手から告白させようかと策謀を張り巡らせる展開が面白かったです。またその周囲のキャラクターも良かったですね。特に良かったのは書記の藤原。天然とはまさにこのこと。白銀と四宮は論理的思考をしているだけに、感情で動く藤原は異物そのもの。だからこそ藤原が加わるとどのような展開になるか想像がつかず、楽しめました。個人的にはシーズン2の「ちんちん」ネタが最高でした(犬の芸の一つであるちんちんです)
本作は、アニメが三期まで制作されているのに加え、劇場版まで制作されている大人気シリーズです。秀才が集う秀知院学園の生徒会長で主人公の”白銀御行”と、副会長でヒロインの”四宮かぐや”が、お互い両想いという状況で相手に告白させようとする、プライドの高い二人の恋愛頭脳戦を描いた作品です。レベルが高く記憶に残りやすいギャグパートと、初々しい二人の甘酸っぱい恋愛パートの塩梅が素晴らしく、飽きずに世界観を楽しむことができます。シリアスなシーンもあるのですが、登場人物に感情移入できるので、泣ける作品でもあります。
作品紹介:坂本ですが?
- 放送期間
2016年4月~7月 - 公式サイト
https://www.tbs.co.jp/anime/sakamoto/ - 制作会社
スタジオディーン
〇出演声優
- 坂本 (cv.緑川 光)
- 久保田吉伸 (cv.石田 彰)
- あっちゃん (cv.杉田智和)
- まりお (cv.武内 健)
- ケンケン (cv.檜山修之)
〇あらすじ
クール、クーラー、クーレスト高校生の登場!
この物語は、とあるクール、いや、クーレストな高校生・坂本の学園生活を綴ったものであるーー。入学早々、クラスの、いや学校中の注目を集める一人の生徒がいた。
その名は坂本(さかもと)。
彼にかかれば、ただの反復横跳びは、秘技「レペティションサイドステップ」へと変貌し、上級生からの「パシリ」は、「おもてなし」へとクラスチェンジする。そんな彼のクールな一挙手一投足から、目が離せない。
公式サイトより
〇感想・レビュー
スカっと爽快青春アニメ!という感想を持った作品です。主人公の坂本がとにかくイケメン。見た目は良いんですけど、特筆すべきはその行動でした。坂本はやることなすことそつがなく、スタイリッシュという言葉がピッタリ。ここまでクールに決められるのか!と驚きました。面白かったエピソードは上級生のパシリをしていた時ですね。不良の上級生ににらまれ、パシリをすることになった坂本。普通に考えるとこれってイジメですし、面白さを感じるはずなんてありません。でも坂本のパシリっぷりが見事すぎました。そのパシリっぷりに上級生の方がビビッてしまう程でしたし、面白かったです。
作品紹介:球詠
- 放送期間
2020年4月~6月 - 公式サイト
https://tamayomi.com/ - 制作会社
studio A-CAT
〇出演声優
- 武田詠深 (cv.前田佳織里)
- 山崎珠姫 (cv.天野聡美)
- 中村 希 (cv.野口瑠璃子)
- 藤田 菫 (cv.橋本鞠衣)
- 藤原理沙 (cv.永野愛理)
〇あらすじ
埼玉県、新越谷高校。この春入学した武田詠深(たけだ・よみ)は、そこで幼なじみの山崎珠姫(やまざき・たまき)に再会する。
中学時代、受け止められるキャッチャーがいないために鋭く変化する「魔球」を投げられず、野球への気持ちをあきらめかけていた詠深。
だが、強豪チームで実力を磨いていた珠姫は、詠深の変化球を受け止めることができた。
幼い頃の約束を果たし、再びめぐり逢った二人は、クラスメイトの川口姉妹や仲間たちと共に停部中の野球部を復活させる。
目指すは全国!新生・新越谷高校野球部の挑戦がここから始まる――。
公式サイトより
〇感想・レビュー
美少女野球アニメの決定版という感じの作品です。貴重な高校時代を野球一筋で頑張る姿は素敵でした。出来ればシーズン2、3と続き、最後まで少女達の活躍を観たいって思いましたね。主人公武田詠深が新越谷高校に入学した時、野球部は休部状態でした。不祥事があった為に活動停止となり、部員も一人減り二人減り、活動はしていない状態。そこから一年生でチームを立ち上げ、退部や幽霊部員化いていた先輩まで巻き込んで野球部を復活させていくのですから、このバイタリティーは凄い!と感銘を受けました。野球チームが出来上がってからの展開も良かったです。部員それぞれワケアリって感じでしたが、それらが上手く?み合って強いチームへとなっていくんですよね。対戦相手も個性豊かでしたし、面白い野球アニメでした。
作品紹介:メジャー
- 放送期間
2004年11月~2005年5月(第1期)
2005年12月~2006年6月(第2期)
2007年1月~6月(第3期)
2008年1月~6月(第4期)
2009年1月~6月(第5期)
2010年4月~9月(第6期) - 制作会社
スタジオ雲雀(第1~3期)
SynergySP(第4~6期)
〇出演声優
- 本田吾郎 (cv.くまいもとこ)
- 本田茂治 (cv.子安武人)
- 本田千秋 (cv.日高のり子)
- 星野桃子 (cv.野田順子)
- 佐藤寿也 (cv.大浦冬華)
〇あらすじ
熱いココロで、夢の舞台へかけあがれ!
夢はメジャー・リーグ!さわやかな友情と熱い戦いが胸をうつ、大長編野球ストーリーの序章、ここに開幕!!アニメ「メジャー」は、吾郎がおとさんと同じプロ野球選手の道を志し、やがて、メジャー・リーグの選手になることを目指す物語。5歳の吾郎とおとさんの親子のふれあい、そんな二人にとって大切な存在となっていく星野桃子、そして吾郎の最初の野球友達となる「トシくん」(佐藤寿也)との友情。野球という縁でつながる周りの人びとが、吾郎の成長をあたたかく見守っていく…。そして、9歳・小学四年生になった吾郎は、リトルリーグのチームに入り、自らの野球人生の第一歩を踏み出す。ピッチャーとして活躍する吾郎は、野球を通じてチームメイトとの友情を育み、試合ではトシくんをはじめとする手強いライバルたちとの対決にのぞむ!
BANDAICHANNELより
〇感想・レビュー
代表的な野球アニメです。主人公が野球を通じて技術だけでなく人間としても成長していくストーリーです。幼少期、学生時代、プロに入ってから、どこのシーンを切り取っても色んな感情や葛藤が繊細に描かれていて、漫画といえど勉強になる事もありますし、現実世界でもありそうなくらいリアルな野球の描写もあるので一度読み始めるとどんどん次が気になる作品だと感じています。野球が好きな方はもちろん、野球に詳しくない方でも読みやすい漫画かなと思います。個人的には主人公の描写も好きですが、その相方となるキャッチャーの描写がとても好きです。たまに、理不尽なまでに主人公に毒舌を吐いてるシーンがあるのですがそれこそが人間が持ってる妬みや葛藤などが描かれていてとても感情移入してしまいました。
作品紹介:ダイヤのA
- 放送期間
2013年10月~2015年3月(第1期)
2015年4月~2016年3月(第2期)
2019年4月~2020年3月(第3期) - 公式サイト
https://diaace.com/ - 制作会社
マッドハウス、Production I.G(第1~2期)
〇出演声優
- 沢村栄純 (cv.逢坂良太)
- 降谷 暁 (cv.島﨑信長)
- 御幸一也 (cv.櫻井孝宏)
- 奥村光舟 (cv.内田雄馬)
- 倉持洋一 (cv.浅沼晋太郎)
〇あらすじ
もう一度、あのミットに投げ込みたい…。
捕手・御幸一也との出会いが、少年の人生を一変させる。沢村栄純、15歳。己の力を試すため、仲間に別れを告げ、野球名門校・青道の扉を叩く。そこには己のすべてをかけた誇り高き球児たちがいた!
BANDAICHANNELより
〇感想・レビュー
こちらも野球アニメです。主人公はとにかく馬鹿っぽい性格で、高校の部活初日に遅刻してしまい監督からの評価がマイナスからスタートしてしまいます。そこで不貞腐れたりする事なく、がむしゃらに練習を頑張り気づけば監督の評価も変わり先発を任されるようになるというある種下克上のようなストーリーです。個人的おすすめポイントは、小湊兄弟の描写です。弟はセンスの塊ですが、練習のノックでへばり途中離脱してしまいます。その時兄が弟に対し微塵も庇う事なく割と冷徹な声かけをするのですが、兄弟といえどスパッと切り捨てる辺りが名門校の野球部らしさが出てると思います。
作品紹介:アイシールド21
- 放送期間
2005年4月~2008年3月 - 制作会社
ぎゃろっぷ
〇出演声優
- 小早川瀬那 (cv.入野自由)
- 蛭魔妖一 (cv.田村 淳)
- 姉崎まもり (cv.平野 綾)
- 栗田良寛 (cv.永野広一)
- 雷門太郎 (cv.山口勝平)
〇あらすじ
小早川瀬那(セナ)は、気弱で引っ込み思案な高校一年生。幼少の頃からいじめられるのを避けるため、ひたすらパシリ人生を送ってきた。高校入学を機に、そんな自分を変えようと、アメフト部に入部を決意、新生活に期待を寄せるセナ・・・。しかし、セナのパシリで鍛えた俊足に目をつけたキャプテン・ヒル魔は、セナを「光速の脚を持つ謎のランニングバック・アイシールド21」に仕立て上げる!アメフトと出会い、セナは今までの自分から変わることができるのか・・・
dアニメストアより
〇感想・レビュー
こちらはアメリカンフットボールを題材としたアニメです。気弱な主人公が高校に入学した際、何故かアメフト部に入部させられてしまいます。何故僕がアメフト部にといった感じでしたが初めて出た試合で勝つ事が出来ました。ですが、それはあくまでも同じレベルの高校だったからで次の試合ではボコボコに負けてしまいます。ただ、この事がきっかけで主人公のアメフト魂に火がついてそこから大会優勝に向けて練習を重ねていくといったストーリーです。このアニメはそこまで現実味があるわけではないですが、アニメの中で強豪校ならではの悩みや葛藤などは結構リアルに描かれていてそこに惹かれました。強いチームだからみんな技術やメンタルが強いという訳ではなく、凡人だって居るんだといった所がとても個人的にはリアルだなと感じました。
作品紹介:あの夏で待ってる
- 放送期間
2012年1月~3月 - 公式サイト
https://www.ichika-ichika.com/ - 制作会社
J.C.STAFF
〇出演声優
- 霧島海人 (cv.島﨑信長)
- 貴月イチカ (cv.戸松 遥)
- 谷川柑菜 (cv.石原夏織)
- 石垣哲朗 (cv.荻原秀樹)
- 北原美桜 (cv.阿澄佳奈)
〇あらすじ
空は、とても青く澄み渡って。入道雲が、向こうの山を隠すほどに湧き上がって。それはいつもの、僕らの街の風景なんだけど。でも、かけがえのない「夏」だったのだと思う。その男の子には、「なにもないけど、なにかしたい」って漠然とした気持ちがあって。だから仲間と一緒に、映画を撮ろうと相談しているところで。そんなとき、「特別」な女の子が、この街にやってきたんだ。そして。男の子の気持ちを、「特別」にしたんだ。男の子の名前は、霧島海人。女の子の名前は、貴月イチカ。彼らの夏が始まる。僕らは、あの夏で待ってる――
dアニメストアより
〇感想・レビュー
このアニメは2012年1月から3月まで放送された10年以上前の作品となっています。しかし、青春アニメとしては未だに忘れられない王道と言っても良い作品かと思います。主人公(霧島海人)は普通の高校生ですが、相手は宇宙人の少女(イチカ)という、何とも「青春時代に夢見た設定」となっています。この二人と霧島海人の幼馴染の谷川柑菜、霧島海人の親友の石垣哲朗、谷川柑菜の親友の北原美桜の5人で過ごす一夏の出来事が青春エキス満載で、むせ返りそうなのですが、そんな所もこの作品の魅力となっています。
作品紹介:ホリミヤ
- 放送期間
2021年1月~4月(第1期)
2023年7月~9月(第2期) - 公式サイト
https://horimiya-anime.com/1st/ - 制作会社
CloverWorks
〇出演声優
- 堀 京子 (cv.戸松 遥)
- 宮村伊澄 (cv.内山昂輝)
- 石川 透 (cv.山下誠一郎)
- 吉川由紀 (cv.小坂井祐莉絵)
- 仙石 翔 (cv.岡本信彦)
〇あらすじ
つながって、絡み合って、世界は日々、変わってく。シリーズ累計700万部を突破した超人気漫画、「ホリミヤ」がついにアニメ化!!
堀 京子は、美人で成績も良く学校ではクラスの中心的存在。だけど実は共働きの両親に代わり、寄り道もせず家事や年の離れた弟の面倒に勤しむ家庭的な高校生。ある日、ケガをした弟 創太を見知らぬ男が堀の家に送り届けに来た。「堀さん」そう呼ばれ話してみると、実は彼はクラスメイトで――クラス一のモテ女子とネクラ男子が出逢ったら!?恋愛、友情。青春が詰まった超微炭酸系スクールライフ!
公式サイトより
〇感想・レビュー
アニメ「ホリミヤ」は第1期の「ホリミヤ」と第2期の「ホリミヤ -piece-」がありますが、「ホリミヤ -piece-」は第1期の深堀りのような内容となっています。ヒロインは「堀京子」、主人公は「宮村伊澄」、二人あわせて「ホリミヤ」となっています。この二人がお付き合いをして、中を深めあいつつ高校生活を送るというのが、メインストリーとなっています。このメインストリーに絡むように、「個性的な友達や後輩」などのお話が登場します。とはいえ、「個性的な友達や後輩」にも視点をあてていて、どれも面白い展開となっているので、飽きる事なく、最後まで楽しめる作品となっています。
作品紹介:弱虫ペダル
- 放送期間
2013年10月~2014年6月(第1期)
2014年10月~2015年3月(第2期)
2017年1月~6月(第3期)
2018年1月~6月(第4期)
2022年10月~2023年3月(第5期) - 公式サイト
https://yowapeda.com/series/1st/(1期公式サイト)
https://yowapeda.com/series/2nd/(2期公式サイト)
https://yowapeda.com/series/3rd/(3期公式サイト)
https://yowapeda.com/series/4th/(4期公式サイト)
https://yowapeda.com/(5期公式サイト) - 制作会社
トムス・エンタテインメント
〇出演声優
- 小野田坂道 (cv.山下大輝)
- 今泉俊輔 (cv.鳥海浩輔)
- 鳴子章吉 (cv.福島 潤)
- 手嶋純太 (cv.岸尾だいすけ)
- 青八木一 (cv.松岡禎丞)
〇あらすじ
千葉県にある総北高校に通う小野田坂道はちょっと気弱でアニメが大好きな高校一年生。坂道は高校に入ったらアニメ研究部に入部しようとしていたが、中学自転車界で名を馳せた今泉俊輔や、関西の自転車大会で賞を総なめにした鳴子章吉との出会いによって、自転車競技部に入部することになる。自転車競技部では激しいトレーニングや事件が待ち受けていたが、金城、田所、巻島といった個性的な先輩や、沢山の仲間に支えられて数々の試練を乗り越えていく坂道。そうした日々の中で坂道の中に眠る自転車選手(ロードレーサー)としての才能が目覚め始める…!!
dアニメストアより
〇感想・レビュー
スポーツアニメでもありますが、主人公の小野田君始めとするキャラクターは正に高校青春真っ只中の物語てす。高校生となり趣味や日々の会話などは、しっかりと等身大の高校生活を描いていますし、スポーツを通しての友情は青春に欠かせません。男子と女子のバランスもよく、何より小野田君のアニメ好きは微笑ましくも可愛らしさあります。汗を流して頑張る姿はとても綺麗で、ついつい高校生の頃を思い出してしまいました。様々なキャラクターがいますので、推しを見つけられますし単にカッコいいだけでなく個性ある者達ばかりで飽きない展開も魅力です。スポーツと青春を堪能するならばおすすめしたい作品でしょう。
作品紹介:時をかける少女
- 放送期間
2006年7月15日 - 公式サイト
https://studiochizu.jp/works/tokiwokakerusyoujyo - 制作会社
マッドハウス
〇出演声優
- 紺野真琴 (cv.仲里依紗)
- 間宮千昭 (cv.石田卓也)
- 津田功介 (cv.板倉光隆)
- 早川友梨 (cv.垣内彩未)
- 藤谷果穂 (cv.谷村美月)
〇あらすじ
高校2年生の夏、真琴(まこと)は、医学部志望の功介(こうすけ)、春に転校してきた千昭(ちあき)という二人の同級生と遊び友達として楽しく毎日を過ごしていた。
ある日、真琴は、故障した自転車で遭遇した踏切事故の瞬間、時間を跳躍する不思議な体験をする。
叔母の芳山和子(よしやまかずこ)に相談すると、それは「タイムリープ」といい、年ごろの少女に「よくあること」だと言う。真琴は、手に入れたその力をツイてない日常のささいな不満や欲望の解消に進んで使い始めるようになった。
突然おとずれたバラ色の日々。ところが、タイムリープできる回数には限度があったのだ。千昭の真琴への突然の告白を「なかったことにしよう」としたり、功介と同級生の果穂(かほ)の仲を取りもとうとしたりしたことで残りの回数がついに1回に。そして千昭にタイムリープしているんじゃないかと指摘され動揺した真琴は、最後のタイムリープを使いきってしまう。
すると、真琴の目の前を、ブレーキが故障した真琴の自転車に乗った功介と果穂が横切る。自転車が踏切に突入し、2人の体が宙に投げ出され、真琴が「止まれーー‼」と叫んだとき、時間が静止し、千昭が現れた。
千昭は未来から来たことを真琴に告げ、この時代の、この場所の、この季節にしかない「ある絵」を見るためにタイムリープしてきたと語った。そして過去の人間にタイムリープの存在を知られてしまったからには、もう真琴と会うことはできないと言って姿を消したのだった。
和子は、打ちのめされた真琴に、自分が高校の時に好きになった男の人をずっと待ち続けた体験を語る。自分と真琴とは違う。待ち合わせに遅れてきた人がいたら、走って迎えに行くのがあなたでしょう、と。
真琴は、自分のタイムリープ能力がもう1回だけ復活していることに気付いた。真琴は、自分が最初に千昭に会った、あの日のあの場所に戻るため、最後のタイムリープをする。今度こそ、自分の本当の気持ちを千昭に伝えるために、そして「かけがえのない時間」を取り戻すために。
公式サイトより
〇感想・レビュー
時間を飛び越える能力を、とあるきっかけで身につけた主人公の女子といつも一緒にいる仲間とのやり取りが堪らなく好きです。幼馴染みで当たり前の様にいて、楽しんでいるシーンは展開関係なく見られます。主人公達や周りの生徒達との、もどかしくも応援したい高校生ならではの姿は感動で涙出ました。能力を持ってしまった事で色々な出来事へと繋がっていきますが、誰かを助けたい何とかしたいと言う最大限の優しさを垣間見る事は実生活にも関わって来ます。自分ならどうするのだろうと、考えるきっかけにもなる作品です。学校に仲間に恋愛にと青春要素がたくさん詰まっている時をかける少女は最高でしょう。
作品紹介:けいおん!
- 放送期間
2009年4月~6月(第1期)
2010年4月~9月(第2期) - 公式サイト
https://www.tbs.co.jp/anime/k-on/ - 制作会社
京都アニメーション
〇出演声優
- 平沢 唯 (cv.豊崎愛生)
- 秋山 澪 (cv.日笠陽子)
- 田井中 律 (cv.佐藤聡美)
- 琴吹 紬 (cv.寿美菜子)
- 中野 梓 (cv.竹達彩奈)
〇あらすじ
春、新入生がクラブを決めるころ。田井中律(たいなか りつ)は幼馴染の秋山澪(あきやま みお)を連れて軽音部の見学へ行く。しかし部員全員が卒業してしまった軽音部は、あらたに4人の部員が集まらないと廃部になってしまうという。琴吹紬(ことぶき つむぎ)という仲間を加えて、最後の一人をさがしているころ、「軽音部」を軽い音楽(口笛など)と勘違いしていた楽器初心者・平沢唯(ひらさわ ゆい)が入部してくる。
dアニメストアより
〇感想・レビュー
一大ブームとなった軽音部の火付け役の作品で、多くの方がけいおんを見て楽器を始めました。吹奏楽とは違い少人数であり、バンド形式となる軽音は盛り上がり最高ですし高校生になったらバンドを組みたいと言う願望は多くの中学生が持っているでしょう。ギターにベースにドラムにシンセと得意不得意あっても仲間と築く曲は、どれも感動で見入るよりも聞き入る感じです。主人公達、女子高生で組まれたバンドの奮闘と努力は眩しいくらいに輝いていています。バントブームに乗り私もギターを触った1人でしたので、けいおんは見ていて面白かったです。楽器系は難しく大変ですが、仲間と一緒に演奏する楽しさは勉強からは得られない物でしょう。
青春と音楽をテーマにした心温まるアニメです。主人公の平沢唯と彼女の友人たちが、軽音部でバンド活動を通じて成長していく姿が描かれていて、唯や澪、律、梓などのキャラクターたちは、それぞれ個性豊かで魅力的です!視聴者は彼女たちとの日常を共有することで、自然と感情移入してしまいます。特にバンドの演奏シーンは、リアルな演奏描写と熱量の高さが印象的であり、視聴者に音楽の魅力を伝えてくれます。また、友情や努力、夢への挑戦など、青春のさまざまな側面が丁寧に描かれています。キャラクターたちが直面する悩みや困難も、彼女たちの成長過程をリアルに感じて心を打たれます。作品を通じて、音楽を通じた絆や成長の喜びを感じることができ、心温まる青春の物語として多くのファンに愛される作品です。
作品紹介:咲-Saki-
- 放送期間
2009年4月~9月(第1期)
2012年4月~7月(第2期)
2014年1月~4月(第3期) - 公式サイト
http://www.saki-anime.com/ - 制作会社
GONZO、ピクチャーマジック(第1期)
Studio五組(第2~3期)
〇出演声優
- 宮永 咲 (cv.植田佳奈)
- 原村 和 (cv.小清水亜美)
- 片岡優希 (cv.釘宮理恵)
- 染谷まこ (cv.白石涼子)
- 竹井 久 (cv.伊藤 静)
〇あらすじ
宮永咲(みやながさき)は高校一年生。奇跡的な麻雀を打ってのける(毎局プラスマイナスゼロで和了(あが)ることができる)美少女。原村和(はらむらのどか)の天才的な打ち方に感化され麻雀部に入部することを決意する。二人の天才美少女が全国大会の頂点を目指す。
dアニメストアより
〇感想・レビュー
麻雀部を通して物語が進んでいくアニメで、元々天才肌である主人公の咲と高校入学後出会う仲間達との絆と友情は部活あるあるで安定感あります。アニメは主軸となる第一部と全国大会とに別れていて、どちらも見応え抜群です。登場するのは女子高生が中心で、個性あり可愛さありと好きなキャラクターが多すぎると言う嬉しい悩みがありました。咲を見て麻雀を始めた友人もいたりと反響は凄かったです。それまでは麻雀と言えば余り良いイメージはありませんでしたが、この作品が出た事により明るく華やかなイメージに繋がりました。麻雀していない時のシーンはほのぼのしていて癒されますし、対戦している時は読みと読みの勝負が白熱して目が離せません。麻雀の勉強にもなりますし、ルールを楽しく覚えるアニメとして良いでしょう。