おすすめ泣けるアニメの紹介

作品紹介:色づく世界の明日から

〇出演声優

  • 月白瞳美 (cv.石原夏織)
  • 月白琥珀 (cv.本渡楓)
  • 葵唯翔 (cv.千葉翔也)
  • 川合胡桃 (cv.東山奈央)
  • 風野あさぎ (cv.市ノ瀬加那)

〇あらすじ

少女はむかし、自分に魔法をかけた。“わたしは幸せに なってはいけない”

物語の始まりは数十年後。日常の中に小さな魔法が残るちょっと不思議な世界。主人公の月白瞳美は17歳。魔法使い一族の末裔。幼い頃に色覚を失い、感情の乏しい子になった。そんな瞳美の将来を憂えた大魔法使いの祖母・月白琥珀は魔法で瞳美を2018年へ送り出す。突然、見知らぬ場所に現れ戸惑う瞳美の視界に鮮烈な色彩が飛び込んでくる……。

公式サイトより

〇感想・レビュー

未来の世界がテーマで主人公が魔法によって、60年前の世界に戻され青春時代を過ごします。この作品の特徴はなんといっても作画の綺麗さです。映像の綺麗さはほかのアニメに比べても群を抜いていて、かつその作画の綺麗さを幻想的な世界観を通して素晴らしい表現で表されています。13話で完結するうえに、内容も難解な内容ではなくカジュアルに楽しめると思います。アニメ初心者で、作画の美しさとアニメの幻想世界感の素晴らしさを味わいながら、ストーリーを通して感動したいという方には向いている作品だと思います。

作品紹介:僕の地球を守って

  • 放送期間
    1993年12月~1994年9月
  • 制作会社
    Production I.G

〇出演声優

  • 坂口亜梨子 (cv.白鳥由里)
  • 小林 輪 (cv.冬馬由美)
  • 小椋迅八 (cv.森川智之)
  • 錦織一成 (cv.置鮎龍太郎)
  • 笠間春彦 (cv.山口勝平)

〇あらすじ

植物の気持ちがわかる不思議な能力を持つ亜梨子は高校生。意識不明となった小学生・小林輪の回復を必死に願う亜梨子の祈りにより、輪は前世の記憶を覚醒。同じ頃、亜梨子はクラスメイトから“月の夢”の話を聞く。それが“前世の記憶”として皆の運命を変える…。

dアニメストアより

〇感想・レビュー

昔の作品になりますが、見ていただけたらと思います。アニメでは途中で終わってしまいますのでつづきは原作を読みたくなる作品です。前世の記憶を持つ7人の男女のお話です。最初は前世の記憶をもつので懐かしさなどで楽しく会っていた7人ですがその中で1人だけ他の6人よりも年下の男の子が巻き起こす物語です。なぜ彼だけ年が違うのか、前世の世界と現世の世界の交互の世界観がとてもうまく表現されています。前世での木蓮と紫苑(現世ではありすと輪)紫苑の過去話ラズロとキャーのお話など本当に泣けてきます。本当に見ていただきたいです。そして原作で最後まで読んでほしいです。

作品紹介:リトルバスターズ!

  • 放送期間
    2012年10月~2013年4月(第1期)
    2013年10月~12月(第2期)
  • 公式サイト
    http://www.litbus-anime.com/
  • 制作会社
    J.C.STAFF

〇出演声優

  • 直枝理樹 (cv.堀江由衣)
  • 棗 鈴 (cv.たみやすともえ)
  • 棗 恭介 (cv.緑川 光)
  • 井ノ原真人 (cv.神奈延年)
  • 宮沢謙吾 (cv.織田優成)

〇あらすじ

あの、一番つらかった日々。ふさぎこんでいたぼくの前に4人が現れたんだ――。絶望の淵にいた少年、直枝理樹。そんな彼に手を差し伸べたのは、正義の味方「リトルバスターズ」のリーダーを名乗る棗恭介だった。それからはずっと、お祭り騒ぎのような日々。いつしか理樹の心の痛みも少しずつ癒されていった。――あれから数年。5人は同じ学校の寮で暮らし、相変わらずお祭り騒ぎの毎日は続いている。だが、恭介の就職活動が始まり、理樹は仲間たちがバラバラになることを心配していた。そんな時、いつだって何かしてくれるのが恭介だった。「野球チームを作る。チーム名は……リトルバスターズだ!」こうして始まった新たな仲間探し――リトルバスターズが青春の日々を駆け抜ける!

dアニメストアより

〇感想・レビュー

リトルバスターズ!は、感動的な物語が魅力のアニメです。主人公たちが幼少期からの困難や心の痛みと向き合いながら、支え合って成長していく姿が描かれています。特に、キャラクターそれぞれの過去と現在が交錯し、彼らが互いに理解し合い、絆を深めていく過程には深い感動があります。感情の起伏が豊かで、友情や絆の重要性がリアルに表現されています。特に涙を誘うシーンが多く、感動の波が何度も押し寄せてきます。物語の温かさや人間ドラマが、視聴者の心に深く残り、強い感情を呼び起こしてくれる作品です。

作品紹介:サマーウォーズ

  • 放送期間
    2009年8月1日
  • 公式サイト
    https://s-wars.jp/
  • 制作会社
    マッドハウス

〇出演声優

  • 小磯健二 (cv.神木隆之介)
  • 篠原夏希 (cv.桜庭ななみ)
  • 陣内 栄 (cv.富司純子)
  • 池沢佳主馬 (cv.谷村美月)
  • 陣内侘助 (cv.斎藤 歩)

〇あらすじ

人々は、ショッピングからゲーム、各種のコミュニケーション、そして行政手続きに至るまで、生活の多くをインターネット上の仮想世界<OZ(オズ)>で行うようになっていた。

ある夏の日、友人の佐久間とともに<OZ>の保守のアルバイトをしていた高校生・健二(けんじ)は、あこがれの先輩・夏希(なつき)から、一緒に彼女の田舎まで旅行をするという「バイト」に誘われる。

長野の夏希の実家・陣内家(じんのうちけ)は、戦国時代から続く名家で、曾祖母の栄(さかえ)ばあちゃんを筆頭に個性豊かな面々がそろったエネルギッシュな大家族。バイトの内容は、この家族たちの前で夏希のフィアンセ役を演じるというものだった。

その夜、健二の携帯電話に数百の数字が羅列した暗号らしきメールが届く。数学が得意な健二は、徹夜で解答を導き出した。

翌朝、<OZ>のセキュリティが何者かに破られ、現実とOZ、2つの世界が大混乱に陥る。健二は一時、その犯人と疑われるが、真相は、「ラブマシーン」というインターネット上の人工知能が巻き起こしたことだとわかる。

しかもラブマシーンの元を作ったのは、陣内家の問題児・侘助(わびすけ)だったのだ。侘助は、栄に認められたいという一心で開発に取り組んだのだが、結果として「ひとさま」に大きな迷惑をかけたということで、栄や陣内家の面々から非難を浴び、姿を消す。

いったんは栄の持つ幅広い人脈によって騒ぎは収まったかに見えた。しかし栄は心臓発作で急死し、ラブマシーンの狡猾な挑戦はエスカレートしていく。健二や<OZ>の格闘ゲームのチャンピオンである佳主馬(かずま)ら男性陣が弔い合戦を挑むが、敗北。ラブマシーンは、報復として、小惑星探査機を世界中のどこかの原発に落とすと脅しをかけてきた。刻々と落下時間が迫る。

「まだ負けてない」

健二の言葉と栄の残した遺言に勇気づけられた一家に、夏希が説得して呼び戻した侘助も参加。ついに、陣内家とラブマシーンとの世界の運命をかけた戦いが始まった。

スタジオ地図より

〇感想・レビュー

サマーウォーズは、感動的な家族の絆を描いたアニメです。物語は、主人公の健二が仮想世界「OZ」で起こる危機に立ち向かいながら、夏休みを過ごしている家族とともに力を合わせるという内容です。特に、家族が力を合わせて困難に立ち向かう姿や、健二が成長していく過程は、視聴者に大きな感動を与えます。家族の温かさや協力する力に、自然と涙がこぼれるシーンが多く、心を打つストーリー展開が魅力です。一方、家族の団結を描く描写が強調されているため、ファンタジー要素のバランスが薄く感じられることもありますが、温かい人間ドラマが見どころとなっています。

作品紹介:カウボーイビバップ

〇出演声優

  • スパイク・スピーゲル (cv.山寺宏一)
  • ジェット・ブラック (cv.石塚運昇)
  • フェイ・ヴァレンタイン (cv.林原めぐみ)
  • エド (cv.多田 葵)
  • ビシャス (cv.若本規夫)

〇あらすじ

[位相差空間ゲート]によって短時間で惑星間を航行できるようになり宇宙時代を迎えていた未来の太陽系。賞金の掛かった犯罪者を追って宇宙を飛び回る、通称“カウボーイ”と呼ばれる賞金稼ぎが生業のスパイクとジェットは元マフィアと元警官。記憶喪失の上に莫大な借金を背負っている謎の女フェイ、野生児のような天才ハッカーのエド、人間並みの知能を持つデータ犬アインが加わって4人と1匹が惑星間航行船ビバップ号で奇妙な共同生活を送ることになる。

公式サイトより

〇感想・レビュー

カウボーイビバップは、未来の宇宙を舞台にしたハードボイルドなストーリーと深い人間ドラマが特徴です。特に感動的なエピソードは、主要キャラクターの一人である「ジェット」の過去や、各キャラクターの内面に迫るエピソードです。人生の葛藤や孤独、そして仲間との絆がテーマとなっており、感情の深い部分に触れる場面が多いです。物語の進行とともに、キャラクターたちの複雑な感情や過去が明らかになり、心に残る感動を与えます。アクションとドラマが見事に融合した作品で、視聴者の心に深い印象を残します。

作品紹介:君が望む永遠

〇出演声優

  • 涼宮 遥 (cv.栗林みな実)
  • 速瀬水月 (cv.石橋朋子)麻紀
  • 涼宮 茜 (cv.上原ともみ)
  • 平 慎二 (cv.安藤正輝)
  • 穂村愛美 (cv.雨宮麻紀)

〇あらすじ

誰かを選ぶことが、必ず誰かを傷つけてしまう……主人公・鳴海孝之の成長を描いた、リアル・ラブストーリー

主人公・鳴海孝之は、白陵大付属柊学園3年生。卒業が間近に迫っても進路を決めることができず、漠然とした焦りを感じながらも日々を流されるままに生きていた。

ある日、クラスメイトであり女友達でもある速瀬水月から、親友の平 慎二とともに夏祭りに誘われ、水月の親友である涼宮 遙を紹介される。その彼女は、以前に見かけたことがあった内気な女の子だった。何かと遙を3人の輪に加えようとする水月の努力もあって、遙と好意的に接しようする孝之だったが、なぜか遙は孝之を避けようとするため、苛立ちを募らせる。

後日、学園裏の丘に呼び出された孝之は、そこで待っていた遙に、好きだと告白される。内気な彼女の勇気を振り絞った一言に抗えず、流されるまま付き合い始めてしまう。

予想通り、ギクシャクしてしまう遙との会話。しかし時が経つにつれ、次第に2人の距離も縮まっていった。そして、いつしか遙のひたむきさに打たれ、孝之も彼女を純粋に愛するようになっていった。

そんなある日……

公式サイトより

〇感想・レビュー

この作品は本当に泣けますね。遥という女の子が交通事故に遭ってしまい意識不明だったのですが数年後に目覚めて彼氏の孝之と再会するのですがその孝之には新たな彼女水月がいて気まずい毎日がスタートするという話なのですが、それぞれのキャラクターたちの心情を丁寧に描き出してくれているのでめちゃくちゃ感情移入できますし非常に面白いです。最終回孝之は誰を選ぶのかなど見どころ満載に進んでいくのですが、色んな葛藤などを背負いながら苦しむ孝之が本当に切なくて見ていてかなりのめり込めます。個人的に遥の健気な雰囲気がとても魅力的なのでそこに注目すると凄く泣けてきますね。

作品紹介:魔女の宅急便

〇出演声優

  • キキ/ウルスラ (cv.高山みなみ)
  • ジジ (cv.佐久間レイ)
  • コキリ (cv.信沢三恵子)
  • おソノ (cv.戸田恵子)
  • トンボ (cv.山口勝平)

〇あらすじ

角野栄子の同名児童文学シリーズを、「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」の宮崎駿監督が映画化したスタジオジブリの長編劇場アニメーション。

魔女の母コキリと人間の父オキノのもとで天真爛漫に育った13歳の女の子キキは、古くからのしきたりに従い、魔女修行の旅に出る。黒猫のジジとともに海沿いの街コリコにたどりついたキキは、パン屋のおソノに気に入られ、彼女の家の離れに住まわせてもらいながら店の手伝いをすることに。やがて、ほうきで空を飛ぶ力を使って配達屋の仕事を始めたキキは、森の中に暮らす画学生のウルスラや友だちになった少年トンボらと交流しながら、少しずつ成長していく。

声の出演はキキ役に高山みなみ(ウルスラ役も担当)、ジジ役に佐久間レイ、おソノ役に戸田恵子、トンボ役に山口勝平。ヨーロッパをモデルとした街並みを背景に少女の成長を描き、1989年公開の邦画でナンバーワンとなる大ヒットを記録した。荒井由実(現・松任谷由実)の既存の楽曲「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」が主題歌として起用され、こちらも話題となった。

映画.comより

〇感想・レビュー

子供の頃は感動はしても泣くことはなかったのですが大人になってよく見たら本当にキキの勇姿に胸が熱くなりますね。ラストにトンボを助けるためデッキブラシで飛び立つ姿に涙があふれました。こんなにも魔女宅が感動ものだったなんて改めて痛感した思いです。一番好きな場面はキキがラストシーンでジジと頬を優しく擦り寄せるところですね。冒頭のキキよりもちょっとばかり大人の女性に見えてすごく愛おしさを感じました。エンディングテーマの「優しさに包まれたなら」の曲もいい余韻を抱かせてくれるので最高ですね。ジブリの中で魔女宅が一番好きです。

作品紹介:トイストーリー

  • 放送期間
    1996年3月
  • 制作会社
    ピクサー・アニメーション・スタジオ
    ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

〇出演声優

  • アンディ (cv.市村 浩佑)
  • ウッディ (cv.唐沢 寿明)
  • シド (cv.堀 裕晶)
  • スリンキー (cv.永井 一郎)
  • バズ (cv.所 ジョージ)

〇あらすじ

人間に見られていない時、おもちゃ達は自由に話したり動いたりして生きている、そんな世界での物語。少年アンディはおもちゃで遊ぶのが大好きで、その中でもカウボーイ人形のウッディが大のお気に入り。そんなある日、アンディの誕生日に最新のおもちゃ「バズ・ライトイヤー」がプレゼントされ、その最新ギミック満載のおもちゃにアンディは虜になり、ウッディの立場が危うくなる。また、バズは自分が宇宙を守るスターコマンドのスペースレンジャーであると完全に信じているため、トラブルを巻き起こし、ウッディとバズの仲は険悪に。そんな中、ついに大きな問題が発生。はたしてウッディとバズはこの困難を乗り越え、友情を育むことができるのか!?

でいずプラス情報局より

〇感想・レビュー

トイストーリーの第1作目なのですが本当にシナリオがよくできています。ウッディとバスの成長物語でもあるのですがピンチになってそれを打開するウッディとバズの姿に胸がときめきますね。最初は喧嘩ばかりだった2人が力を合わせてアンディの後を追いかける姿にすごく感動しましたね。ちゃんと冒頭のセリフを回収してくれる展開がラストに用意されていたりと全てのピースがばっちりハマる展開になっているので誰にでもお勧めしたいです。「無限の彼方へ、さあ行くぞ」と言うバズのセリフをウッディが言っている姿にすごく感動できること間違いなしです。

作品紹介:こわれかけのオルゴール

〇出演声優

  • ケイイチロウ (cv.柿原徹也)
  • ふらわー (cv.浅野真澄)
  • シュンペイ (cv.浅沼晋太郎)
  • 法子 (cv.中尾衣里)

〇あらすじ

時は近未来

アンドロイド(ペアレンツ)が開発され、各上流家庭に置かれる中、夢を失った少年、ケイイチロウは偶然置き捨てられたペアレンツ「ふらわー」と出会う。

ケイイチロウはふらわーを家に連れて帰り、面倒を見ることになるのだが・・・。夢を失った青年、ケイイチロウはふらわーと共に歩み、自分を取り戻せるのだろうか、ふらわーはケイイチロウに何を与えてくれるのか・・・。

一夏の、淡く、切ない物語が、今始まる・・・。

公式サイトより

〇感想・レビュー

『こわれかけのオルゴール』の泣ける部分は、主人公の内面的な葛藤と過去の思い出が交錯する場面です。物語は、オルゴールを通じて過去の愛や喪失を語り、聴く者に深い感情を呼び起こします。主人公が愛する人との別れを思い出し、その影響で感じる孤独感や切なさは、非常に共感を呼ぶ要素です。特に、オルゴールの音色が流れる中で、彼が抱える苦しみや後悔が描かれる瞬間は、心に響きます。過去の思い出に縛られつつも、前に進もうとする姿勢は、観る人に希望と絶望が交錯する感情を強く感じさせます。愛する人との記憶を大切にしながらも、それが彼の心を傷つけるという矛盾した感情が、物語に深みを与えています。

作品紹介:サマータイムレンダ

〇出演声優

  • 網代慎平 (cv.花江夏樹)
  • 小舟 潮 (cv.永瀬アンナ)
  • 小舟 澪 (cv.白砂沙帆)
  • 南方ひづる (cv.日笠陽子)
  • 根津銀次郎 (cv.浦山 迅)

〇あらすじ

「潮が死んだーー。」

幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。

家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。

翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。時を同じくして、慎平はある不吉な噂を耳にする。

「自分にそっくりな”影”を見た者は死ぬ。影に殺されるー!」

さらに、潮の妹・澪が「お姉ちゃんが亡くなる3日前に影を見た」と言いだして……!?

紀淡海峡に浮かぶ夏の小さな離島で、時をかけるSFサスペンスが、今幕を開けるーー!

公式サイトより

〇感想・レビュー

『サマータイムレンダ』の泣けるところは、キャラクター同士の絆や喪失感が強く描かれている点です。特に、主人公が大切な人を守ろうと奮闘する姿勢や、仲間たちとの心のつながりが印象的です。彼らが抱える過去や感情が深く掘り下げられており、その中での苦悩や希望が共感を呼びます。特に、思い出や約束が物語の中で重要なテーマとなっており、そこから生まれる感情の揺れ動きが感動的です。キャラクターが直面する試練や選択が、彼らの成長や変化に繋がっていく過程も心に響きます。こうした要素が、作品全体に深い感動を与えています。

作品紹介:無職転生

  • 放送期間
    2021年1月~3月(第1期第1クール)
    2021年10月~12月(第1期第2クール)
    2023年7月~9月(第2期第1クール)
    2024年4月~7月(第2期第2クール)
  • 公式サイト
    https://mushokutensei.jp/
  • 制作会社
    スタジオバインド

〇出演声優

  • ルーデウス・グレイラット (cv.内山夕実)
  • 前世の男 (cv.杉田智和)
  • ロキシー・ミグルディア (cv.小原好美)
  • エリス・ボレアス・グレイラット (cv.加隈亜衣)
  • シルフィエット (cv.茅野愛衣)

〇あらすじ

「俺は、この異世界で本気だす!」34歳・童貞・無職の引きこもりニート男。両親の葬儀の日に家を追い出された瞬間、トラックに轢かれ命を落としてしまう。目覚めると、なんと剣と魔法の異世界で赤ん坊に生まれ変わっていた!ゴミクズのように生きてきた男は、少年・ルーデウスとして異世界で本気をだして生きていく事を誓うー!ルーデウスを待ち受けるのは、ロリっ子魔術師、エルフ耳のボクっ子幼馴染、凶暴ツンデレお嬢様、そのほかの様々な人間との出会い。そして過酷な冒険と戦い。新しい人生が動き出す!「人生やり直し」ファンタジー、開幕!

公式サイトより

〇感想・レビュー

『無職転生』の泣けるところは、主人公ルーデウスの成長と人間関係の描写にあります。彼が過去のトラウマを克服し、新たな家族や友人との絆を築く様子は感動的です。特に、愛する人との別れや、家族の絆が試される場面では深い感情が表現されています。ルーデウスが他者のために尽力し、仲間たちとの思い出を大切にすることで彼自身も成長していく姿が印象的です。また、彼の周囲のキャラクターたちの物語も絡み合い、共に苦しみ、喜びを分かち合うことで、絆の大切さが際立ちます。こうしたエピソードが、自己の変化や人とのつながりを強調し、視聴者に深い感動を与えます。

34歳のニートで、無職の男が家を追い出されてしまい、その後トラックにひかれてしまう。どうしようもない人生を終えた彼は、異世界へと転生してしまう。ルーデウス・グレイラットという新しい人生を手に入れ今度こそ後悔がないように生きると決めた彼の人生のお話です。後悔しないように多大なる努力をしますが、時には理不尽にもてあそばれ苦悩してしまう事もありますが、時には喜ばしい出来事を受け喜び合う。まさに人生と呼ぶべき作品です。別れの悲しさもありますが、出会いの喜びもあり、両方の意味での泣ける素晴らしい最高のおすすめのアニメとなります。

作品紹介:うしろの正面だあれ

〇出演声優

  • 中根かよ子 (cv.三輪勝恵)
  • 中根音吉 (cv.若本規夫)
  • 中根よし (cv.池田昌子)
  • 中根忠吉 (cv.海老名泰孝)

〇あらすじ

時は昭和15年。東京市本所区竪川町3丁目(現・東京都墨田区立川3丁目)に暮らす少女かよ子は、両親と祖母、3人の兄と平和な生活を送っていた。しかし日本が戦争に突入すると、かよ子は疎開のため、家族や友達と離れることになる。

やがて戦争は激しさを増し、彼女の生活する地も次第に戦禍の影響へと侵されていく。

Wikipediaより

〇感想・レビュー

海老名香葉子さんの実体験をもとに描かれた児童書を劇場アニメ化した作品で、第二次世界大戦によって家族から引き離されてしまった8歳の少女・かよちゃんの物語。昭和15年、東京の下町に祖母と両親、4人の兄弟と共に暮らすかよちゃんは明るく愛嬌のある女の子です。家族の愛情を受けながら平和に暮らすかよちゃんの日常は戦争によって壊されてしまいます…。戦前の日常描写が温かみに溢れていて、その後の凄惨さが際立ちます。特に東京大空襲の夜、かよちゃんが空に向かって家族の無事を願うシーンは涙なしには見れません。また、声優さんの演技が素晴らしく、母親役で池田昌子さんを超える声優さんは私のなかでは生涯現れないと思います。

作品紹介:東京マグニチュード8.0

〇出演声優

  • 小野沢未来 (cv.花村怜美)
  • 小野沢悠貴 (cv.小林由美子)
  • 日下部真理 (cv.甲斐田裕子)

〇あらすじ

夏休みに入ったばかりのお台場。中学1年生の未来は、弟の悠貴に付き合わされロボット展を見に来ていた。はしゃぐ弟を横目に、反抗期真っ盛りの未来は退屈そうにケータイをいじっている。「毎日毎日ヤなことばっかり・・・。いっそのこと、こんな世界、壊れちゃえばいいのに」そう思った瞬間、突然地面が激しく揺れた。東京を襲った、マグニチュード8.0の海溝型大地震。連絡橋は崩れ落ち、東京タワーは倒壊―。一瞬にしてすべてが変わった東京。未来は悠貴の手をひき、お台場で出会ったバイク便ライダー・真理の力を借りながら世田谷にある自宅へ向かう。果たして3人は無事に家に帰ることができるのか―。

dアニメストアより

〇感想・レビュー

中学生の小野沢未来と小学生の弟・悠貴は夏休み初日、悠貴の要望でお台場のロボット展を訪れていた。喜ぶ悠貴とは対照的に、お守りを任され苛立つ未来。そんな中、突然東京が大地震に見舞われ、運良く生き延びた2人はシングルマザー・日下部真理に付き添われ、家路に付きます。姉の未来は良くも悪くも等身大の女の子。思春期らしく、あらゆる物事に対して常に不満を募らせています。災害に遭い、幼い弟を抱えながら危険な道を進む不安は想像するに容易いですが、悠貴を冷たくあしらう未来を初めは好きになれませんでした。そんな彼女が道中様々な出来事を通じて成長していく姿は見ていて感慨深いです。ひたむきな2人の姉弟…結末はなんとなく想像できるものの、ハッピーエンドを願わずにはいられません。

作品紹介:ぼくらの

〇出演声優

  • ウシロ(宇白順) (cv.皆川純子)
  • カナ(宇白可奈) (cv.阿澄佳奈)
  • カンジ(吉川寛治) (cv.野島健児)
  • マチ(町洋子) (cv.三瓶由布子)
  • アンコ(往住愛子) (cv.牧野由依)

〇あらすじ

「終焉」アニメ版で迎えるもうひとつの結末。

夏休み――自然学校にやってきた15人の少年少女。そこで、小学生の宇白可奈を除く14人の中学1年生は、ココペリと名乗る謎の人物と突然、契約を結ぶ。

その契約は戦いに負けたり、勝負がつかず48時間経過すると、地球は破壊され、全人類のみならず地上の全生物が死滅する。操縦者は、事前に契約した者の中から選ばれた1名がなる。操縦は一人で行い、勝手に変更する事は許されない。ロボットは人の生命力で動く。一戦闘する代わりに、操縦者の命を奪う。

世界の滅亡か ぼくらの死か。

公式サイトより

〇感想・レビュー

普通の中学生たち15人が自然学校に来ていた。そこでココペリという謎の男に出会うところから物語が始まります。大まかなところですが、自分たちが住んでる地球を守るために大きなロボットに乗り迫りくる敵を倒していきます。敵と対戦して敗北した場合その時 のパイロットは死んでしまいます。一人ずつが順にロボットのパイロットとして選出されるのですが、選出されたものは対戦前夜に呪い?〈模様〉みたいなものがあらわれ、そこで自分が選出されたことを知ります。この話の泣きポイントはそこだと思っています。すべてを覚悟して無口ながら最後まで戦いぬく子もいれば、戦う直前まで死にたくなくて泣いて現実を受け入れることができない子もいます。中には恋愛関係にいる2人もいてそこのやり取りは当時の好きな人もいたので感情移入してすごく泣いてしまいました。

作品紹介:坂道のアポロン

〇出演声優

  • 西見 薫 (cv.木村良平)
  • 川渕千太郎 (cv.細谷佳正)
  • 迎 律子 (cv.南里侑香)
  • 深堀百合香 (cv.遠藤 綾)
  • 桂木淳一 (cv.諏訪部順一)

〇あらすじ

1966年初夏。

高校一年生の西見薫は、父親の仕事の都合で横須賀からひとり、親戚のいる九州へ引っ越してきた。 それまで優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、“札付きのワル”と恐れられる破天荒なクラスメイト・川渕千太郎との出会いが彼を変えていく。

千太郎を通じて知ったジャズの魅力、そして初めての「友達」と呼べる存在。仲間と奏でる音楽がこんなにも楽しいなんて!

千太郎の幼なじみで心優しいレコード屋の娘・律子、ミステリアスな上級生・百合香、憧れの兄貴分、淳兄…。アメリカの文化漂う海辺の街を舞台に、友情・恋心・音楽がまぶしく交錯する青春群像劇!

公式サイトより

〇感想・レビュー

神経質で友達が少ないタイプの西見薫、バンカラ気質の千太郎がメインの登場人物。自分は性格が薫に似ていると感じていましたので、教室でのなじめず、お気に入りの場所が屋上でというのはすごく共感して見入っていきました。そして屋上にいるときに千太郎がふとやってくるところから物語は始まります。その二人は正反対の性格をしておりうまくいかないところもあるのですが、薫がピアノ、千太郎がドラムでセッションをする。話をしてなくても音楽で熱い気持ちをぶつけ合うことによって分かり合っていく二人。特に薫が心をひらいていくところに感動していました。

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