作品紹介:Re:ゼロ から始める異世界生活
- 放送期間
2016年4月~9月(第1期)
2020年7月~9月(第2期前半クール)
2021年1月~3月(第2期後半クール) - 公式サイト
http://re-zero-anime.jp/tv/ - 制作会社
WHITE FOX
〇出演声優
- ナツキ・スバル (cv.小林裕介)
- エミリア (cv.高橋李依)
- パック (cv.内山夕実)
- レム (cv.水瀬いのり)
- ラム (cv.村川梨衣)
〇あらすじ
無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す”死に戻り”の力。
コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年・菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。
公式サイトより
〇感想・レビュー
最初にビジュアルを見たときは「よくあるチート転生もの」「メイドの萌えヒロインで売れているだけだろうな」と正直思っていました。実際に見始めたら、しょっぱなから激重ストーリーで、あっという間に世界観に引き込まれました。主人公が異世界で死ぬ度に、まるでゲームのセーブデータまで巻き戻るように、何度も何度も同じシーンを繰り返し、自分や仲間が生き残れる未来になるまで繰り返します。時には仲間が死んでしまうため自ら死を選択して、仲間も一緒に生き残れる未来になるまで繰り返すことも……。そうやって主人公が何度も死を繰り返すことで、自暴自棄になったり、仲間を信じられなくなったりすることがあり、その辛さで思わず泣いてしまいます。しかし、それでも立ち直って、仲間と一緒に生き残れる未来をつかみ取ったときは、感動で泣けました。辛い泣き、感動泣き、どちらもあるアニメだと思います。
作品紹介:銀魂
- 放送期間
2006年4月~2010年3月(第1期)
2011年4月~2012年3月(銀魂’(第2期))
2012年10月~2013年3月(銀魂’延長戦)
2015年4月~2016年3月(銀魂゚(第3期))
2017年1月~3月(第4期烙陽決戦篇)
2017年10月~12月(第4期ポロリ篇)
2018年1月~3月(第4期銀ノ魂篇前半)
2018年7月~10月(第4期銀ノ魂篇後半) - 公式サイト
https://anime-gintama.com/ - 制作会社
サンライズ(第1~2期)
バンダイナムコピクチャーズ(第3~4期)
〇出演声優
- 坂田銀時 (cv.杉田智和)
- 志村新八 (cv.阪口大助)
- 神楽 (cv.釘宮理恵)
- 定春 (cv.高橋美佳子)
- 近藤 勲 (cv.千葉進歩)
- 土方十四郎 (cv.中井和哉)
- 沖田総悟 (cv.鈴村健一)
〇あらすじ
天人(宇宙人)が来襲して、価値観が変わってしまった町、江戸。宇宙人や高層ビル、バイクなど何でもありの世界で変わらない“魂”を持った最後のサムライがいた。男の名は坂田銀時。いい加減で無鉄砲、でもキメるところはさりげなくキメたりして…。笑えて、泣けて、心温まる、銀さんと仲間たちの生き様、得とご覧あれ!
dアニメストアより
〇感想・レビュー
ジャンプのギャグ漫画で有名ですが、長編はどれも泣けるアニメだと思っています。人情ものというか、とにかく登場人物の関係性、繋がりが素敵です。特に、沖田の姉が病気で亡くなってしまう回は誰もが泣いた神回だと思います。普段はいがみ合ってふざけあっている男性キャラクター達が、それぞれの思いで反発しながらも、誰もが真剣に沖田の姉の幸せを考えて行動している、男性ならではの不器用さも胸に来るものがありますし、最後に見せる男泣きには絶対に涙してしまうと思います。普段はふざけているキャラクター達にも、秘められた重い過去があり、この回以外も銀魂は泣ける回が多く、主人公たちの絆だったり、江戸人情だったりが感じられる、泣けるアニメだと思います。
作品紹介:ワンピース
- 放送期間
1999年10月~ - 公式サイト
https://one-piece.com/ - 制作会社
フジテレビ、東映アニメーション
〇出演声優
- モンキー・D・ルフィ (cv.田中真弓)
- ロロノア・ゾロ (cv.中井和哉)
- ナミ (cv.岡村明美)
- ウソップ (cv.山口勝平)
- サンジ (cv.平田広明)
〇あらすじ
時は大海賊時代。かつて、この世の全てを手に入れた男がいた。その名は海賊王ゴールド・ロジャー。遥かな大海原グランドラインには、彼が遺した”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”が隠されているという。伝説の秘宝を求め、人々は競うように海へと漕ぎ出してゆく。そして、ここにもグランドラインを目指す者が一人。悪魔の実と呼ばれる不思議な実の一つ「ゴムゴムの実」を食べ、全身がゴムのように伸びるゴム人間になったモンキー・D・ルフィ。幼い頃に赤髪のシャンクスから麦わら帽子を託された彼は、海賊王になるという壮大な野望を抱いていた。海へと乗り出したルフィは、航海の中で大冒険を繰り返し、様々な人々と出会ってゆく。信頼できる個性的な仲間、悪党どもや海軍など立ちふさがる強大な敵…歴史を変える大航海が、今、出航の時を迎える!
公式サイトより
〇感想・レビュー
その中でもエニエスロビー編を紹介します。エニエスロビーは海軍の中でも司法の島と呼ばれ、有罪であればそのままインペルダウンと呼ばれる海底の牢屋に入れられます。海賊であるルフィ達にとっては行ってはならない場所なのですが、仲間であるロビンがルフィ達を助けるためにわざと捕まります。ロビンは世界政府にとって都合の悪い歴史が書かれているポーネグリフを読み解くことができたため、小さい頃から世界政府および海軍に追われていました。ルフィ達はロビンを助けに行き、対面します。ロビンはいつかまた裏切られるなら死にたいと訴えますが、それに対するルフィの答えがとてもかっこよく、その言葉にロビンが自分の本当の気持ちを叫びます。このシーンは本当に名シーンで、感動する素晴らしい場面です。
https://www.youtube.com/watch?v=reLHlncGhdk
作品紹介:デスノート
- 放送期間
2006年10月~2007年6月 - 公式サイト
https://www.ntv.co.jp/deathnote/ - 制作会社
マッドハウス
〇出演声優
- 夜神月 (cv.宮野真守)
- L・竜崎 (cv.山口勝平)
- リューク (cv.中村獅童)
- 弥海砂 (cv.平野 綾)
- 夜神粧裕 (cv.工藤晴香)
〇あらすじ
このノートに名前を書かれた人間は死ぬ・・・死神が落とした「DEATH NOTE」をめぐる戦いが、いま始まる。
2003年より「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載がスタートし、コミックスの累計発行部数が2100万部(2006年10月時点、現在2450万部)を超える大ヒット作「「DEATH NOTE(デスノート)」。
「そのノートに名前を書かれた人間は死ぬ」という力を持つ、死神が落とした恐るべき“デスノート”。天才的な頭脳を持ち、退屈を持て余していた高校生・夜神月(ヤガミ・ライト)がそれを拾った時から、すべては始まった。
デスノートを使って、世の中に溢れる犯罪者たちに次々と死の制裁を下していく月は、いつしか“キラ”と呼ばれるようになる。果たして月=キラは、世界を救う救世主なのか。それとも独裁的な殺人者なのか。
キラを崇拝する者、その行為を否定する者。世界は大きく揺れ動いていく・・・。
大場つぐみ・小畑健原作のこの人気作品が、実写映画に続き、ついにアニメーション化決定!実写映画は公開と同時に日本全国に<デスノート現象>を巻き起こし、興行収入28億円を突破するなど絶好調。11月には後編の公開が決定している。さらに原作コミックスも映画のヒットと同時に爆発的な売れ行きを見せるなど、日本中が「DEATH NOTE」に熱狂する中、満を持してのアニメ化となった。
公式サイトより
〇感想・レビュー
この作品の見どころは、主人公キラと対峙するLとの頭脳戦と、最初は正義感から始めたデスノートですが、思い通りになっていく状況に徐々に勘違いし、悪になっていくキラの人間性の変化です。観ていく内に自らもこういったところはないか、自分の考えに間違えはないのか振り返るなど考えさせられる場面が見られます。最後にキラは全ての悪事がばれてしまうのですが、それによる制裁を受けることになります。最初は頭の良く、誠実な学生がデスノートに翻弄されていつの間にか悪に染まってしまい、制裁を受ける姿に悲しさがあります。感動ではなく、悲しさで泣ける作品です。
作品紹介:ゴールデンカムイ
- 放送期間
2018年4月~6月(第1期)
2018年10月~12月(第2期)
2020年10月~12月(第3期)
2022年10月~2023年6月(第4期) - 公式サイト
https://www.kamuy-anime.com/ - 制作会社
ジェノスタジオ(第1~3期)
ブレインズ・ベース(第4期)
〇出演声優
- 杉元佐一 (cv.小林親弘)
- アシㇼパ (cv.白石晴香)
- 白石由竹 (cv.伊藤健太郎)
- 鶴見中尉 (cv.大塚芳忠)
- 土方歳三 (cv.中田譲治)
〇あらすじ
明治時代後期。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく北海道にいた。そこにアイヌから奪われた莫大な埋蔵金という、一攫千金のチャンスが舞い込む。埋蔵金は網走監獄に収監中の男によって隠匿され、24人の脱獄囚の身体に刻まれた刺青がその在り処を示す手がかりだという。そんな折、ヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。名をアシㇼパというその少女は、埋蔵金を奪った男に父親を殺されていた。さらに杉元の動きに呼応するように、かねてより埋蔵金を狙って暗躍していた北の最強部隊・第七師団や刺青を背負う脱獄囚たちの動きも顕在化。果たして、雄大な北の大地を舞台に巻き起こった一攫千金サバイバルの行方は……!?
公式サイトより
〇感想・レビュー
大金を求める戦争帰りの青年と、金塊に関係のあるアイヌの少女のお話です。序盤などは仲間と共に危険ながらも楽しく旅を続けていく様子がとても微笑ましいのですが、それがあるからこそ、その後に訪れる厳しく辛い戦いや喪失のシーンには思わず涙してしまいました。その他にも人の思いに触れるシーンなどがアイヌの生活とともに丁寧に描写されていて感動が増幅されているような気がします。また物語の登場人物は誰もが強い信念や鮮烈な過去を持って生きているので、観る人は必ず誰かに感情移入してしまうと思います。
作品紹介:輪るピングドラム
- 放送期間
2011年7月~12月 - 公式サイト
http://penguindrum.jp/ - 制作会社
Brain’s Base
〇出演声優
- 高倉冠葉 (cv.木村 昴)
- 高倉晶馬 (cv.木村良平)
- 高倉陽毬 (cv.荒川美穂)
- 荻野目苹果 (cv.三宅麻理恵)
- 多蕗桂樹 (cv.石田 彰)
〇あらすじ
高倉家は双子の兄の冠葉と弟の晶馬、体が弱く病気がちな妹の陽毬の3人暮らし。ある日、出かけた先の水族館で陽毬が倒れ、死亡。だが兄弟の悲しみをよそに水族館で買ったペンギン帽子をかぶった陽毬が起き上がり、「ピングドラムを手に入れるのだ」と宣言した・・・。
dアニメストアより
〇感想・レビュー
双子の男兄弟と病弱な妹が非日常に巻き込まれていくというストーリーなのですが、まず作画が綺麗なのでそれだけでも感傷的な気分にさせてくれます。最初はギャグシーンも多くポップで明るい印象があるのですが、後半から畳みかけてくるダークな展開にどうしようもなく切なくなりました。何でもないようなことが伏線になっていて、物語の真相に近づくにつれて辛いなと感じるシーンも度々出てくるのですが、最後には悲しくもありつつ未来を感じさせてくれる展開になっており、喪失感と感動で泣いてしまいました。
作品紹介:orange
- 放送期間
2016年7月~9月 - 公式サイト
http://orange-anime.com/ - 制作会社
テレコム・アニメーションフィルム
〇出演声優
- 高宮菜穂 (cv.花澤香菜)
- 成瀬 翔 (cv.山下誠一郎)
- 須和弘人 (cv.古川 慎)
- 村坂あずさ (cv.高森奈津美)
- 茅野貴子 (cv.衣川里佳)
〇あらすじ
高校2年生の春、菜穂に届いた「手紙」。その差出人は、10年後の自分だった。
初めはイタズラかと思ったが、書かれていることが次々と現実に起こり、「手紙」がこれから起こることを綴っていると知る。
転校生の翔を好きになること。そして、17歳の冬に翔が亡くなってしまうこと。
翔を失った〈26歳の菜穂〉の後悔と願いを知った〈16歳の菜穂〉ができることとは?
公式サイトより
〇感想・レビュー
ある日未来の自分から届いた手紙をきっかけに、翔を救うために奮闘する友情の物語に、めちゃくちゃ泣きました。翔が経験したことや抱えた悩みは、高校生にして大きすぎて重すぎて、大人の私にさえもどうやっても明るい未来にたどり着くのは難しく感じたけれど、この作品が翔の希望への成長物語ってだけではなくて、翔を救うために菜穂達全員が成長していく物語だったんだって思うと、みんなよく頑張ったなって思います。それに未来からの手紙なんてめちゃくちゃファンタジーな内容だっただけど、結末がちょっと現実よりだったのも衝撃がありつつ好きでした。
作品紹介:青い花
- 放送期間
2009年7月~9月 - 制作会社
J.C.STAFF
〇出演声優
- 万城目ふみ (cv.高部あい)
- 奥平あきら (cv.儀武ゆう子)
- 杉本恭己 (cv.石松千恵美)
- 井汲京子 (cv.堀江由衣)
- 奥平 忍 (cv.川田紳司)
〇あらすじ
もし私の好きな人が女の子だったらどうする?女の子同士の恋愛と友情を繊細なタッチで描いた、清冽で愛おしい恋物語。
鎌倉の進学校「松岡女子高等学校」に入学した万城目ふみは、入学式の日に鎌倉駅で、別のお嬢様女子高「藤が谷女学院」に入学した幼なじみの奥平あきらと、ほぼ10年ぶりに再会する。ふみにとってあきらは特別な存在だった—。少女たちの揺れる心を描く、繊細で上質なラブストーリーです。
公式サイトより
〇感想・レビュー
色々と現実的でありショックな内容が多いけれど、すごく衝撃的で、数ある百合アニメの中でも忘れられない作品の一つですね。最近では百合作品もメジャーになってきていて、この感情が錯覚であったり、世間体を気にしてお別れなんてことは少なくなってきたけれど、この作品がアニメ化されたのがだいぶ昔だったので、まだまだ世間体を気にして振られてしまったり、先輩の本当の気持ちの部分に関しては、裏切られたような気持ちにもなって悲しかったです。ただそんなふみに寄り添ってくれるあーちゃんの存在が凄く救いでした。アニメでは完結していないけれど、ふみにはあーちゃんがいるから大丈夫だと思うと、ふみに訪れた困難や悲劇も、意味はあったんだなって思います。
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